一人暮らしと猫との生活:ロシアンブルーorアビシニアンを迎える準備と注意点

猫を飼いたいです。キャッテリー見学をし、ブリーダーさんから猫を譲っていただきたいと考えています。今は実家暮らしなので、一人暮らしを始めて、慣れてきた頃に猫ちゃんと暮らしたいと考えています。そこで質問です。ロシアンブルーかアビシニアンを飼いたいなと思っています。私は仕事で、AM8:00~PM19:00まで家には帰ることができません。その間ゲージには入れたくないので、そのままにしたいです。部屋は物を置かないようにして入ってはいけないところは、囲ったり、壁を作ったり、カバーをかけたりしようかと考えています。それでもやはり危険でしょうか?またAM8:00~PM19:00と長い時間一人にするのは、猫ちゃんにとって寂しいでしょうか?今まで動物を飼ったことがないので、教えていただきたいです。また何かアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。

猫との一人暮らし:準備と心構え

猫を飼うことは、大きな責任を伴います。特に、長時間の留守が多い一人暮らしの場合、十分な準備と心構えが必要です。ロシアンブルーとアビシニアンはどちらも魅力的な猫種ですが、それぞれの性格や特徴を理解し、適切な飼育環境を整えることが大切です。

1. 長時間留守番の対策:安全な環境づくり

AM8:00~PM19:00と長時間の留守番は、猫にとってストレスになる可能性があります。猫が安全に過ごせるよう、以下の対策を講じましょう。

  • 危険物の撤去・隔離:猫が触れてはいけないもの(電気コード、薬、洗剤など)は、届かない場所に収納するか、カバーで覆いましょう。家具の角など、猫が怪我をする可能性のある箇所にも注意が必要です。猫が登れないように、棚などにカバーをかけるのも有効です。
  • 脱走防止:窓やドアはしっかりと閉め、猫が脱走できないように工夫しましょう。網戸には、猫が破れない丈夫なものを選び、必要であれば、猫よけネットなどを設置するのも良いでしょう。ベランダへのアクセスも完全に遮断しましょう。
  • 遊び場と休息場所の確保:猫が自由に遊べるスペースと、安心して休める場所を用意しましょう。猫タワーやキャットウォークを設置することで、猫の運動不足解消にも繋がります。また、隠れ家となるような場所を用意することで、猫が落ち着いて過ごせるようになります。
  • トイレと水の確保:十分な数のトイレと、常に新鮮な水を用意しましょう。トイレは複数設置し、猫がストレスなく利用できるようにしましょう。自動給水器の使用もおすすめです。
  • 室温と湿度の管理:猫は温度変化に敏感です。エアコンや扇風機などを活用し、室温と湿度を快適に保ちましょう。夏場は特に熱中症に注意が必要です。

これらの対策を講じることで、猫が安全に、そして快適に過ごせる環境を作ることができます。しかし、完璧な対策は難しいです。万が一に備え、近隣の方に猫を預けられるように相談しておくのも良いでしょう。

2. 猫の寂しさへの配慮:エンリッチメント

長時間の留守番は、猫にとって寂しい時間となる可能性があります。寂しさを軽減するために、以下の工夫をしてみましょう。

  • 猫用おもちゃの設置:様々な種類の猫用おもちゃを用意し、猫が飽きないで遊べるようにしましょう。自動で動くおもちゃや、知的好奇心を刺激するパズルおもちゃなども効果的です。
  • フェロモン製品の使用:猫の安心感を高める効果があるフェロモン製品(フェリウェイなど)を使用するのも有効です。これにより、猫のストレスを軽減することができます。
  • 留守番カメラの設置:留守番カメラを設置することで、猫の様子を遠隔で確認できます。猫がどのように過ごしているかを知ることで、安心感を得られます。
  • 帰宅後のコミュニケーション:帰宅後は、猫と十分にコミュニケーションを取りましょう。ブラッシングや遊びを通して、猫との絆を深めることが大切です。

これらの対策は、猫の寂しさを完全に解消するものではありませんが、少しでも軽減する効果が期待できます。

3. ロシアンブルーとアビシニアンの特徴

ロシアンブルーとアビシニアンは、どちらも魅力的な猫種ですが、性格や特徴が異なります。

  • ロシアンブルー:穏やかで大人しい性格の猫です。独立心が強く、比較的一人で過ごすことに耐性があります。しかし、飼い主とのスキンシップも大好きです。
  • アビシニアン:活発で好奇心旺盛な猫です。遊び好きで、飼い主とのコミュニケーションを好みます。一人での留守番は、ロシアンブルーに比べてストレスを感じやすい可能性があります。

どちらの猫種を選ぶかは、あなたのライフスタイルや性格、そして猫との接し方によって異なります。長時間の留守番が多い場合は、比較的独立心の強いロシアンブルーの方が適しているかもしれません。しかし、アビシニアンを飼う場合でも、適切な対策を講じることで、快適な生活を送らせることは可能です。

4. 専門家への相談

猫の飼育に不安がある場合は、獣医や動物行動学の専門家に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、猫にとって最適な環境を整えることができます。

インテリアと猫との共存:青色の活用

青色は、猫にとって落ち着く色と言われています。 インテリアに青色を取り入れることで、猫のストレス軽減に繋がる可能性があります。例えば、青色のクッションやベッド、カーテンなどを活用してみましょう。ただし、猫の好みは個体差がありますので、必ずしもすべての猫が青色を好むとは限りません。

まとめ

一人暮らしで猫を飼うことは、大変ですが、やりがいのある経験です。安全な環境づくり、寂しさへの配慮、そして猫種選びを慎重に行うことで、猫と幸せな生活を送ることができます。 この記事が、あなたの猫との生活の助けになれば幸いです。

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