中古マンションのリビング暖房:灯油ファンヒーター vs. ガスファンヒーター、賢い選択とは?

こんにちは。この度中古マンションを購入しました。築23年、8階最上階です。リビングダイニングは南向き15帖です。 大きめの掃き出し窓がふたつ、ペアガラスではないです。今まで賃貸住まいで、普通サイズ?の灯油のファンヒーター を、長年使用しています。新居のリビングダイニングにガスの口があり、ガスファンヒーターはどうなのだろうと思いました。ガスは都市ガスです。リビングダイニング用に大きなサイズの灯油ファンヒーターの購入をと考えておりましたが、ガスファンヒーターが急遽浮上してきました。今年は、灯油18L1700円ほど(愛知県在住です)月に3回ほど買いに行きます。今使っている灯油ファンヒーターは寝室で使うつもりなので、灯油の購入は今後も続けることになります。台車購入予定です。私は午後からの仕事なので、リビングダイニングでの使用時間は10時間ほどです。これまでガスファンヒーターを使ったことがないので、暖かさなどもわかりません。調べてみると、ランニングコストは灯油には敵わないとよく見ます。ですが、大幅に変わらないのであればガスファンヒーターの購入も検討しています。大幅な差があるようなら、手間や臭いはあまり気にせず灯油のままでと思っています。本当は悩まずにガスをつけられれば、楽でいいなと思っています。下手な文章で申し訳ありませんが、アドバイス頂けると助かります。

中古マンションの暖房選び:灯油とガスの比較

築23年のマンション、南向き15帖のリビングダイニングに最適な暖房器具選びは、ランニングコスト、利便性、快適性を総合的に考慮する必要があります。灯油ファンヒーターとガスファンヒーター、それぞれの特徴を比較し、ご家庭に最適な選択肢を見つけましょう。

ランニングコストの比較:灯油ファンヒーター vs. ガスファンヒーター

灯油とガスのランニングコスト比較は、使用する機器の効率、燃料価格、使用時間によって大きく変動します。 単純に「灯油の方が安い」とは一概に言えません。

灯油ファンヒーターのランニングコスト

* **燃料費:** 18L 1700円、月に3回購入で、月額5100円。 これはあくまで現状の消費量に基づいた試算です。 新しい大型ファンヒーターを使用した場合、消費量は増加する可能性があります。
* **その他費用:** 灯油の運搬、保管にかかる手間、そして台車の購入費用も考慮が必要です。

ガスファンヒーターのランニングコスト

* **ガス料金:** 都市ガスの料金は地域や使用量によって大きく異なります。 ガス会社のホームページで、お住まいの地域の料金プランを確認し、使用量を予測して計算する必要があります。 ガスファンヒーターの消費量は機種によって異なるため、購入前に仕様をよく確認しましょう。
* **その他費用:** 初期費用としてガスファンヒーターの購入費用が発生します。

コスト比較のポイント

* **使用時間:** 10時間という長時間使用を考えると、燃料費の差は大きくなります。 正確なコスト比較には、各機器の消費効率(kW)と、お住まいの地域の燃料価格を基に計算する必要があります。
* **機器の効率:** 高効率の機器を選ぶことで、ランニングコストを抑えることができます。 省エネ性能を示す指標(例えば、ガスファンヒーターの「暖房能力」や「消費電力」)を比較検討しましょう。
* **ペアガラスの有無:** ペアガラスでない窓は熱の逃げが大きいため、暖房効率に影響します。 カーテンや窓の断熱対策を強化することで、ランニングコストを削減できます。

利便性と快適性の比較

ランニングコストだけでなく、利便性と快適性も重要な検討事項です。

灯油ファンヒーターの利便性と快適性

* **利便性:** 灯油の購入、運搬、保管の手間がかかります。 臭いも気になる点です。
* **快適性:** 暖まり方は早く、パワフルな暖房が可能です。 しかし、燃焼時の臭いや、給油の手間、タンクの場所などを考慮する必要があります。

ガスファンヒーターの利便性と快適性

* **利便性:** 給油の手間がなく、常に安定した暖房が可能です。 臭いもほとんどありません。
* **快適性:** 灯油ファンヒーターに比べて暖まるのに時間がかかる場合がありますが、安定した暖かさを持続できます。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、築23年のマンションでペアガラスでない窓の場合、熱の逃げが大きいため、高効率な暖房機器を選ぶことが重要です。 ガスファンヒーターは、灯油ファンヒーターに比べて、比較的安定した暖房を提供し、空気を汚染しにくいというメリットがあります。 ただし、ガス料金が高騰している地域では、ランニングコストを綿密に計算する必要があります。

具体的なアドバイス

1. **ガス料金のシミュレーション:** お住まいの地域のガス会社に問い合わせ、想定される使用量に基づいたガス料金のシミュレーションを依頼しましょう。
2. **機器の比較検討:** 複数のメーカーのガスファンヒーターと灯油ファンヒーターの仕様書を比較し、暖房能力、消費電力、省エネ性能などを確認しましょう。 消費電力だけでなく、暖房能力(kW)に着目し、部屋の広さに合った適切な能力のものを選びましょう。
3. **断熱対策:** カーテン、窓の断熱フィルムなどを活用し、窓からの熱の逃げを最小限に抑えましょう。
4. **エアコンとの併用:** 夏前にエアコンの導入を検討されているとのことですが、エアコンと併用することで、暖房コストをさらに削減できます。 エアコンは、広いリビングダイニング全体を効率的に暖めるのに適しています。 ガスファンヒーターは、エアコンだけでは足りない部分、例えば、朝方など、エアコンを稼働させる前に素早く暖まりたい時などに活用できます。

まとめ

灯油ファンヒーターとガスファンヒーター、どちらを選ぶかは、ランニングコスト、利便性、快適性、そして初期費用などを総合的に判断する必要があります。 正確なコスト比較を行うため、ガス料金のシミュレーションを行い、機器の仕様を比較検討し、ご自身のライフスタイルに最適な暖房器具を選びましょう。

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