一軒家2階、ベッドと学習机の配置と地震対策:安全な家具配置のポイント

一軒家の二階の部屋の安全な家具の配置についてなんですが…部屋の角にベッドを置いたんですが、(頭が角側です)足元側のベッドと壁の間に6~70センチくらいの隙間があって、そこに使わなくなった学習机がピッタリ置けたので、今は↓壁[ベッド][机]壁と、隙間なくキッチリ埋まっています。この置き方だと大地震が来たとき家具が動かなくて安全なんでしょうか?それとも大地震の時って家自体が多少しなると思うんですが、家具が隙間なく置いてあると逆に家の壁の方に負担がかかって、家が倒壊してしまう可能性があるから若干隙間があるほうが安全…とかあるのでしょうか?説明わかりずらくてスイマセン(・・;)

地震時における家具の配置と安全性

地震発生時の家具の転倒・落下は、大きな被害をもたらす危険性があります。質問者様のように、ベッドと学習机を壁際にピッタリと配置されている状況は、地震発生時に家具が壁に強く押し付けられ、家具の破損や壁への負担増加、ひいては建物の損傷につながる可能性があります。

家具と壁の隙間は必要?

結論から言うと、家具と壁の間にある程度の隙間を設けることが、地震対策として重要です。隙間がないと、地震による揺れで家具が壁に強く押し付けられ、家具が倒れたり、壁に大きな力が加わったりする可能性が高まります。 特に、重量のあるベッドや学習机は、地震の揺れによって大きな慣性力を持ち、壁に大きな負担をかける可能性があります。

地震時の家の動きと家具の配置

地震時は、家自体が揺れ、多少の変形が起こります。家具が壁にぴったりとくっついていると、この変形に追従できず、家具と壁の間に大きな力が発生します。この力は、家具の破損や壁の損傷、ひいては建物の倒壊に繋がる可能性があります。

安全な家具配置のための具体的なアドバイス

地震による被害を最小限に抑えるためには、以下の点を考慮した家具配置を行うことが重要です。

  • 家具と壁の間に隙間を作る: 家具と壁の間に、10~20cm程度の隙間を確保しましょう。これは、地震時の家の揺れや変形を吸収するスペースとして機能します。質問者様の状況では、ベッドと壁、ベッドと学習机の間に隙間を作ることをお勧めします。
  • 家具の固定: 地震対策として、家具を壁に固定する「耐震家具転倒防止金具」を使用することを強くお勧めします。特に、大型家具や重量のある家具は、固定することで転倒による被害を大幅に軽減できます。ホームセンターなどで手軽に購入できますので、ぜひ活用しましょう。
  • 家具の配置: 家具の配置は、部屋の中央に置くよりも、壁際に配置した方が安全です。ただし、前述の通り、壁にぴったりとくっつけるのではなく、隙間を確保することが重要です。また、重い家具は低い位置に配置し、背の高い家具は安定性の良い場所に配置しましょう。
  • 落下物対策: 地震で落下する可能性のあるものは、棚の上などに置かないようにしましょう。また、棚には、転倒防止用のストッパーを取り付けることをお勧めします。
  • 家具の選び方: 家具を選ぶ際には、安定性を重視しましょう。脚がしっかりしているものや、重心が低いものを選ぶことが重要です。安価な家具は地震に弱いため、できる限り丈夫な家具を選びましょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、家具の配置は建物の構造に影響を与える可能性があります。特に、重量のある家具を壁際にピッタリと配置すると、地震時に壁に大きな力が加わり、建物の構造に負担をかける可能性があります。 そのため、家具と壁の間に隙間を設けることは、建物の安全性を確保する上で非常に重要です。

事例:地震による家具の被害

過去の地震では、家具の転倒・落下による被害が多数報告されています。特に、ベッドやタンスなどの大型家具は、大きな被害をもたらす可能性があります。 これらの事例から、地震対策として家具の固定や適切な配置がいかに重要かということがわかります。

まとめ:安全な家具配置で地震に備えよう

地震はいつ起こるか分かりません。日頃から地震対策をしておくことで、被害を最小限に抑えることができます。今回ご紹介した家具の配置方法や固定方法を参考に、ご自宅の家具の配置を見直してみてください。安全な住まいづくりを目指しましょう。

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