一人暮らしを始めたい20歳、月給12万円で大丈夫?費用と節約術を徹底解説

はじめまして。私は高卒で18歳から働いて今年20歳になります。親と折り合いが合わないので一人暮らしをしたいと考えているのですが、アドバイスを貰えたらうれしいです。①現在の月給が12万円ほどで、ボーナスも10万貰えるか貰えないかなのですが、節約をすればやって行けるでしょうか?②月給の三分の一の4万円の物件を借りるとして、最初に敷金礼金引越しなどにどのくらいのお金が必要でしょうか?分からない事だらけですみません。よろしくお願いします!

一人暮らしの費用:月給12万円で生活できる?

20歳で一人暮らしを始める、というのは大きな一歩ですね!親元を離れて自立するということは、経済的な自立も同時に意味します。月給12万円、ボーナスは年間20万円程度という状況で一人暮らしが可能かどうか、不安な気持ちもよく分かります。結論から言うと、節約を徹底すれば生活は可能ですが、決して楽ではありません。 生活レベルを下げたり、工夫を凝らしたりする必要があります。

家賃以外の生活費を徹底的に見極める

まず、家賃以外の生活費を具体的に見ていきましょう。

  • 食費:自炊をすれば月2万円程度に抑えられますが、外食が多いと倍以上になります。自炊中心で、週末にたまにお気に入りのカフェに行くなど、バランスを取ることが重要です。
  • 光熱費:電気、ガス、水道代で月1万円〜1.5万円程度を見込んでおきましょう。省エネ家電の使用やこまめな消灯などを心がけましょう。
  • 通信費:携帯料金、インターネット料金で月1万円程度。格安SIMや光回線などを検討し、料金プランを見直すことで節約できます。
  • 雑費:日用品、レジャー、交際費など、生活の中で発生する様々な費用です。月1万円〜2万円程度を目安に、予算を立てて管理しましょう。レジャーは無料の公園や図書館などを活用するなど工夫しましょう。
  • 保険料:健康保険、生命保険など。社会保険は会社に加入している場合、会社負担が大きいです。生命保険は必要に応じて検討しましょう。
  • 交通費:通勤・通学にかかる費用。自転車や徒歩で通勤できる場合は、節約になります。

これらの費用を合計すると、月5万円〜7万円程度になります。家賃4万円と合わせると、月9万円〜11万円。残りの1万円〜3万円は、貯蓄や急な出費に備えておく必要があります。

初期費用:敷金・礼金・引越し費用は?

次に、一人暮らしを始める際の初期費用について見ていきましょう。4万円の家賃の物件を借りる場合、初期費用は物件によって大きく異なりますが、目安として以下のように考えてみましょう。

  • 敷金:家賃の1ヶ月分〜2ヶ月分(4万円〜8万円)
  • 礼金:家賃の1ヶ月分〜2ヶ月分(4万円〜8万円)※最近は礼金不要の物件も増えています。
  • 仲介手数料:家賃の1ヶ月分+消費税(4.4万円〜8.8万円)
  • 火災保険:年間1万円〜2万円程度
  • 引越し費用:距離や荷物量によって大きく変動します。相場は10万円〜30万円程度。
  • その他費用:鍵交換費用、カーテン購入費用など、数万円程度。

これらの費用を合計すると、最低でも20万円〜30万円程度は必要になります。理想的には、初期費用と生活費の予備費として、最低でも50万円程度の貯蓄があると安心です。

節約術:賢くお金を使うための具体的な方法

月給12万円で一人暮らしをするためには、徹底的な節約が不可欠です。以下に具体的な節約術を紹介します。

住居費の節約

  • 家賃の安い物件を探す:郊外や駅から少し離れた物件などを検討しましょう。シェアハウスも選択肢の一つです。
  • 礼金・敷金ゼロの物件を探す:最近では、礼金・敷金ゼロの物件が増えています。積極的に探してみましょう。
  • 光熱費の節約:LED電球への交換、こまめな消灯、節水シャワーヘッドの使用など。

食費の節約

  • 自炊中心にする:外食は月に数回に限定しましょう。料理レシピサイトなどを活用して、簡単に作れる料理を覚えましょう。
  • 献立を計画する:無駄な食材の購入を防ぎます。冷蔵庫の中身を把握して、使い切ることを心がけましょう。
  • 安いスーパーを利用する:近所のスーパーを比較して、最も安いスーパーを選びましょう。
  • まとめ買いをする:日用品や食料品をまとめて買うことで、節約になります。

その他節約術

  • 格安SIMや格安スマホを利用する:携帯料金を大幅に削減できます。
  • 不要なサービスを解約する:使っていないサブスクリプションサービスなどを解約しましょう。
  • ポイントサイトを活用する:買い物をする際にポイントサイトを経由することで、ポイントを貯められます。
  • フリーWi-Fiを活用する:外出先でWi-Fiを利用することで、通信費を節約できます。

専門家のアドバイス:ファイナンシャルプランナーの視点

ファイナンシャルプランナーの視点から見ると、月給12万円で一人暮らしをすることは可能ですが、リスク管理が非常に重要です。

まず、緊急時のための予備資金を確保することが大切です。病気やケガ、失業など、予期せぬ事態に備えて、最低でも3ヶ月分の生活費を貯蓄しておくべきです。

また、無理のない予算計画を立て、支出を管理することが重要です。家計簿アプリなどを活用して、毎月の収支を把握し、無駄な支出を減らす努力を続けましょう。

さらに、将来のキャリアプランも考慮する必要があります。スキルアップのための投資や、より高収入を得るための転職活動なども視野に入れておくことが重要です。

まとめ

20歳で一人暮らしを始めることは、自立への大きな一歩です。月給12万円という状況でも、節約を徹底し、賢くお金を使うことで、一人暮らしは可能です。しかし、決して楽ではありません。初期費用や生活費をしっかりと計算し、無理のない計画を立て、リスク管理を徹底することが重要です。 今回ご紹介した節約術を参考に、充実した一人暮らしを送ってください。

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