不倫と出産、慰謝料請求と離婚:グレーな状況からの対処法

不倫相手が出産した場合の慰謝料請求について法律に詳しい方お願いします。主人の不倫、相手の出産、離婚に至った場合の請求金額についての質問です。10年前に主人が独身と偽り相手を妊娠させ出産。認知はしておらず、住所はわかりません。1度弁護士に相談も既婚の事実を知らせていなかった為、訴訟はしていません。今後、自身の身の振り方で不利にならないようにするは何から手を付けるべきか悩んでいます。離婚の意思は固まっています。相手にお子様がいらっしゃるので、主人は会っていると思います。(証拠なし)今、相手に慰謝料、養育費をさかのぼって請求されると夫婦の共有財産からの支払いになりますか?先に離婚をして、夫への慰謝料請求。その後二人の関係の継続性を証明できれば追加で請求したほうがいいでしょうか?相手のマンションに入って行くところ(一人)の写真は証拠能力はありますか?マンションに入っても子供と3人になれば立証されないのでしょうか?少し特殊なケースで自分の考えがうまくまとまりません。御存じの方いらっしゃれば宜しくお願いします。補足相手の方の職業は存じませんが、子供の年齢的にお金がかかってくる時期、年末の婚外子の法改正などで主人の勤務先に相手弁護士が行く可能性もあり強制認知の裁判を起こされるのではないかと、ふと考えてしまいます。相手から10年、私への接触はないです。発覚当時も主人が相手を庇い個人情報を一切漏らさず正確な名前さえ判りません。探偵、弁護士と、やはり費用対効果を考え進めずにいます。

複雑な状況:10年前の不倫と、これからの対応

10年前の不倫、相手女性の妊娠・出産、そして現在に至るまで、ご自身は非常に困難な状況におかれていることと思います。ご主人との離婚、不倫相手への慰謝料請求、子供の認知問題など、複数の問題が複雑に絡み合っています。まずは、冷静に状況を整理し、段階的に解決策を探っていくことが重要です。

ステップ1:情報収集と証拠集め

現状では、不倫相手に関する情報が不足しています。まずは、以下の情報を集めることから始めましょう。

1. 不倫相手の特定

* 名前、住所、連絡先: これらの情報は、慰謝料請求や認知請求に必須です。ご主人の協力が得られない場合は、探偵への依頼も検討しましょう。費用対効果を懸念されていますが、弁護士に相談の上、探偵への依頼を検討するのも一つの方法です。弁護士は、探偵の選定や費用面でのアドバイスも行ってくれます。
* 職業: 慰謝料請求額を算定する上で重要な情報です。
* 子供の情報: 生年月日、学校など。養育費請求に必要です。

2. 証拠の収集

* ご主人との不倫関係の証拠: メール、LINEなどのデジタルデータ、写真、証言など、あらゆる証拠を集めましょう。
* 不倫相手との接触の証拠: ご主人が不倫相手と接触している証拠があれば、慰謝料請求や養育費請求の根拠となります。写真(マンションに入る写真など)は、状況によっては証拠能力を持ちますが、単独の写真だけでは不十分な可能性があります。複数枚の写真、時間帯、状況などを総合的に判断する必要があります。弁護士に相談して、証拠能力の有無を確認しましょう。

ステップ2:弁護士への相談

弁護士への相談は必須です。複雑な法的問題を一人で抱え込まず、専門家のアドバイスを受けることが重要です。弁護士は、以下の点についてアドバイスをしてくれます。

* 慰謝料請求の可能性: 請求できる金額、請求方法、証拠の必要性など。
* 離婚手続き: 財産分与、養育費、親権など。
* 認知請求: 不倫相手が認知を請求してきた場合の対応。
* 費用対効果: 探偵への依頼、訴訟費用など、費用と効果を比較検討し、最適な戦略を立てます。

ステップ3:離婚と慰謝料請求

弁護士と相談の上、以下の手順で進めることをお勧めします。

1. 離婚協議

まず、ご主人と離婚協議を行い、離婚条件(慰謝料、財産分与、養育費など)を決定します。協議がまとまらない場合は、調停や裁判に進むことになります。

2. 慰謝料請求

離婚後、不倫相手に対して慰謝料を請求できます。請求できる慰謝料の額は、不倫期間、不倫の程度、相手の経済状況などによって異なります。弁護士は、適切な請求額を算定し、請求手続きを行います。

3. 養育費請求

お子さんの養育費は、ご主人から請求できます。ご主人が支払いを拒否した場合、裁判で請求する必要があります。

4. 認知請求への対応

不倫相手から認知請求が来たら、弁護士と相談して対応しましょう。

ステップ4:具体的なアドバイス

* 証拠は確実に保管: 集めた証拠は、安全に保管しましょう。デジタルデータは、バックアップを取っておくことが重要です。
* 感情的にならない: 辛い状況ですが、感情的にならず、冷静に対処しましょう。
* 専門家に相談: 弁護士、探偵など、専門家の力を借りましょう。
* 記録を残す: すべてのやり取りを記録に残しておきましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から、このケースは非常に複雑で、多くの要素が絡み合っています。まず、不倫相手に関する情報を可能な限り収集し、確実な証拠を確保することが重要です。その後、弁護士に相談して、最適な戦略を立てることが不可欠です。費用対効果を考慮することは重要ですが、適切な証拠がないままに、安易に費用を抑えようとすることで、後々大きな損失を被る可能性があります。

まとめ

10年前の不倫という複雑な状況ではありますが、冷静に状況を整理し、専門家の力を借りながら、段階的に問題解決に取り組むことが重要です。弁護士への相談を最優先し、情報収集、証拠集めを徹底することで、ご自身の権利を守り、未来への道を切り開いていくことができるでしょう。

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