中古マンションへのエアコン増設と専用回路工事について

エアコンのコンセント(現在通電していません)について 専用回路をつけるにはどうしたらよろしいでしょうか? – – 他の質問も参照しましたが、良くわからなかったので質問させてください。 子供部屋にエアコンの増設を考えております。 エアコン用と思われる高さにコンセントがありますが、電気が通っていません。 状況を箇条書きにします。 ・中古の分譲マンション(4KDL) ・ 現在エアコン三台設置(居間、部屋1、部屋2) ・ 部屋3と部屋4に160cmの高さに通常の[II]コンセントがあるが通電していない。 (コンセントを外すと、電線は付いている) ・ 分電盤には壁穴から4本電線のみ出ているものがある。(束ねてある) (おそらく通電していないコンセントのものと思われるのですが…) ・ 分電盤の子ブレーカー(専用回路)は8つで空きスペースがない (1~3は電灯、4は電子レンジ、5は洗濯機、6~8はエアコンに使用) ・子ブレーカーは1~5には110V、7、6は110/220V、8は単三200Vと記載 ・ 契約は50A 壁から出ている電線がコンセントにつながっているとした場合、 現在専用回路の空きスペースがないため、 分電盤を取りかえる必要があるのでしょうか? もしくは子ブレーカーを増設する方法などありますか? またその場合、幾らくらいの費用がかかるのでしょうか? 電気屋さんに依頼します。 (コンセントの追加、分電盤までの配線は必要ないとして。) 今回のコンセントは長い間、使用したことがなかったので、 電気が通っていないことは気がつきませんでした(汗)。

中古マンションへのエアコン増設:専用回路の確保方法

中古マンションにエアコンを増設する場合、既存のコンセントが使用できない状況では、専用回路の確保が不可欠です。質問者様の場合、分電盤に空きがないため、分電盤交換またはブレーカー増設が必要となります。どちらの方法が最適かは、電気工事士による現場調査が必要です。

1. 分電盤交換

現状の分電盤が満杯で、かつ、増設スペースがない場合は、分電盤自体を交換する必要があります。 これは、より容量の大きい分電盤に交換することで、新たなエアコン用回路を確保する方法です。 分電盤交換は、比較的大きな工事となり、費用も高額になる可能性があります。 また、交換に伴い、既存の配線工事の見直しや、場合によっては配線の増設が必要になるケースもあります。

2. ブレーカー増設

分電盤にわずかな空きスペースがある場合、または分電盤の容量に余裕がある場合は、ブレーカーを増設する方法が考えられます。この方法は、分電盤交換に比べて費用を抑えられる可能性があります。しかし、分電盤の構造によっては、増設が不可能な場合もあります。 また、増設できるブレーカーの数にも限りがあります。

3. 費用について

工事費用は、以下の要素によって大きく変動します。

  • 分電盤交換またはブレーカー増設の工事内容:交換が必要か、増設だけで済むかによって費用が大きく変わります。交換の場合は、分電盤のサイズや種類、配線工事の難易度によって費用が変動します。
  • 電気工事士の料金:工事を行う電気工事士の料金体系は業者によって異なります。相見積もりを取ることで、より適切な価格で工事を行うことができます。
  • 材料費:分電盤、ブレーカー、配線材料などの費用も含まれます。使用する材料の品質によって費用が変動します。
  • 出張費:電気工事士の出張費用も必要となる場合があります。

一般的に、分電盤交換は10万円〜20万円程度、ブレーカー増設は数万円〜10万円程度とされていますが、これはあくまで目安です。正確な費用を知るためには、複数の電気工事業者に現地調査と見積もりを依頼することが重要です。

エアコン増設工事の手順と注意点

エアコン増設工事は、専門知識と技術が必要な作業です。安全に、そして正しく行うためには、以下の手順と注意点を理解しておきましょう。

1. 電気工事士への依頼

エアコン増設工事は、必ず資格を持った電気工事士に依頼しましょう。 無資格者による工事は、感電や火災などの危険性が高いため、絶対に避けてください。

2. 現地調査と見積もり

複数の電気工事業者に現地調査と見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。 見積もりには、工事内容、材料費、工期、保証内容などが明確に記載されていることを確認しましょう。

3. 工事日の調整

工事の日程を調整し、当日は工事担当者と十分に打ち合わせを行いましょう。 工事中は、作業場所の安全確保に協力することが大切です。

4. 工事完了後の確認

工事が完了したら、動作確認をしっかり行いましょう。 エアコンが正常に動作し、コンセントから安全に電気が供給されていることを確認してください。 また、工事内容に不備がないか、領収書や保証書をきちんと受け取りましょう。

専門家の視点:安全第一の工事

電気工事は、専門知識と技術が不可欠です。 誤った施工は、感電事故や火災事故につながる危険性があります。 必ず、信頼できる資格を持った電気工事士に依頼し、安全第一で工事を行うようにしましょう。 また、工事前には、契約内容や工事手順について、担当者と十分に話し合うことが重要です。 不明な点があれば、遠慮なく質問し、納得した上で工事契約を結びましょう。

まとめ

中古マンションへのエアコン増設は、分電盤の状況によって、分電盤交換またはブレーカー増設が必要となる場合があります。 費用や工事内容については、複数の電気工事業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。 安全な工事を行うためにも、必ず資格を持った電気工事士に依頼しましょう。 今回の工事を通して、ご自宅の電気設備の安全性を再確認する良い機会にしてください。

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