一人暮らしとセキセイインコの関係:甘えん坊から逃げられるようになった理由と改善策

独り暮らしをしているのですが、 半年以上前にセキセイインコを雛から飼いました。 とても懐っこくて、甘えん坊で撫で撫でして〜とすりよっては寝ていたりと。とても可愛かったのですが、 本当にここ最近になり撫で撫ではもちろんの事 触ろうとしたら逃げます。 放鳥時に、インコから離れるとどこ行くの?みたいな感じでついて来たり 携帯をいじったりすると構ってほしそうに邪魔ばかりしてとても可愛いのですが 小屋に戻そうとすると全力で逃げて、包み込む様にするとグエグエ言います。 幼少期から鳥は飼い慣れていたので鳥の事は無知ではないはずなのですが、ここまで嫌がられるとは思っていなかったので… 頭も良くお喋りも得意な方なんですが… 今日も、遊んであげた後に小屋に戻そうとしたら10分程逃げ回る始末。 飛び疲れたのかやっと捕まえられたので優しく包み込んで軽く撫でながら 話しかけたりしてもずっとグエグエギュルギュルと明らかに怒っている様な… 終いには噛む力は激弱なのですが初めてそこそこな力で噛んできました。 息をフーッと吹きかけて、 ダメでしょ〜と軽めに注意し小屋に入れましたが これは懐いてないのでしょうか?

セキセイインコの行動変化:なぜ逃げられるようになったのか?

半年以上も一緒に過ごしてきたセキセイインコが、急に撫でられるのを嫌がり、小屋に戻そうとすると逃げ回るようになったとのこと、ご心配ですね。 これは決して「懐いていない」ということではありません。むしろ、インコがあなたとの関係性をより深く理解し、自分の意思表示ができるようになったと考えられます。

雛の頃は、人間の手の温かさや撫でる感触を心地よく感じていたでしょう。しかし、成長するにつれて、自分の空間や時間、そして意思を持つようになりました。 触られることへの許容範囲が狭くなった、あるいは、小屋への強制的な移動にストレスを感じている可能性が高いです。

考えられる原因

* 思春期・成熟期: セキセイインコは生後半年~1年で思春期・成熟期を迎え、性格や行動に変化が現れることがあります。独立心が強くなり、自分のペースを大切にしたいという気持ちが強まるのです。
* ストレス: 環境の変化(家具の移動、新しいペットの導入など)、騒音、温度変化など、インコは人間以上に繊細な生き物です。些細な変化でもストレスとなり、行動に影響を与える場合があります。
* コミュニケーション不足: 遊びやコミュニケーションは十分ですか?一方的に撫でるだけでなく、インコが楽しめる遊びを取り入れる必要があります。
* 小屋への強制: これは大きなストレス要因です。インコは自分の意思で小屋に入ることを望みます。無理強いは、信頼関係を壊す原因となります。
* 病気の可能性: 急に性格が変わった場合は、病気の可能性も考えられます。食欲不振、羽繕いの減少、呼吸が荒いなど、他の症状がないか注意深く観察しましょう。獣医への相談も検討してください。

セキセイインコとの良好な関係を築くための具体的なアドバイス

インコとの関係を修復し、再び楽しい時間を過ごすためには、インコの気持ちに寄り添うことが重要です。

1. 尊重と信頼関係の構築

* 自由時間を与える: ケージの外で自由に過ごせる時間を十分に確保しましょう。ただし、安全な環境であることを確認し、危険な場所には近づけないように注意が必要です。
* 強制しない: 触れ合いたいのはあなたの方かもしれません。インコが自ら近づいてきた時だけ優しく撫で、触れ合う時間を大切にしましょう。
* 言葉かけ: インコの名前を呼びかけたり、優しく話しかけたりすることで、安心感を与えられます。
* アイコンタクト: インコと目を合わせ、ゆっくりと呼吸をすることで、落ち着きを与えられます。

2. 適切なコミュニケーション

* 遊びの時間: インコが楽しめる遊びを取り入れましょう。鈴やボール、鏡など、様々な玩具を用意し、飽きさせないように工夫しましょう。
* おやつ: おやつを与える際には、インコの手の届く範囲に置き、自ら取らせるようにしましょう。
* 観察: インコの行動をよく観察し、何がストレスになっているのか、何が喜ばれているのかを理解しましょう。

3. ケージ環境の見直し

* 清潔さ: ケージは常に清潔に保ちましょう。糞や食べ残しをこまめに掃除し、定期的にケージ全体を清掃します。
* 安全性: ケージ内に危険な物がないか確認しましょう。
* 快適さ: 適切な温度と湿度を保ち、十分な休息場所を確保しましょう。

4. 帰宅時の対応

帰宅時は、まずインコに話しかけ、存在を知らせましょう。いきなり触ろうとせず、しばらく様子を見てから、インコが自ら近づいてきたら優しく触れ合いましょう。

5. 獣医への相談

もし、上記の対策を行っても改善が見られない場合、または、他の症状(食欲不振、羽繕いの減少など)が見られる場合は、動物病院を受診しましょう。病気の可能性も考えられます。

専門家の視点:動物行動学からのアプローチ

動物行動学の専門家によると、セキセイインコの行動変化は、成長に伴う自立心の発達環境への適応という側面が強く関わっています。 飼い主であるあなたが、インコの行動を理解し、適切な対応をすることで、再び良好な関係を築ける可能性は十分にあります。 無理強いせず、インコのリズムを尊重し、信頼関係を築くことが最も重要です。

まとめ:緑色のインテリアでリラックス空間を

セキセイインコとの関係修復には、時間と忍耐が必要です。焦らず、インコの気持ちに寄り添い、信頼関係を築くことを最優先に考えてください。 また、あなたの生活空間も、インコにとって快適な環境である必要があります。例えば、緑色のインテリアを取り入れることで、リラックスできる空間を作り、インコにも良い影響を与える可能性があります。緑色は自然の色であり、落ち着きや安らぎを与えてくれる効果があります。 カーテンやクッション、観葉植物などを緑色にすることで、より穏やかな雰囲気を演出できます。

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