中古マンションのリビング床リフォーム:30帖吹き抜けの寒さ対策と費用対効果

中古の分譲マンションを購入しました。玄関から、見るからに床(フローリング?)が波打っており、購入後は床をリフォームしよう、と思っていました。リビングが30帖で吹き抜け、さらに雪国のため、寒さを心配した私の親が費用を持つからと床暖房も検討していました。使用したいフローリングも決めていたのですが、聞くと、現在の床 2.5mm 私が使用したいフローリング 14mm さらに、現在は直下がコンクリートだとかで床暖房の際は配線配管スペースを設けると50mmほど上げなければいけないとのことでした。しかしバリアフリーになっているため、その際はリビングのみならず他の部屋やトイレ、キッチン、窓、ドア等全てを合わせるために大工事になると言われました。金銭的にもそうですが、消費税増税前の効果で業者さんが忙しく、工事が大きければ大きいほど日程を確保できるのが先に伸びるそうで、引越しの目処もつけられません。そこで、いろんな所に相談し、いくつかの案をいただきました。① 既存の床と同じ2.5mm程のフローリング?に張替える。床の波打ちは解決できますが、またいずれ波打つのではないか心配です。が、見た目は1番張替えたかったものに近いものが見つかりますかね。安っぽさは拭えませんかね。写真は素敵だし、サンプルは安っぽく感じ、よくわかりませんでした。② Pタイルに張替える。建築に関して全く知識がないもので、今回初めて聞いたのですが、厚さも3mm程だし硬質のタイルなので波打ちの心配は払拭できるのではないか、と言われました。Pタイルにもフローリング調のものがあるのですか?写真では見たのですが正方形でなく理解できていません。ちょっと屋内感が薄いですがテラコッタ調のものも素敵だなと思いました。③ 波打ちは見た目の問題なのであきらめて、二重窓?二重サッシ?等の寒さ対策にお金をかける。私は主婦ですが、手入れに関してかなりズボラなので、無垢材のような大切にしてこそ活きてくる建材は初めから頭にありませんでした。年に2回程のワックスなら大丈夫です。ちなみに、好みとしては元々張替えたかったフローリングは朝日ウッドテック ネダレス145ニューフォルテ HLPW0002L4 ダークウォルナット http://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/nedares145/index.html でした。最初は、明るい部屋にしたい、と白っぽい床を考えていましたが、施工例の写真をたくさん見ていると、白いクロスには暗めの床の方がメリハリが感じられて好きだったため途中からは暗めの床に絞って探していました。見た目や劣化のスピード、修復のし易さ、寒さ、などいろんな条件でどの案がいいか、また他の案等何でも教えてくださいますと幸いです。何にも知識がなく、またお忙しいのでしょうが尽く業者さんがあまり親切でなく、どうしたらいいのか行き詰まっています。どうぞよろしくお願いいたします。

中古マンション床リフォームの選択肢と課題

30帖の吹き抜けリビングのある中古マンション、しかも雪国という環境下での床リフォームは、快適性と費用、そして工期を考慮する必要があり、複雑な問題です。 現状の床の波打ち、床暖房導入の検討、バリアフリーへの配慮、そして業者とのコミュニケーションの難しさなど、多くの課題を抱えていることが分かります。 ご希望の朝日ウッドテック ネダレス145ニューフォルテ ダークウォルナットのような、高級感のある仕上がりを望みながらも、現実的な予算や工期とのバランスを取ることが重要です。

リフォーム案のメリット・デメリットを徹底検証

提示された3つのリフォーム案について、それぞれメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

案① 既存床と同程度の厚さのフローリング張替え

* メリット:比較的安価で工期が短い。既存の床材に近い雰囲気を再現できる可能性がある。
* デメリット:波打ちの根本原因が解決されないため、再発の可能性が高い。安価な材料を使用すると、安っぽく見える可能性がある。

専門家の視点:既存の床の波打ちの原因を特定することが重要です。下地の問題(湿気、不適切な施工など)が原因であれば、表面だけの張替えでは根本的な解決にはなりません。下地処理をしっかり行わないと、再び波打つ可能性が高いです。

案② Pタイル張替え

* メリット:硬質で耐久性が高く、波打ちにくい。比較的安価で、デザインのバリエーションも豊富(フローリング調、テラコッタ調など)。
* デメリット:無機質な印象になりやすい。床暖房との相性が必ずしも良いとは限らない(メーカーや種類による)。

専門家の視点:Pタイルは、水回りや商業施設などでも使用されるほど耐久性が高い素材です。しかし、フローリングのような自然な質感とは異なるため、好みが分かれるでしょう。床暖房との相性は、Pタイルの種類や床暖房システムによって異なりますので、事前に確認が必要です。

案③ 波打ちを無視し、断熱対策に重点

* メリット:費用を抑えられ、工期も短縮できる。床暖房導入の必要性が低減する。
* デメリット:波打ちは解消されない。床暖房の快適性を得られない。

専門家の視点:雪国での断熱対策は非常に重要です。二重窓(二重サッシ)は効果的な対策ですが、既存の窓枠の状態によっては、追加工事が必要になる場合があります。床暖房と比較して、どの程度の費用と効果が期待できるかを比較検討する必要があります。

最適なリフォーム案と追加提案

現状の状況とご希望から、いくつかの提案をさせていただきます。

提案1:部分的な床補修+高性能断熱材+上張りフローリング

リビングの波打ちが激しい部分のみを部分的に補修し、その上に高性能の断熱材を敷設します。その後、ご希望の朝日ウッドテック ネダレス145ニューフォルテを上張りします。

* メリット:ご希望のフローリングを実現しつつ、断熱性を向上させ、波打ちを軽減できる可能性が高い。
* デメリット:部分的な補修となるため、完全にフラットにならない可能性がある。

提案2:既存床の上張り+床暖房パネル

既存の床の上に、厚さ数mmの合板などを敷き、その上に床暖房パネルを設置し、最後に薄いフローリングを張る方法です。

* メリット:既存の床を活かすため、工期と費用を抑えられる。床暖房も導入可能。
* デメリット:床の高さが若干上がるため、ドアなどの調整が必要になる可能性がある。

提案3:Pタイル+床暖房

Pタイルの優れた耐久性と床暖房の快適性を両立させる方法です。

* メリット:波打ちの心配がなく、床暖房の導入も可能。
* デメリット:フローリングのような自然な風合いではない。

業者選びと見積りの取り方

複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。見積もりには、以下の項目が含まれているかを確認しましょう。

  • 材料費
  • 施工費
  • 処分費
  • その他諸費用(設計費など)

また、業者の対応や説明の分かりやすさなども考慮し、信頼できる業者を選びましょう。

まとめ:費用と工期、快適性をバランスよく

30帖吹き抜けのリビングリフォームは、大規模な工事となるため、費用と工期、そして快適性を総合的に考慮する必要があります。 ご自身のライフスタイルや予算、そして業者とのコミュニケーションを大切にし、最適なリフォームプランを選択しましょう。 複数の案を比較検討し、専門家のアドバイスを参考にしながら、納得のいくリフォームを実現してください。

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