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12年経った部屋のリフォーム|壁紙と床の張り替えは本当に大変?
12年も経過すると、壁紙や床の汚れが目立つだけでなく、色あせや傷みも進んでいる可能性があります。特に兄弟が以前使用していた部屋であれば、汚れや傷みがより深刻になっているかもしれません。壁紙や床の張り替えは、部屋全体の印象を大きく変える効果的なリフォーム方法です。しかし、大掛かりな工事と思われがちですが、実際はどの程度の規模で行うかによって作業量は大きく異なります。
壁紙と床の張り替えの難易度
マンションでの壁紙と床の張り替えは、戸建てと比べて制限事項が多いものの、DIYで挑戦できる部分と専門業者に依頼する必要がある部分があります。
- DIYで可能な場合:一部の壁紙の張り替え、床材の一部交換(クッションフロアなど)。比較的簡単な作業で、費用を抑えられますが、仕上がりや耐久性に不安が残る可能性があります。
- 専門業者への依頼が必要な場合:全室の壁紙張り替え、床材の全面張替え。専門的な知識と技術が必要なため、安全で綺麗に仕上げるためには業者に依頼するのが安心です。費用は高くなりますが、仕上がりの美しさや耐久性、そして何より安全性を確保できます。
費用と期間
費用は、使用する材料や施工面積、業者の選定によって大きく変動します。
- 壁紙:1㎡あたり1,000円~5,000円程度(材料費)。デザインや素材によって価格が大きく異なります。クロス(壁紙)の種類は、ビニールクロス、織物クロス、特殊クロスなどがあり、それぞれ耐久性やデザイン、価格が異なります。
- 床:1㎡あたり3,000円~10,000円程度(材料費)。フローリング、クッションフロア、カーペットなど、種類によって価格が大きく異なります。フローリングは、無垢材、合板、複合材などがあり、それぞれ質感や価格が異なります。
- 施工費:㎡あたり1,000円~3,000円程度。業者によって価格が異なります。
期間は、施工面積や業者のスケジュールによって異なりますが、壁紙と床の両方の場合、数日から1週間程度かかることが多いです。
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親への説得方法|費用対効果とメリットを伝えよう
親にリフォームを反対されている場合、費用や期間だけでなく、リフォームによるメリットを明確に伝え、説得することが重要です。
費用を抑えるための工夫
費用を抑えるためには、以下の方法があります。
- DIYに挑戦する:一部の壁紙や床の張り替えは、DIYで挑戦できます。インターネットやYouTubeで手順を調べ、慎重に作業を進めましょう。ただし、難しい作業は専門業者に依頼することをおすすめします。
- 安価な材料を選ぶ:壁紙や床材には、価格帯が幅広く存在します。機能性やデザイン性を妥協できる部分があれば、安価な材料を選ぶことで費用を抑えられます。例えば、シンプルなデザインの壁紙やクッションフロアを選択するなど。
- 複数の業者に見積もりを依頼する:複数の業者に見積もりを依頼することで、価格を比較し、最適な業者を選ぶことができます。相見積もりを取ることで、より費用を抑えることが可能です。
- キャンペーンや割引を利用する:リフォーム会社によっては、キャンペーンや割引を実施している場合があります。タイミングを合わせて利用することで、費用を抑えることができます。
リフォームのメリットを明確に伝える
親を説得する際には、単に「部屋が汚いから」ではなく、リフォームによって得られる具体的なメリットを伝えましょう。
- 学習環境の改善:清潔で快適な部屋は、学習効率の向上につながります。集中力が増し、勉強に集中できる環境を作ることで、学業成績の向上にも期待できます。
- 精神衛生の向上:汚れた部屋は、精神的なストレスの原因となります。清潔で快適な部屋にすることで、精神的なストレスを軽減し、心身ともに健康的な生活を送ることができます。気分転換にも繋がり、より前向きに生活できるようになります。
- 資産価値の向上:マンション全体のリフォームではありませんが、自分の部屋のリフォームは、将来的な資産価値の維持向上に繋がる可能性があります。綺麗に保たれたお部屋は、良い印象を与え、売却時にも有利に働く可能性があります。
- 将来への投資:リフォーム費用は、将来への投資と捉えることができます。快適な学習環境や生活環境は、将来の成功に繋がる可能性があります。
具体的な提案をする
親に提案する際には、具体的な計画を立て、費用や期間、施工内容などを明確に示しましょう。例えば、以下の様な提案が考えられます。
「この壁紙と床材を使って、〇〇円予算でリフォームしたいと考えています。期間は〇〇日間で、業者さんは〇〇さんに依頼します。自分でできる作業は手伝うので、費用を抑えることもできます。」
専門家のアドバイス|インテリアコーディネーターの視点
インテリアコーディネーターの視点から、部屋のリフォームについてアドバイスします。
「まず、ご自身の理想の部屋のイメージを具体的に固めることが大切です。雑誌やインターネットで気に入った部屋の写真を集めたり、Pinterestなどでインスピレーションを得たりするのも良いでしょう。それから、予算と相談しながら、壁紙や床材、家具などを選んでいくと、より満足度の高いリフォームになります。色選びは、リラックスできる色や集中力を高める色など、自分の性格や生活スタイルに合った色を選ぶことが重要です。ベージュは、落ち着きがあり、どんなインテリアにも合わせやすいのでおすすめです。」
まとめ|まずは小さな一歩から
部屋のリフォームは、大掛かりな工事のように思えますが、予算や状況に合わせて段階的に進めることも可能です。まずは、親御さんとじっくり話し合い、小さなリフォームから始めてみるのも良いでしょう。例えば、壁紙の一部を張り替える、またはクッションフロアを敷くなど、比較的簡単な作業から始めることで、費用を抑えつつ、部屋の雰囲気を変えることができます。