一人暮らしの部屋に出るクモ…その正体と撃退法|インテリアと害虫対策の両立

私の部屋にクモが出ます。大きくても1センチくらいですが、2週間に1匹のペースで。どこからくるのか育てているのか判らないのです。実は2年前から一人暮らしをはじめて、実家で出ていたのと同じクモに見えるのです。つれてきてしまったとしても、どこからくるの?取ってもとっても出てくるの。だれか教えて下さい。それと、いなくなる方法を!!お願いします。

2週間に1匹…あなたの部屋に出没するクモの正体

2週間に1匹のペースで、しかも2年前から同じようなクモが出現するとのこと。これは単なる偶然ではなく、そのクモがあなたの生活空間で定着している可能性が高いです。 1センチ程度の大きさであれば、多くの場合、人家によく出没する「ハエトリグモ」や「イエユウレイグモ」などの種類が考えられます。これらのクモは、害虫を捕食してくれる益虫であることが多いのですが、苦手な方も多いでしょう。

まず、クモがどこから来ているのかを特定することが重要です。彼らは、小さな隙間や空気の通る経路を使って移動します。 具体的には、以下の場所をチェックしてみましょう。

  • 窓枠やサッシの隙間:最も一般的な侵入経路です。小さな隙間でもクモは入り込めます。
  • 壁の亀裂や穴:古い建物では、壁に小さな穴や亀裂がある場合があります。
  • 換気扇や排水口:換気扇の羽根の裏や、排水口の周辺にも潜んでいる可能性があります。
  • 家具の裏や下:家具の移動が困難な場合、クモが巣を張っている可能性があります。
  • 荷物や衣類の中:引っ越しの際に、クモが荷物の中に紛れ込んでいた可能性も考えられます。

クモの侵入経路を特定するための具体的なステップ

1. **部屋全体を丁寧に観察する**: 特に窓枠、壁、天井などを注意深く見て、クモの巣やクモの糞、脱皮殻がないか確認します。
2. **家具を移動する**: 可能であれば、家具を移動して裏側や下を確認します。クモの巣やクモ自身を発見できるかもしれません。
3. **窓やドアを閉め切る**: クモの侵入経路を特定するために、窓やドアを完全に閉め切り、数日間様子を見てみましょう。クモが出なくなれば、侵入経路が特定できた可能性があります。
4. **専門家の意見を聞く**: どうしても原因がわからない場合は、害虫駆除業者に相談してみるのも良い方法です。

クモを寄せ付けない!効果的な対策とインテリアとの調和

クモを完全に駆除するのは難しいですが、発生数を減らすことは可能です。 重要なのは、クモのエサとなる虫を減らし、クモが住み着きにくい環境を作る事です。

1.クモのエサとなる虫を減らす

クモは、ハエ、蚊、ゴキブリなどの小さな虫を食べて生きています。これらの虫を減らすことで、クモの餌場がなくなり、自然とクモの数は減少します。

  • 部屋の掃除を徹底する:ホコリや食べこぼしは、虫の隠れ家になります。こまめな掃除を心がけましょう。特に、キッチンや洗面所は重点的に掃除しましょう。
  • ゴミ箱をこまめに捨てる:生ゴミは虫を呼び寄せるため、こまめなゴミ捨てが重要です。
  • 窓やドアに網戸をつける:虫の侵入を防ぐために、網戸の設置が効果的です。破れや隙間がないか定期的にチェックしましょう。
  • 殺虫剤を使用する:ハエや蚊などの虫を駆除するために、殺虫剤を使用することも有効です。

2.クモが住み着きにくい環境を作る

クモは、暗い、湿気の多い場所を好みます。部屋を明るく、乾燥した状態に保つことで、クモが住み着きにくくなります。

  • 定期的な換気:湿気をためないために、こまめな換気が重要です。特に、浴室やキッチンは換気をしっかり行いましょう。
  • 除湿剤を使用する:湿気の多い部屋には、除湿剤を使用しましょう。除湿機を使うのも効果的です。
  • 不要なものを捨てる:不用品は、クモの隠れ家になりやすいです。定期的に断捨離を行い、部屋を清潔に保ちましょう。
  • 隙間を塞ぐ:窓枠や壁の隙間をパテなどで塞ぎ、クモの侵入を防ぎましょう。ホームセンターなどで簡単に購入できます。

3.インテリアと害虫対策の両立

クモ対策とインテリアの調和を図るために、以下の点に注意しましょう。

  • 自然素材を取り入れる:木材や天然素材の家具は、化学物質が少ないため、虫が寄り付きにくい傾向があります。ただし、木材の隙間はクモの隠れ家になりうるため、定期的な点検が必要です。
  • 明るい色の壁や家具を選ぶ:暗い色はクモが隠れやすいので、明るい色のインテリアを選ぶことで、クモの存在が目立ちやすくなります。
  • 定期的な掃除をしやすいインテリアを選ぶ:掃除がしやすいシンプルなデザインの家具を選ぶことで、クモの発生を防ぎやすくなります。

専門家のアドバイス:害虫駆除のプロの視点

害虫駆除の専門家は、クモの駆除だけでなく、根本的な原因である「エサとなる虫の駆除」を重視します。 単にクモを殺しても、エサが豊富であればまた別のクモがやってきます。 そのため、徹底的な清掃と、必要に応じて殺虫剤の使用が推奨されます。 また、再発防止のため、定期的な点検や予防策の実施も重要です。

まとめ:クモとの共存、そして快適なインテリア空間へ

クモの出現に悩まされている方も、諦めないでください。 この記事で紹介した対策を参考に、クモを寄せ付けない環境づくりを目指しましょう。 インテリアと害虫対策の両立は、快適な生活空間を作る上で重要な要素です。 そして、もしも効果が薄いようであれば、害虫駆除のプロに相談することも検討してみてください。

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