ワンルームマンションでの多頭飼い!子犬と先住犬の安全な環境づくり

ちょっと困ってます。現在我が家にはワンコが居ます。今週末に2か月の仔犬が新たに家族になります。ブリーダーさんから4か月は先住犬との接触はしないで欲しいと言われ困っています。出来れば別の部屋にして欲しいとまで言われました。住居は10畳位のワンルームマンションですので別々には出来ません。未使用のケージがありますが、ケージの間から接触は可能ですよね?周りを何かで囲う事も考えていますが、やはりそこまで徹底しないといけないものでしょうか?折りたたみ式の六角形のサークルとか購入しようかとも考えています。補足先住犬はワクチン済です。なぜ2か月も駄目なのかは聞いていませんが、引き取りに行く時に聞いて来ます。感染症って空気感染するものなら同じ部屋に居てはまずいですよね?正直、2回目のワクチンとその後の狂犬病をやったらOKかなって思っていました。昔からこんなに厳しかったんでしょうかね?

子犬と先住犬の安全な同居:ブリーダーさんの指示の理由

2ヶ月の子犬と先住犬の接触を4ヶ月間避けるようブリーダーさんが指示されたとのこと、ご心配ですね。これは決して過剰な反応ではありません。子犬は免疫力が未発達で、様々な感染症にかかりやすい状態です。先住犬がワクチン接種済みとはいえ、潜在的な感染症を持っている可能性や、先住犬が子犬にストレスを与える可能性も考慮されているのです。

子犬の免疫力と感染症リスク

2ヶ月の子犬は、母犬から受け継いだ抗体が徐々に減っていく時期です。この時期は、パルボウイルス、犬ジステンパー、伝染性肝炎といった重篤な感染症にかかりやすく、死亡率も高いです。これらの感染症は、直接接触だけでなく、糞便や尿、空気中にもウイルスが存在するため、完全に隔離することが重要になります。

先住犬によるストレスとケガのリスク

先住犬が子犬に対して、遊びのつもりで強く噛んだり、威嚇したりする可能性があります。子犬は小さく、骨も未発達なため、軽いケガでも深刻な事態になりかねません。また、先住犬が子犬の存在にストレスを感じ、行動に変化が現れる可能性もあります。

ブリーダーさんの専門的な知識

ブリーダーさんは、多くの犬を飼育し、繁殖してきた経験から、子犬の健康と安全を守るための知識と経験を持っています。彼らの指示は、単なる心配ではなく、子犬の命を守るための重要なアドバイスであると理解しましょう。

ワンルームマンションでの空間分割:具体的な方法

10畳のワンルームマンションで、子犬と先住犬を完全に隔離するのは難しいですが、工夫次第で安全な空間を作ることができます。

ケージとサークルの併用

未使用のケージと折りたたみ式の六角形サークルを併用することをおすすめします。ケージは子犬の寝床や安全な隠れ家として、サークルは子犬が自由に動き回れる空間として活用しましょう。

ケージの設置と工夫

* ケージは、先住犬が届かない場所に設置します。
* ケージの床には、柔らかいマットなどを敷いて、子犬が快適に過ごせるようにします。
* ケージの扉は、子犬が簡単に開けられないようにしっかりと閉めます。
* ケージの周りを、布や段ボールなどで覆うことで、子犬の安心感を高めることができます。

サークルの設置と工夫

* サークルは、ケージの近くに設置し、子犬がケージとサークルを行き来できるようにします。
* サークルのサイズに合わせて、子犬用のトイレ、寝床、おもちゃなどを配置します。
* サークルは、子犬が飛び越えられない高さを選びましょう。
* サークルの中に、子犬が隠れることができるハウスなどを設置すると、安心感が増します。

空間の仕切り:視覚的な遮蔽

ケージとサークルだけでは不安な場合は、カーテンやパーテーションなどを利用して、視覚的に空間を区切ると効果的です。これにより、子犬と先住犬のストレスを軽減することができます。

カーテンの活用

* カーテンレールなどを設置し、簡単に開閉できるカーテンを設置します。
* 厚手のカーテンを使用することで、音や臭いを遮断する効果も期待できます。

パーテーションの活用

* 折りたたみ式のパーテーションは、場所を取らずに簡単に設置できます。
* 高さのあるパーテーションを使用することで、子犬と先住犬の視線を遮断し、ストレスを軽減できます。

その他、重要なポイント

* 定期的な清掃:子犬のトイレやケージ、サークルはこまめに清掃し、清潔な環境を保ちましょう。
* 十分な休息:子犬は、十分な睡眠が必要です。静かな場所を確保し、休息できる環境を整えましょう。
* コミュニケーション:子犬と先住犬が、お互いの存在に慣れていくには時間が必要です。焦らず、ゆっくりと時間をかけてコミュニケーションを取らせましょう。
* 専門家への相談:不安なことがあれば、獣医さんや動物行動学の専門家に相談しましょう。

まとめ

2ヶ月の子犬と先住犬を安全に同居させるためには、ブリーダーさんの指示を尊重し、適切な空間分割と環境整備が不可欠です。ケージとサークルの併用、視覚的な遮蔽、そして清潔な環境の維持を心がけましょう。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、子犬と先住犬が仲良くなれるようにサポートすることが大切です。

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