両親と同居のための増築費用とプラン:快適な空間を実現するためのガイド

両親と同居をすることになりそうです。 そこで私の希望をしている増築に関して、大まかな予算をおしえてください。 玄関の裏側にあたる前の家との境界にある庭の南側の角のスペースを使って、2室の増築を検討しています。 現在の家は、木造2階建て枠組壁工法です。 ●現リビング出窓前の約幅3メートル50センチ(前の家に向かって)×3メートル40センチ、高さ3.5メートル(リビングの窓枠の高さにあわせた状態)を使いロフト付き洋室 ●現リビングの窓の大きさ同様約2メートル50センチ幅で、ロフト付きの部屋へ繋がる洋室 ※検査済証での建築協定区域の建蔽率は50パーセントとなっており、町内規定では隣家との間隔を1メートル開けることが決まっています。 ※庭自体は横に長いタイプで、増築を考えている2部屋の横には幅3メートル50センチ×6メートル程度の長さの庭が残ります。 内装希望としては・・・ ●ロフトへ上がるのは収納付き階段で、ロフトには日の光や風を取り込める窓の設置 ●現リビング前の部屋は現リビングに日の光が差し込むような作りを希望(例えば庭に面している部分は一面ガラス張りで、向かいの家に面している部分の上前面はガラス張りだが下の部分に備え付けの収納スペースを確保、但しガラスには防犯や断木を考え、雨戸をつけるか二重サッシにしたい ●ロフト付きの部屋ですが現リビングの出窓の前に作りたいと考えているため、その出窓から現リビングに日の光を取り込みたい ●増築2室の一部をベランダとして利用 ●前の家との幅がそれほどありませんので6畳分の確保ができるかどうかではありますが、できるだけ部屋を広く使いたいと思いますので、設置家具を置くのは最小限にし備え付け収納スペースを充実させたい ●現リビングに日の光が入りにくくなるということであれば、現リビング窓の前は部屋ではなく「ガーデンルームまたルームテラスやコンサバトリーでロフト付きの部屋と繋ぐ」、または「単独でロフト付きの家を増設する」という方法も考えていますが、その場合は多少家の大きさを大きくしても構わないので、ロフト付きの家にはミニキッチンとトイレを設置したい。 このような簡単な説明で申し訳ございませんが、おおよそいくらぐらいかかるか教えてください。 また、「ガーデンルームまたルームテラスやコンサバトリーとロフト付きの部屋」「ロフト付きの家」のパターンも教えてください。 どうぞ宜しくお願いします。補足すいません、訂正です。 自宅から前の家の境界線までの距離は、3メートルではなく「3メートル50センチ」に訂正してください。

増築費用のおおよその見積もりとプラン

ご両親と同居のための増築、素敵な計画ですね。ご希望のロフト付き2室の増築は、快適な空間を実現する素晴らしいアイデアです。しかし、正確な費用は設計図や仕様、使用する資材によって大きく変動します。そのため、ここでは大まかな見積もりと、いくつかのプランを提案させていただきます。

増築費用:概算

木造2階建ての増築の場合、坪単価は地域や工法、仕様によって異なりますが、60万円~100万円/坪が目安です。 ご希望の増築面積は、約10坪~12坪と想定されます。 そのため、建築費用だけで600万円~1200万円程度を見積もる必要があります。

この金額には以下の費用が含まれます。

  • 設計費用:設計事務所への依頼費用
  • 建築費用:基礎工事、躯体工事、内装工事など
  • 諸費用:申請費用、地鎮祭費用、水道光熱工事費用など

しかし、これはあくまで大まかな目安です。 以下のような要素が費用に影響を与えます。

  • 使用する建材:高価な木材や断熱材を使用する場合は費用が高くなります。
  • 内装仕上げ:高級感のある素材を使用する場合は費用が高くなります。
  • 設備機器:高機能な設備機器を選ぶ場合は費用が高くなります。
  • ロフトの構造:複雑な構造のロフトは費用が高くなります。
  • 窓の種類:防犯性や断熱性に優れた窓は費用が高くなります。
  • ベランダの設置:ベランダの広さや材質によって費用が変わります。
  • 収納スペース:造り付け収納の規模や材質によって費用が変わります。

さらに、解体費用外構工事費用なども必要となる場合があります。 正確な費用を知るためには、複数の建築会社に相談し、見積もりを取ることが重要です。

プランA:現リビング隣接の2室増築

ご希望のロフト付き2室を、現在のリビング隣接に増築するプランです。 リビングへの採光を確保するため、一面ガラス張りの壁を採用し、下部には収納スペースを設けることで、防犯性と収納力を両立できます。二重サッシや雨戸の設置も検討しましょう。 ロフトへのアクセスは収納付き階段とし、ロフトにも窓を設置して通風と採光を確保します。 ベランダの一部を設けることで、開放的な空間も実現できます。

このプランでは、建蔽率や隣家との距離を遵守しつつ、最大限の空間を確保することが重要です。 専門の建築士と綿密に打ち合わせを行い、最適な設計図を作成しましょう。

プランB:ガーデンルーム/ルームテラス/コンサバトリー併設

リビングへの採光を最大限に確保し、かつ、プライバシーも確保したい場合は、リビング前にガーデンルーム、ルームテラス、またはコンサバトリーを設けるプランがおすすめです。 この空間は、ロフト付きの部屋と繋ぎ、リビングと一体的な空間として活用できます。 開放感があり、植物を飾るなど、癒やしの空間としても最適です。

このプランでは、既存のリビングに大きな影響を与えることなく、増築を行うことができます。 ただし、ガーデンルームなどの費用が追加で発生します。

プランC:独立型ロフト付き増築

リビングへの採光への影響を最小限に抑えたい、またはより広々とした空間を確保したい場合は、独立型のロフト付き住宅を増築するプランを検討しましょう。 このプランでは、ミニキッチンとトイレを設けることで、より独立性が高まり、ゲストルームとしても活用できます。 ただし、建築面積が大きくなるため、費用も高額になります。 また、建築基準法や地域の条例を遵守する必要があります。

専門家の視点:建築士との連携

増築計画を進める際には、一級建築士などの専門家の協力を得ることが不可欠です。 彼らは、建築基準法や地域の条例、構造上の問題点などを考慮した上で、最適な設計図を作成してくれます。 また、予算や工期についても、現実的なアドバイスをしてくれます。 複数の建築士に相談し、それぞれの提案を比較検討することで、より良いプランを選択できます。

まとめ

両親と同居のための増築は、費用やプランを慎重に検討する必要があります。 本記事で提示した見積もりはあくまで目安であり、正確な費用は専門家との相談が必要です。 複数のプランを比較検討し、ご家族のニーズに最適なプランを選択しましょう。 快適で、そして、ご家族みんなが幸せに暮らせる空間を実現するため、専門家としっかり連携して計画を進めてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)