一人暮らし向けマンション選び:階数とベランダ向き、最適な部屋選びのポイント

来年、進学のため一人暮らしします。もうすぐ、契約なので急いで回答お願いいたします。5階建ての学生向きマンションで、1Kの部屋なのですが、自分としては3階がいいなと思っていますが、どうでしょうか?ちなみにエレベーターはありません。それと、ベランダが南東向きと南西向きの部屋があるのですが、迷っています。ベランダが南東向きの部屋は、別のマンションがすぐ隣りに建っていて見晴らしはよくないです。南西向きの方は、とても見晴らしはいいです。自分としては、見晴らしがいいほうがいいなと思うのですが、寒い地方に住んでるので、関東はどのくらい夏暑いのか見当がつきません。もしかして、南西向きだとかなり暑いのでしょうか?こちらみたいに窓を開けるくらいじゃダメですよね。エアコンももちろんついてますけれど。本当は角部屋だったらいいのですが、無理だとして、ベランダはどちら向きがおすすめですか?

マンションの階数選び:3階は最適?

5階建てマンションの3階を希望とのことですが、エレベーターがないことを考慮すると、良い選択と言えるでしょう。1階は防犯面、5階は階段の上り下りの負担が大きいため、3階はバランスが良い位置です。ただし、個人の体力や生活スタイルによって最適な階数は異なります。階段の上り下りが苦にならない体力のある方であれば、高層階を選ぶのも良いでしょう。逆に、体力に自信がない、重い荷物を頻繁に運ぶ予定がある場合は、低層階の方が便利です。

階数選択におけるメリット・デメリット

  • 1階:防犯面での不安、湿気の問題がある可能性
  • 2~4階:プライバシーと利便性のバランスが良い
  • 5階:眺望が良い、静かだが、階段の上り下りが大変

ご自身の状況を改めて検討し、最適な階数を選んでください。

ベランダの向き選び:南東向きと南西向きの比較

関東地方の夏は、想像以上に暑いです。特に南西向きのベランダは、午後から夕方の西日を直接受けるため、室温の上昇が著しい可能性があります。窓を開けるだけでは十分な換気は難しく、エアコンの稼働時間も長くなるでしょう。

一方、南東向きのベランダは、午前中の日差しを受けるため、南西向きに比べて室温上昇は抑えられます。ただし、隣接する建物により見晴らしが悪い点がデメリットです。

南西向きベランダのメリット・デメリット

  • メリット:眺望が良い、日当たりが良い(冬は暖かい)
  • デメリット:西日による室温上昇、夏場の暑さ対策が必要

南東向きベランダのメリット・デメリット

  • メリット:午前中の日差しで明るい、室温上昇が少ない
  • デメリット:眺望が悪い可能性が高い、日当たりがやや少ない(冬は寒い)

暑さ対策:窓とカーテンの重要性

南西向きの部屋を選ぶ場合、暑さ対策は必須です。エアコンだけでは不十分な場合もあります。以下のような対策を検討しましょう。

効果的な暑さ対策

  • 断熱性の高いカーテン:遮光カーテンや遮熱カーテンは、日射による室温上昇を抑える効果があります。厚手のカーテンを選ぶと効果的です。レースカーテンと併用することで、プライバシーを確保しつつ、日差しを調整できます。
  • 窓の工夫:断熱フィルムを貼る、窓にブラインドを取り付けるなど、窓からの熱の侵入を防ぐ工夫も効果的です。特に西側の窓は重点的に対策しましょう。
  • グリーンカーテン:ベランダにゴーヤなどのツル性の植物を植えてグリーンカーテンを作ることで、日差しを遮り、室温上昇を抑えることができます。見た目にも涼しく、エコな対策です。
  • 換気:朝夕など気温が低い時間帯に窓を開けて換気をしましょう。ただし、南西向きのベランダの場合は、西日が強くなる時間帯は窓を閉める必要があります。
  • エアコンの設定温度:28℃設定を心がけ、こまめな換気と併用することで、省エネ効果を高めることができます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田さんによると、「一人暮らしの部屋選びでは、生活スタイルに合わせた選択が重要です。見晴らしが良い方が気分が良いという気持ちも大切ですが、夏場の暑さ対策をしっかり考慮することが快適な生活を送る上で重要です。南西向きの部屋を選ぶ場合は、暑さ対策に十分な予算と時間をかける必要があります。」とのことです。

まとめ:快適な一人暮らしのための部屋選び

一人暮らしの部屋選びは、将来の生活に大きく影響します。階数やベランダの向きだけでなく、日当たり、風通し、防犯性など、様々な要素を考慮して、ご自身の生活スタイルに合った部屋を選びましょう。今回のケースでは、3階、南東向きの部屋も十分に検討する価値があります。 見晴らしの良さを優先するなら、南西向きの部屋を選び、徹底した暑さ対策を講じる必要があります。 どちらの部屋を選ぶにしても、事前にしっかりと部屋を見学し、実際に生活するイメージを膨らませてから契約することをお勧めします。

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