ヴェンゲ色の床に合う家具選び:15畳のリビングダイニングを落ち着いた空間に

今度、新居に越すことになり、リビングの家具の色で悩んでいます。部屋は15畳のリビングダイニングで、4畳弱のキッチンと、リビングに開放した形の4.5畳の和室があります。床は選べた中で一番暗いヴェンゲ色にしました。あまり広くないので狭く感じるかな?と思いましたが、インテリアコーディネーターの方に、和室もあるしバルコニーの奥行きが2mと広めなので問題ないと言われました。壁や巾木は白、扉は黒の木目です。本題ですが、今回、購入予定のダイニングテーブル、リビングテーブル、テレビ台の3点の色について、以下で悩んでいます。ラグやソファーは明るめのベージュかグレー、カーテンは白にするつもりです。1.すべて木目調の黒。 ← 黒は大好きな色ですが、ヴェンゲ色の床に黒家具では圧迫感がありすぎるか?2.テレビ台のみ白、他2点は黒。 ← テレビ台のみ壁の色に合わせる感じ。テーブルとの統一感がなくなる?3.すべてヴェンゲ色にする。 ← 床との統一感が出そうですが、今気になっているBO Conceptの家具はテレビ台のみヴェンゲ色がありません。他メーカーのヴェンゲ色テレビ台にすると、色に違いが出そうで気になります。4.テレビ台のみ白、他2点はヴェンゲ色。 ← 2.と同じ。統一感がなくなる?テーブルの足などは、少しでも圧迫感をなくすため、スチールか、細身のものがいいかと思っています。落ち着いたシンプルモダンな雰囲気が好きなのですが、無機的すぎず、少し温かみのある感じが好きです。夜、お酒など飲みながら、ふう~っと一息つける感じの部屋にしたいと思っています。上記の組み合わせなら、どれが落ち着くでしょうか。もしくは、他によさそうな色があれば教えていただきたいです。よろしくおねがいします!!

ヴェンゲ色の床と白壁、黒の建具… 空間のバランスが重要

15畳のリビングダイニングにヴェンゲ色の床、白い壁、黒の木目扉という組み合わせは、モダンで洗練された雰囲気になりそうですね。しかし、家具選びで失敗すると、せっかくの空間が圧迫感を感じさせるものになったり、逆に寂しい印象になったりする可能性もあります。 ご希望の「落ち着いたシンプルモダンで、温かみのある空間」を実現するためには、家具の色選びが非常に重要です。 ご提案いただいた4つの選択肢をそれぞれ検討し、さらに最適な提案も加えてみましょう。

4つの選択肢のメリット・デメリット

選択肢1:すべて木目調の黒

メリット:統一感があり、スタイリッシュな空間になります。黒がお好きとのことですので、満足度も高いでしょう。 デメリット:ヴェンゲ色の床と黒の家具の組み合わせは、確かに圧迫感を感じやすいです。15畳とはいえ、家具の量によっては暗く重苦しい印象になりかねません。特に、天井高が低い場合は注意が必要です。

選択肢2:テレビ台のみ白、他2点は黒

メリット:白のテレビ台がアクセントになり、空間が明るくなります。黒の家具と白の壁とのつながりも自然です。 デメリット:確かにテーブルとの統一感は薄れます。全体のバランスが崩れ、まとまりのない印象になる可能性があります。

選択肢3:すべてヴェンゲ色

メリット:床との完璧な統一感が得られ、落ち着いた空間になります。 デメリット:BO Conceptのテレビ台がヴェンゲ色でないという制約があります。メーカーを跨いでの色合わせは、微妙な色の違いで全体の統一感を損なう可能性があります。また、全体が暗くなりすぎるリスクも考慮する必要があります。

選択肢4:テレビ台のみ白、他2点はヴェンゲ色

メリット:選択肢2と同様に、白のテレビ台がアクセントになります。 デメリット:選択肢2と同様、テーブルとの統一感が薄れ、まとまりのない印象になる可能性があります。

理想の空間を実現するための家具選び:ブラウン系の提案

上記の選択肢を検討した結果、すべて黒やすべてヴェンゲ色にするのは、圧迫感や暗さにつながるリスクが高いと考えられます。そこで、よりバランスの良い選択肢として、ブラウン系の家具を提案します。 ヴェンゲ色は濃いブラウン系の色です。そのため、同じブラウン系の色味の中でも、明るめのブラウンや、異なる木目のブラウンなどを組み合わせることで、空間の奥行きと温かみを演出できます。 具体的には、以下の様な組み合わせが考えられます。 * **ダイニングテーブルとリビングテーブル:ウォールナット材などのやや濃いめのブラウン** ヴェンゲ色の床との調和を図りつつ、明るさを加えます。 * **テレビ台:明るめのブラウンまたはナチュラルな木目** 白の壁との調和をとり、空間のアクセントとなります。 あるいは、あえて黒のテレビボードを選択し、他の家具とのコントラストを楽しむのも良いでしょう。 * **ソファ:ベージュまたはグレー** 既に予定されている通り、明るめの色で空間の広がり感を演出します。

素材とデザインで圧迫感を軽減

家具の色だけでなく、素材やデザインも圧迫感を軽減する上で重要です。 * **脚のデザイン:**テーブルやテレビ台の脚は、スチール製の細い脚にすることで、軽やかでスタイリッシュな印象になります。床面との接地面積が小さくなるため、圧迫感を軽減する効果も期待できます。 * **素材感:**木目の種類や仕上げ方によって、重厚感や軽快感が変わります。例えば、マットな仕上げの木材は、光沢のあるものよりも落ち着いた印象を与えます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの立場から見ると、ヴェンゲ色の床は、空間を引き締める効果がありますが、家具選びを間違えると、重苦しく暗い印象になりがちです。そのため、明るめの色や素材を取り入れることで、バランスを取ることが重要です。 例えば、カーテンを白にするのは良い選択です。壁の色とも調和し、空間を広く見せる効果があります。ラグやソファも明るめの色にすることで、さらに空間の明るさを確保できます。 家具の配置も重要です。家具を壁際に寄せるのではなく、適度な間隔を空けることで、圧迫感を軽減できます。

具体的なアクションプラン

1. **家具店へ行き、実際に色を確認する:**写真では色の見え方が異なるため、実際に家具を見て、ヴェンゲ色の床との組み合わせを確認しましょう。 2. **サンプルを取り寄せる:**気に入った家具があれば、サンプルを取り寄せて、部屋に置いてみて色のバランスを確認しましょう。 3. **配置シミュレーション:**家具の配置を事前にシミュレーションすることで、圧迫感やバランスの悪さを事前に防ぐことができます。多くの家具店では、3Dシミュレーションツールを提供しています。 4. **照明計画:**間接照明などを効果的に使うことで、空間の明るさを調整し、温かみのある雰囲気を演出できます。

まとめ:温かみのあるシンプルモダンを実現しよう

ヴェンゲ色の床を活かしつつ、圧迫感のない温かみのあるシンプルモダンなリビングダイニングを実現するには、ブラウン系の家具をベースに、明るめの色や素材を効果的に取り入れることが重要です。 今回ご紹介したポイントを参考に、理想の空間を創造してください。

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