不動産広告における畳数の表記に関する疑問と解決策

不動産広告などにおける帖(畳)数の表示について。物件をあちこち見ていて、あまりにも表記がアバウトな気がしたのでお聞きします。不動産広告などにおいて、部屋の大きさの表記がフローリングやカーペットの洋室の場合においても、例えば、6J、6帖、6畳、などと表記されています。うっかりすれば何平米だとか書いてないことのほうが多いかもしれません。で、その部屋の大きさがあまりにもバラバラなのです。これが、畳敷の部屋であれば畳の大きさが大小あるからというなら、小さい畳6枚でも、大きな畳6枚であってもすべて6帖だと納得しましょう、あえて。あるいは関西と東京で大きさが違うというなら地域差とかこれまでの慣習ということで、江戸間か、京間か、とかいうことでこれも納得しましょう。また3.3平米÷2を柱芯でとって計算してる、というのでも納得しましょう。カベの厚みによって部屋の内寸とかけっこう違ってくるでしょうから。もちろんそこから派生して木造か鉄筋造なのかによっても違ってきたとしても、それならいいです。でなければ、団地サイズです、とでも理由がつくならばそれでも納得しちゃっていいんです。でも、どう考えても、同じ地域内の物件でも部屋によってサイズがどう計算しても、なんだか合点いかないってことがあまりにも多すぎるんです。それこそ8帖くらいの大きさの6帖や、逆に4帖くらいしかないような6帖が、平気でころがっていたりするんで悩んでしまうんです。不動産広告において部屋を帖数表記するときには、1帖あたりを約ナン平米として計算して表記する、とかあるいは逆に、ナン平米〜ナン平米くらいあれば6帖として案配して表記する、というような、いちおうの基準とかどこかにとりあえずは、あるのでしょうか?そして、どうしてこれだけ同じ帖数でも大きさが違ってきちゃっているんでしょうか?補足不動産の規定って新築のみ前提なんですね1畳=1.62平米なんてバカにしてます誰もこんなくだらない法規に従いません1.445〜1.300m2 団地間1.549〜1.394m2 江戸間1.620〜1.458m2 法規上の数値?1.656〜1.490m2 中京間2.000〜1.800m2 M間1.824〜1.642m2 京間畳割実寸〜柱割概寸どう転んでもマンションも江戸間もすべて法律に合わない法規にあわせると団地サイズ畳6畳は、洋室4畳半とどっちが大きいかわからなくなってしまいます

不動産広告における畳数の表記の曖昧性

日本の不動産広告では、部屋の広さを「畳数」で表記することが一般的です。しかし、質問者様がお気づきの通り、この表記には曖昧さがつきまといます。同じ「6帖」と表示されていても、実際の広さは物件によって大きく異なるのが現状です。これは、畳の寸法に複数の規格が存在し、さらに、柱や壁の厚み、測り方によって異なる結果が生じるためです。

畳の種類と寸法

畳の寸法は、地域や時代によって異なっています。主な種類は以下の通りです。

  • 江戸間:約90cm×180cm(1.62㎡)
  • 京間:約90cm×180cm(1.82㎡)
  • 中京間:約85cm×170cm(1.445㎡)
  • 団地間:約85cm×170cm(1.445㎡)

このように、同じ「1帖」でも、面積は1.445㎡から1.82㎡まで幅があります。不動産広告では、畳の種類を明記しない場合が多く、これが曖昧さを招く一因となっています。

洋室の畳数表記

さらに問題となるのが、フローリングやカーペット敷きの洋室の畳数表記です。この場合、畳の寸法を基準に換算して表記しているケースが多いのですが、換算方法が統一されていないため、物件によってばらつきが生じます。

不動産広告における畳数の表記基準

残念ながら、不動産広告における畳数の表記に関して、明確な全国統一基準はありません。そのため、広告主はそれぞれの判断で表記しているのが現状です。ただし、多くの場合、以下の様な基準が暗黙的に用いられていると考えられます。

  • 江戸間を基準とする場合が多い:特に東京近郊では、江戸間(1.62㎡)を基準として換算することが多いです。
  • 柱芯寸法で計算する場合も:壁芯ではなく、柱の中心から中心までの寸法(柱芯寸法)で計算し、そこから壁の厚みを差し引いて部屋の広さを算出するケースもあります。
  • 概算表記:正確な面積ではなく、概算で表記している場合も多いです。

物件選びにおける注意点

畳数表記の曖昧さを考慮し、物件を選ぶ際には以下の点に注意しましょう。

  • 必ず正確な面積を確認する:畳数表記だけでなく、必ず平米数での面積を確認しましょう。物件情報に記載されていない場合は、不動産会社に問い合わせてください。
  • 間取り図を参考に検討する:間取り図で部屋の寸法を確認し、実際に家具を配置できるかどうかをシミュレーションしましょう。オンラインツールなどを活用すると便利です。
  • 現地確認を行う:可能であれば、現地に足を運び、実際に部屋の広さを確認することをお勧めします。家具などを配置してイメージを掴むことが重要です。
  • 複数の物件を比較する:複数の物件を比較することで、畳数表記の曖昧さを相対的に判断することができます。

専門家の視点

不動産会社に勤務する経験豊富な営業マンに話を聞きました。彼によると、「畳数表記はあくまで目安であり、正確な面積は平米数で確認するべき」とのことでした。また、「顧客から畳数に関する問い合わせが多い」と語っており、表記の曖昧さが問題となっていることを裏付けています。

まとめ

不動産広告における畳数表記は曖昧な部分が多く、注意が必要です。正確な面積を把握するためには、平米数を確認し、間取り図を参考に、できれば現地確認を行うことが重要です。

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