不動産屋さんの対応に不安…敷金返還と引っ越しトラブルの対処法

至急の回答希望です。不動産屋さんに良いように騙されている?その対処法について 今週末転居するにあたり、気になるところがあったので質問します。よろしくお願い致します。 先日不動産屋さん会ったときに「敷金はクリーニングに使うから…」と独り言のように言われ、調べると通常の使用程度では敷金は満額返金されるとの事だったので、電話して敷金については通常の使用程度という判定の場合はちゃんと返して欲しいと話したところ、「半分は返すからそれで勘弁してください」と言われました。 まだ部屋を見てもいないのにです。 そして立ち会いの日について質問すると、「立ち会い?必要ある?なんか壊したの?」と言われかわされました。何も言えませんでした。 こんなようなぼんやりした自分の対応では、言いくるめられてしまわないかと不安です。ちゃんと返金してもらうために、できることはありますか? また、引っ越しが来月のついたちなのですが、(満期は10日)「一応預かっとくから」と言われ、家賃1ヶ月分渡し、「ちゃんと日割りになるんですか?」と聞くと大家さんと相談してみる、と言ってから音沙汰なしです。これが先々週末の話です。いろいろと不安要素が多いのですが、引っ越しは今週末に迫っています。 なお、「建物を壊すかもしれないから」という事で2年で出て行く契約をして、6戸中残っているのは私だけの状態なのですが、敷金を取るためだけに壊すかわからないと言っている気がしてなりません。 お世話になっておきながら…とも思うのですが、震災の影響で仙台から来た自分に、親身に物件を探して頂いたとき以来慕っていた方だったので、急変した数々の態度に身構える気持ちです。(書き出すときりがないのですが) 今からでもできる事があれば、教えてください。

不動産屋さんの不適切な対応と、あなたができること

現状、非常に不透明な状況で不安な気持ちを抱えていることと思います。しかし、慌てず、冷静に対処することで、状況を改善できる可能性があります。まず、不動産会社からの不適切な対応を整理し、具体的な対処法を検討していきましょう。

敷金返還に関する問題点

* **「敷金はクリーニングに使う」発言:** これは明らかに誤解を招く発言です。敷金は、通常の使用による損耗を除いた上で返還されるべきものです。クリーニング費用は、借主の故意または過失による損傷に対する費用であり、通常の使用による汚れや傷に対して敷金を差し引くことはできません。
* **「半分は返す」という提案:** これは法的に根拠のない提案です。通常の使用であれば、敷金は原則として全額返還されるべきです。
* **立ち会い拒否:** 退去時の立ち会い検査は、借主と家主(または不動産会社)の双方にとって重要な手続きです。立ち会い検査を拒否することは、不当な敷金減額の根拠を作る可能性があります。

家賃日割り計算に関する問題点

* **家賃1ヶ月分の預かりと音沙汰なし:** 引っ越し日が満期日より前であるにもかかわらず、家賃を全額徴収しようとするのは不当です。必ず日割り計算で精算されるべきです。

契約期間と入居者数に関する懸念

* **2年契約と空室状況:** 契約期間が短く、他の入居者がいない状況は、不動産会社にとって早期解約による損失を懸念させる要因となります。しかし、これは敷金全額返還を拒否する理由にはなりません。

具体的な対処法

今週末が引っ越し日と迫っている状況ですが、慌てず以下のステップで対応しましょう。

1. 書面での請求と証拠の確保

* **内容証明郵便で請求:** 不動産会社とのやり取りは、全て書面に残しましょう。内容証明郵便で、敷金返還請求、家賃日割り精算請求、そして立ち会い検査の開催を正式に請求します。この際、これまでのやり取り(メール、電話の記録など)を証拠として添付しましょう。
* **写真や動画の撮影:** 退去する部屋の状態を写真や動画で記録しておきましょう。これは、後日のトラブルを防ぐために非常に重要です。特に、損傷箇所があれば、その状態を詳細に記録する必要があります。

2. 立ち会い検査の実施

* **立ち会い検査の日時を指定:** 内容証明郵便で立ち会い検査の日時を指定し、不動産会社に通知します。もし、不動産会社が拒否した場合、その事実を記録しておきましょう。
* **第三者立会いの検討:** できれば、信頼できる友人や知人、あるいは弁護士などを立ち会いに加えることをお勧めします。

3. 専門家への相談

* **弁護士または不動産相談窓口:** 状況が複雑で、自身で解決が困難な場合は、弁護士または地域の不動産相談窓口に相談しましょう。彼らは法律的な知識に基づいて、適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。
* **消費者センター:** 不動産会社とのトラブル解決にあたり、消費者センターに相談することも有効です。

4. 証拠の保管

* **全ての書類を保管:** 契約書、領収書、メール、内容証明郵便、写真、動画など、全ての関連書類を大切に保管しましょう。これらは、今後の交渉や訴訟において重要な証拠となります。

専門家の視点:敷金返還と立ち会い検査

不動産会社は、敷金を「クリーニング費用」として差し引くことはできません。通常の使用による損耗は、敷金から差し引くことは認められていません。また、立ち会い検査を拒否することは、不当な敷金減額につながる可能性があります。

重要なのは、全てのやり取りを記録し、証拠をきちんと残しておくことです。 これにより、不当な請求に対抗し、正当な権利を主張することができます。

まとめ:冷静な対応と証拠の確保が重要

今回の状況は、非常にストレスフルですが、冷静に対応することで解決への道筋が見えてきます。書面による請求、証拠の確保、専門家への相談などを適切に行うことで、敷金返還と家賃日割り精算を実現できる可能性が高まります。引っ越しが迫っている状況ではありますが、焦らず、一つずつ問題を解決していくことが重要です。 あなたの権利を主張し、安心して新しい生活を始められるよう、頑張ってください。

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