中古マンションリフォームと駐車場漏水:原因究明と費用請求、そして近隣への対応

駐車場への漏水の原因が引越し時のリフォームである可能性が高くなってきました。 3年ほど前に中古マンションを購入した際、リフォームを不動産屋が連れてきた業者にお願いしました。 購入した部屋は2階部分で、真下にあたる1階部分は車3台が入る駐車場です。 先日、マンションの住民の方(車の持ち主ではありません)から「駐車場へ水が漏れていますよ」と教えられ、マンションの管理会社から業者が来て調査しました。 漏水は月に1度くらい小さな水溜りが出来るくらい、普段は天井部分がうっすら濡れている程度です。 部屋への漏水がなかったため、配管からもれているのではないかとキッチンの壁に穴を開けたり(配管を確認する穴がなかったため「協力」を依頼されました)しましたが、配管ではないとのことでした。 さらにトイレのタンクや便座をすべて取り払い、床の一部を壊して確認した結果、トイレ便座を設置する際のパッキンがねじれていたことが漏水の原因ではないかと言われ、ねじれを直し、現在様子を見ています。 リフォームの際、トイレは壁と床のクロスを張り替えてもらっただけなのですが、便座の下に設置されているパッキンがねじれる可能性はあるのでしょうか? また、それが原因であれば、リフォーム業者に調査費用含め請求することは可能でしょうか? なお、駐車場を利用している方(実質的被害は車が濡れた)2軒にお詫びに伺いたいと思っていますが、手土産はどうすればよいでしょうか? 何をいくらくらい、と教えていただければ助かります。補足床のクッションフロアーには「つなぎ目」がありました。 駐車場の天井を壊すのは大変なため、台所の復元費用は管理会社が持つと一筆貰っていますが、リフォームが原因ではないか?と言う言い方をされ、驚いています。 前回台所側から見たときは横管(専有部分)が濡れていたそうですが、今回トイレ側から見たところ乾いていたそうです。 トイレのクッションフロアの下の板は少し湿っており、点々と黒いカビが生えていました。

漏水原因の可能性とリフォーム業者の責任

3年前にリフォームされた中古マンションで発生した駐車場への漏水について、その原因がリフォーム作業にある可能性が高いとのこと、ご心配ですね。 漏水箇所がトイレのパッキンと特定されたとのことですが、リフォーム時にパッキンがねじれていた可能性は十分あります。 特に、クッションフロアのつなぎ目がある場合、床の水平が完璧でなかったり、施工時の不注意でパッキンがねじれる可能性があります。 また、リフォーム業者が適切な施工を行わなかった場合、責任を問うことができます。

リフォーム業者の責任を問うためには、以下の点を明確にする必要があります。

  • リフォーム契約書の内容:契約書に漏水に関する保証や責任の範囲が記載されているかを確認しましょう。 もし、施工不良による漏水の場合、修理費用だけでなく、調査費用も請求できる可能性があります。
  • リフォーム業者の施工状況:リフォーム業者が適切な施工を行ったかどうかを証明する必要があります。 写真や動画などの証拠があれば有利です。 もし、そのような記録がない場合は、専門家の意見を聞きましょう。
  • 漏水とリフォームの因果関係:漏水とリフォームとの因果関係を明確にする必要があります。 専門業者による調査報告書があれば、強い証拠となります。

漏水は、マンション全体の共有部分に影響を与える重大な問題です。 管理会社がリフォーム業者の責任を問うことも可能です。 まずは、管理会社と連携し、リフォーム業者に状況を説明し、責任の所在を明確にすることが重要です。 弁護士に相談することも検討しましょう。

調査費用と修理費用の請求について

調査費用と修理費用をリフォーム業者に請求できるかどうかは、契約内容や漏水原因の明確さによって異なります。 契約書に明記されている保証期間内であれば、請求できる可能性が高いです。 しかし、保証期間外であっても、施工不良が原因であれば、請求できる可能性があります。 専門家(弁護士または建築士)に相談し、状況を説明して、請求の可能性や方法についてアドバイスを受けることをお勧めします。

近隣への対応と手土産

駐車場を利用されているお隣の方々への謝罪は非常に重要です。 直接お詫びに伺うのは誠意が伝わる良い方法です。 手土産は、状況を鑑みて、以下のようなものを検討してみてはいかがでしょうか。

  • 高級感があり、日持ちするお菓子:5,000円程度の焼き菓子や洋菓子の詰め合わせなど。
  • 実用的な物:高品質な洗車用品セット(3,000円~5,000円程度)なども良いでしょう。 車の汚れが気になるというお気持ちも伝わるでしょう。
  • 近隣住民への配慮:ご近所づきあいとして、少し高価な商品を選ぶことで、誠意が伝わるでしょう。 金額は、お住まいの地域やマンションの雰囲気によって調整してください。

お詫びの言葉とともに、今後の漏水対策についても説明することで、より信頼関係を築けるでしょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、今回の漏水は、リフォーム時の施工不良の可能性が高いです。 特に、トイレ便座のパッキンがねじれていたという点は、施工の不備を強く示唆しています。 クッションフロアのつなぎ目も、床の水平不良や施工ミスによる隙間を招いた可能性があります。 これらの点を明確にするために、専門業者による詳細な調査と報告書の作成が重要です。 報告書には、漏水原因、リフォームとの因果関係、修理費用などが明確に記載されるべきです。

まとめ:具体的な行動ステップ

1. **リフォーム契約書を確認する:**保証内容や責任範囲を確認しましょう。
2. **専門家(弁護士または建築士)に相談する:**法的措置や請求方法についてアドバイスを受けましょう。
3. **管理会社と連携する:**リフォーム業者への対応について相談し、協力体制を築きましょう。
4. **近隣住民に謝罪する:**誠意ある対応を心がけ、手土産を用意しましょう。
5. **漏水対策を講じる:**再発防止策を検討し、管理会社と協力して実施しましょう。

今回のケースは、リフォーム業者とのトラブルに発展する可能性があります。 冷静に状況を把握し、適切な対応を取ることで、問題を解決できるよう努めましょう。

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