一人暮らし物件探しで遭遇!不動産屋の対応は許されるのか?徹底解説

この不動産屋さんの対応はアリですか?一人暮らしするために、何軒か不動産屋さんを回っています。その中の、先日訪ねた某大手不動産屋さん(と言っても、地元の数人でやってる不動産屋さんが名前借りてる、という感 じ)で、自分としては「ありえない!」と思うような対応をされました。最初にネットで調べて、いいなと思う物件があったので扱っているその不動産屋さんにメールで連絡しました。ただ条件が他より良かったので、メールで「定期借家権という記載がありませんでしたが、普通借家契約でしょうか?」と問い合わせました。すると店長を名乗る人から、私が希望した物件は普通契約で間違いないと返事がありましたので、来店予約をしました。更に予約日の前日夜、再度空室確認をし、閉店時間後に空いているという返事を貰い、翌日開店してすぐの頃に訪ねました。訪ねてみると、まず対応してくれた店長が不在。店にいた他の従業員が急遽対応してくれ、希望物件の詳細情報を見せてもらったのですが、そこには「定期借家権」の文字。驚いて確認すると、その従業員は子どもに言い聞かせるような口調で「こういう条件の物件で通常契約なんてありえない」というようなことを言い出したんです。慌ててやりとりしたメールを見せると、暫くそれを見つめた後、店の奥に引っ込み、出てきたと思ったら「希望されてたのは違う部屋で、もう入居者決まっちゃいました」と。前日の夜に空室確認をしていると言っても、そんなことはよくあることだ、の一点張り。その対応に納得できず、「じゃあいいです」と席を立とうとすると、「いやいや、こういうのもあるから…」と全く違う物件をあれもこれもと提示してくるんですが、いずれも家賃が希望よりも高いものばかり。はっきりそう言うと、「この条件でこれ以上安いのはない」と言いながら、勝手に条件を変えたり、削ったりしながら、またたくさんの物件を出してきて…。正直うんざりして、帰ろうとすると引き留められ、無理やり内見に行かせられそうになりました。振り切って帰りましたが、結局2時間くらいそんなやり取りを続けていて、せっかくの休みが無駄になりました。こういうのって、普通にあることなんでしょうか?閉店後に確認して、開店直後に来店したらもうないって…。しかもその従業員は始終小馬鹿にしたような話し方や態度でした。長文で申し訳ございませんが、不動産屋さんの対応として正しいのか、普通にあることなのか、教えて頂ければと思います。

不動産屋の対応、これは「ありえない」!問題点と解決策

今回寄せられたご相談、非常に残念な体験でしたね。結論から言うと、この不動産屋の対応は全くもって適切ではありません。 顧客を尊重せず、嘘や不誠実な対応が目立ちます。このような対応は、残念ながら稀ではありませんが、決して「普通」のことではありません。

問題点1:情報提供の不正確さと矛盾

まず、メールでの回答と実際の物件情報に食い違いがあった点です。店長を名乗る人物が「普通借家契約」と回答したにも関わらず、実際には「定期借家権」の物件だったという事実。これは重大な情報ミスであり、顧客を欺く行為に近いです。さらに、前日の夜に空室確認をしたにも関わらず、物件が埋まっていたという説明も納得できません。不動産業界では、物件の状況は刻々と変化するため、確認のタイミングによっては変化している可能性はありますが、その説明の仕方が非常に不誠実です。

問題点2:顧客への対応の悪さ

従業員の対応も問題です。「子どもに言い聞かせるような口調」や「小馬鹿にしたような態度」は、プロとしての意識が著しく欠如しています。顧客は、大切な住まい探しをしているのです。丁寧な対応は当然のことであり、このような態度では顧客は信頼感を抱けません。さらに、希望に合わない物件を無理やり提示したり、内見を強要しようとしたりするのは、顧客の意思を無視した行為であり、許されるものではありません。

問題点3:営業手法の問題

希望する条件外の物件を次々と提示し、条件を勝手に変更したり削ったりする営業手法も問題です。顧客のニーズを把握せず、強引な販売をしようとする姿勢は、顧客第一主義ではないことを示しています。

こんな不動産屋には要注意!見極めるポイント

今回のケースから、悪質な不動産屋を見極めるためのポイントをまとめました。

  • 情報に矛盾がないか?:物件情報、空室状況などに矛盾がないか注意深く確認しましょう。複数の不動産サイトで情報を比較することも有効です。
  • 対応が丁寧か?:電話やメールでの対応、来店時の対応が丁寧かどうかを確認しましょう。言葉遣い、態度、説明の分かりやすさなどをチェックします。
  • 顧客のニーズを理解しているか?:希望条件をきちんと理解し、それに沿った物件を紹介してくれるか確認しましょう。自分の要望をしっかり伝え、理解度を確認することが重要です。
  • 強引な営業がないか?:無理強いな営業や、希望外の物件を押し付けられたりしないか注意しましょう。断りやすい雰囲気かどうかも重要です。
  • 契約内容を丁寧に説明してくれるか?:契約書の内容を丁寧に説明し、疑問点を解消してくれるかどうかを確認しましょう。不明な点はすぐに質問しましょう。

具体的な対処法と今後の物件探し

今回の様な経験をした場合、まず冷静さを保ち、証拠をしっかり残すことが重要です。メールのやり取りはプリントアウトし、対応に問題があった場合は、その不動産会社の上司や、必要であれば消費者センターなどに相談しましょう。

今後の物件探しで役立つアドバイス

  • 複数の不動産会社に相談する:一つの不動産会社だけに頼らず、複数の会社に相談することで、より多くの物件情報を得ることができます。比較検討することで、より自分に合った物件を見つけやすくなります。
  • インターネットを活用する:SUUMO、HOME’Sなどの不動産ポータルサイトを活用し、事前に物件情報を調べ、気になる物件があれば、複数の不動産会社に問い合わせてみましょう。
  • 契約前にしっかり確認する:契約前に、物件の状況、契約内容、費用などをしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。契約書には必ず署名・捺印する前に内容をよく確認しましょう。
  • 信頼できる不動産会社を選ぶ:口コミサイトなどを参考に、信頼できる不動産会社を選びましょう。対応の良さ、丁寧さ、誠実さなどを重視して選ぶことが重要です。

専門家からのアドバイス:不動産会社選びの重要性

不動産会社選びは、一人暮らしを始める上で非常に重要なステップです。良い不動産会社は、単に物件を紹介するだけでなく、あなたのニーズを理解し、最適な物件探しをサポートしてくれます。今回のケースのように、不誠実な対応をする会社は、後々トラブルに繋がる可能性もあります。時間をかけて、信頼できる会社を見つけることが大切です。

まとめ

今回の不動産屋の対応は、決して許されるものではありません。しかし、このような経験は、より良い不動産会社を見つけるための貴重な学びとなります。今後の物件探しでは、今回ご紹介したポイントを参考に、慎重に不動産会社を選び、安心して一人暮らしを始められるようにしましょう。

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