ワンルームマンションの謎の床下!ゴキブリや防犯対策はどうすればいい?

床下について。今ワンルームのアパートの1Fに住んでいるのですが、居住当時から写真の床下が気になっています。場所は押し入れの床です。特に床下収納があるという話は一切なかったので、そういうものではないような気がします。開けてもしゴキブリや蜘蛛等の虫がうじゃうじゃ出てきたら怖いので開けられません。何を目的として付けられているんでしょうか?また、床下が外と繋がっているだけだとしたら防犯上どうなんでしょう…?

ワンルームマンションの押し入れ床下の正体とは?

ワンルームマンション、特に築年数の古い物件では、押し入れの床下に謎の空間があるケースがあります。質問者様のように、床下収納の存在を知らされておらず、虫や防犯面への不安を抱かれる方も少なくありません。まずは、その床下の可能性を探っていきましょう。

可能性1:通気口

最も可能性が高いのは、通気口です。床下空間は、湿気やカビの発生を防ぐために換気を必要とします。特に1階は地面からの湿気が上がりやすく、通気口を設けることで床下の湿度をコントロールし、建物の寿命を延ばす役割を果たしています。この通気口は、小さな穴が開いているだけのシンプルな構造の場合もあれば、格子状のカバーが付いている場合もあります。写真がないため断定はできませんが、押し入れの床下に小さな穴や格子状のカバーがあれば、これが通気口の可能性が高いです。

可能性2:配管スペース

床下には、給排水管や電気配線が通っている場合があります。これらの配管や配線を点検・修理するために、アクセスできる空間が確保されている可能性があります。この場合、床下は完全に外部と繋がっているわけではなく、配管スペースとして限定的に利用されています。

可能性3:建築時の残材置き場(可能性低い)

ごく稀に、建築工事の際に残った廃材などが一時的に置かれたままになっているケースもあります。しかし、これは管理会社が把握しているはずなので、可能性は低いと言えます。

床下を開ける前に!安全確認と対策

床下を開ける前に、必ず以下の手順を踏んで安全を確認しましょう。

  • 管理会社への連絡:まずは管理会社に連絡し、床下の状況を確認しましょう。通気口なのか、配管スペースなのか、あるいは問題がないかなどを確認することで、不必要な不安を取り除くことができます。
  • 写真撮影:床下の様子を写真に撮っておきましょう。管理会社への連絡時に状況を伝える際に役立ちます。また、後から問題が発生した場合の証拠としても有効です。
  • 防虫・防鼠対策:床下を開ける前に、ゴキブリや蜘蛛などの害虫駆除スプレーを周囲に散布しておきましょう。また、ネズミ忌避剤なども有効です。開けた際に虫が出てくるのを防ぐことができます。
  • 換気:作業中は十分な換気を確保しましょう。マスクを着用するのもおすすめです。
  • 手袋と長袖:作業時は必ず手袋と長袖の服を着用しましょう。ケガや虫刺されを防ぐことができます。

防犯対策

床下が外部と繋がっている場合、防犯上のリスクも考慮する必要があります。

具体的な防犯対策

  • 通気口のカバー:通気口に金網などのカバーを取り付けることで、外部からの侵入を防ぐことができます。ホームセンターなどで簡単に購入できます。
  • 防犯カメラの設置:押し入れ内部や玄関などに防犯カメラを設置することで、不審者の侵入を早期に発見することができます。
  • センサーライトの設置:センサーライトを設置することで、不審者が近づくと自動的に点灯し、威嚇効果を高めることができます。特に、押し入れの近くに設置すると効果的です。
  • 窓の強化:窓に防犯フィルムを貼るなど、窓からの侵入を防ぐ対策も重要です。
  • 定期的な点検:定期的に床下や周囲の状況をチェックし、不審な点があればすぐに管理会社に連絡しましょう。

専門家の意見

建築士の視点から見ると、1階で床下に空間がある場合、通気性を確保するための空間である可能性が非常に高いです。ただし、古い建物では、配管の経年劣化による漏水リスクも考慮する必要があります。不安な場合は、専門業者に点検を依頼することをお勧めします。

まとめ

ワンルームマンションの押し入れ床下の謎は、多くの場合、通気口や配管スペースである可能性が高いです。ただし、不安な場合は管理会社に連絡し、状況を確認することが重要です。安全に配慮した上で、適切な防犯対策を行うことで、安心して生活できる環境を確保しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)