下半身不随の野良猫の保護と今後のケア:里親探しと安楽死の選択

突然質問をしてすみません。下半身不随の猫を育てているという回答を拝見し、回答をリクエストさせて頂きました。先ほど質問を投稿したのですが、今日の夜、事故で下半身が全く動かない野良猫を保護しました。いつもお世話になっている獣医さんでみてもらったところ、尾のやや上部で脊髄が断裂(レントゲンで段差を確認)、事故後数日たっていたため、両足は壊死、排泄器官付近にウジがわいていました。とりあえず今日は、ウジの駆虫と抗生剤の点滴を行い、明日造影検査など詳しく検査をする予定です。一目見ただけで、かなり厳しい状態であることはわかりましたが…脊髄の断裂があり腸管損傷の可能性もあるとのことです。ソフトな言い方ではありましたが、獣医さんからは、今日中とは言わないが、安楽死も含めて夫婦で相談してくださいと言われました。命が助かるかもわからないが、万が一助かっても、介護が非常に大変であると。状態からいって、日中も付き添えないと介護は出来ないと言われました。今、うちには保護して家族になった猫が八頭います。父が急死し母は入院、実家にいた猫を引き取りました。仕事で休みは週一、毎晩夫婦共、夜中近くに帰宅します。保護した猫の中には感染症がある子もいたり、仲が悪かったりで、ケージを活用して部屋を分けたりしてなんとかやってきました。が、保護しておきながら無責任ですが…常に介護をすることは、とてもではないですが不可能です。(仕事の合間を縫い、母の入院の関係で、頻繁に福岡と関東を往復する日々です)もしも生き延びたとして、下半身に重度の麻痺(助かっても、足は切断することになります。排泄器官の再建が出来るかどうかは、明日の結果を待たなければなりません)が残る猫に、里親を見つけることは出来ますか?今まで散々、猫を保護しては里親を見つけてきましたが、その難しさ大変さは、嫌というほど経験してきました。出来ることならなんとか生かしてあげたい…正直な気持ちではありますが、現実的に厳しく、協力的である夫も、今回ばかりは安楽死をと言います。数日中には結論を出さねばなりません。とりとめない内容で申し訳ありません。出来たら何かアドバイスをお願いできませんでしょうか?

深刻な状況にある野良猫の対応:安楽死と里親探しの現実的な検討

現在、ご家族が直面している状況は、非常に困難で、心を痛めるものだと思います。事故で重傷を負った野良猫の命と、ご自身の生活のバランスをどのように取るべきか、難しい決断を迫られていることと思います。まず、落ち着いて、一つずつ問題を整理していきましょう。

獣医さんのアドバイスと現実的な介護の困難さ

獣医さんが安楽死を提案されたのは、猫の状態が非常に深刻で、回復の見込みが低い、あるいは回復しても、高度な介護が必要となるため、ご家族の生活状況では対応が困難と判断されたからでしょう。 脊髄断裂、壊死、ウジの発生といった状況は、緊急性の高い治療が必要であり、その後の介護も、排泄の介助、褥瘡(床ずれ)の予防、清潔の維持など、時間と労力を要します。週に一度の休みと夜勤の生活では、継続的な介護は事実上不可能でしょう。

里親探しの現実と限界

下半身不随で、足切断の可能性があり、排泄機能の回復も不確実な猫に里親を見つけるのは、非常に困難です。多くの里親希望者は、健康で、比較的若い猫を希望します。重度の障害を持つ猫は、医療費や介護費用、そして時間的な負担が大きく、受け入れをためらう人が多いのが現実です。これまで多くの猫の里親探しを経験されているとのことですが、その難しさを改めて実感されているのではないでしょうか。

安楽死という選択肢

安楽死は、苦しむ動物を安らかに眠らせるための、獣医師が行う行為です。決して安易な選択ではなく、動物の尊厳と苦痛の軽減を考慮した上での、苦渋の決断です。ご家族の状況、そして猫の深刻な状態を踏まえると、安楽死も一つの現実的な選択肢として検討すべきでしょう。安楽死を選択することで、猫の残りの時間を少しでも穏やかに過ごすことができるかもしれません。

選択肢を検討するためのチェックリスト

安楽死か、治療と里親探しかの選択に迷うのは当然です。以下のチェックリストを使って、ご自身の状況と猫の状態を改めて確認し、冷静に判断してみてください。

  • 猫の状態: 現在の痛みや苦痛のレベルは?回復の可能性はどの程度?手術や治療が必要な場合、費用はどのくらいかかるか?
  • ご自身の状況: 介護に費やせる時間はどのくらい?経済的な負担は大丈夫か?家族の理解は得られているか?他の猫への影響は?
  • 里親探し: 障害を持つ猫を受け入れてくれる里親を見つける可能性はどの程度?里親が見つかるまで、どのくらいの期間介護を続けられるか?
  • 安楽死: 安楽死を選択した場合、後悔する可能性はあるか?獣医さんと十分に相談し、納得できる方法で安楽死を迎えられるか?

専門家への相談

獣医さん以外にも、動物福祉団体や動物保護施設などに相談してみるのも良いでしょう。彼らは、多くのケースを見てきた経験から、客観的なアドバイスをしてくれるはずです。 相談することで、新たな選択肢や解決策が見えてくる可能性があります。

インテリアと心のケア

ご家族は、現在、多大なストレスを抱えていることと思います。 猫の介護だけでなく、ご自身の健康や心のケアも大切です。 インテリアの工夫で、少しでもリラックスできる空間を作ることも有効です。例えば、落ち着いた色のカーテンや、自然素材の家具を取り入れることで、穏やかな雰囲気を作ることができます。 アロマテラピーなども、気分転換に役立つでしょう。 当サイト「いろのくに」では、様々な色のインテリアをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:決断のサポートと今後の生活

今回の状況は、非常に難しい選択を迫られる状況です。しかし、どんな選択をしても、それは猫への愛に基づいた、正しい選択であるはずです。 大切なのは、後悔しないように、出来る限りの情報を集め、ご家族でじっくり話し合うことです。 そして、どんな結果になったとしても、ご自身を責めないでください。 あなたは、最善を尽くそうとしています。その事実を忘れないでください。

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