ワックスがけ前の下地処理:古いワックスの簡単除去方法と効率的な作業手順

ワックスがけ前のワックスを剥がす作業について教えてください。今日、ワックス前に、床クリーナーでワックスを剥がしてからしようとしたら、とても時間がかかりました。簡単にはがれるものだと思っていたのですが、ごしごし力を入れないととれないし、途中でやめようと思っても、剥がしたところとそうでないところでは、全然違うので。。。辞めれませんでした。今まで、床をふいてからワックスをかけていたので、クリーナーを使うとこんなに大変なのかと驚きました。実際、みなさん、ワックスをきれいに剥がしてから、新しいワックスをしているのでしょうか?ちなみに、家は全部フローリングで、今日した部屋が20畳でした。もう、他の部屋まで、ワックスを剥がす体力が残っていません・・・

ワックス剥がし作業の大変さ、その原因と解決策

フローリングのワックスがけ前に、古いワックスを剥がす作業は、想像以上に大変だったとのこと、お気持ちお察しします。20畳という広さであれば、数時間かかるのも無理はありません。 ごしごしこすり落とす作業は、時間も体力も消耗しますし、仕上がりにムラができやすいというデメリットもあります。 多くの場合、ワックスが剥がれにくい原因は、以下の3点に集約されます。

  • ワックスの種類と重ね塗り: 油性ワックスは水性ワックスに比べて剥がれにくく、長年重ね塗りされている場合は特に頑固です。成分によっては、床材に浸透している場合もあります。
  • ワックスの乾燥状態:完全に乾燥したワックスは、クリーナーだけでは剥がれにくくなります。古いワックスが劣化して硬化している可能性も考えられます。
  • 適切なクリーナーと道具の選定:使用するクリーナーの種類や、パッドの材質、作業方法によっては、効率が大きく変わります。

効率的なワックス剥がし:プロの技とおすすめの方法

実は、全てのワックスを完全に剥がす必要はありません。完全に剥がす必要がないということをまず理解しておきましょう。 古いワックスの上から新しいワックスを塗ってしまうと、仕上がりが悪くなったり、剥がれやすくなったりする可能性はありますが、適切な下地処理をすれば問題ありません。

そこで、プロの清掃業者も実践する効率的なワックス剥がし方法をご紹介します。

1. 適切なワックス剥がし剤を使用する

市販のワックス剥がし剤は、種類が豊富です。油性ワックス用、水性ワックス用など、ワックスの種類に合ったものを選びましょう。 スプレータイプや、クリームタイプなど、使いやすさも考慮すると良いでしょう。 使用前に必ず目立たない場所でテストを行い、床材への影響を確認してください。

2. ワックス剥がし剤の使用方法

ワックス剥がし剤を、説明書に従って床に塗布します。 ある程度置いてから、パッドやモップで拭き取ります。 強くこすりすぎると床を傷める可能性があるため、優しく丁寧に作業することが重要です。 必要に応じて、数回に分けて作業を行うと良いでしょう。

3. 効率的な作業方法

20畳の部屋を一気に作業するのは大変です。 作業範囲を区切って、少しずつ進めることをおすすめします。 例えば、1畳ずつ、あるいは数畳ずつ区切り、その範囲を丁寧に処理していきましょう。 休憩を挟みながら、無理なく作業を進めることが大切です。

4. 道具選びの重要性

適切な道具を選ぶことも、効率的な作業に繋がります。 マイクロファイバーモップは、ワックス剥がし剤を効率的に拭き取ることができ、おすすめです。 また、パッドを使用する場合は、床材を傷つけないよう、柔らかい素材のものを選びましょう。

5. ワックス剥がし後の清掃

ワックス剥がし剤を拭き取った後は、十分に水拭きを行い、残留物を完全に除去しましょう。 その後、完全に乾燥させてから、新しいワックスを塗布します。

専門家の視点:ワックスの種類と適切なメンテナンス

インテリアコーディネーターの山田先生に話を聞きました。

「ワックスの種類によって、適切なメンテナンス方法が異なります。油性ワックスは耐久性が高い一方、剥がれにくいため、定期的なメンテナンスが必要です。水性ワックスは剥がれやすいですが、環境に優しく、メンテナンスも比較的容易です。 最近では、UVコーティングなど、ワックスよりも耐久性が高い床の保護方法も人気です。 ご自身のライフスタイルや床材に合わせて、最適な方法を選択することが重要です。」

まとめ:ワックスがけは下地処理が重要

ワックスがけは、下地処理が仕上がりの良し悪しを大きく左右します。 古いワックスを完全に剥がす必要はありませんが、適切な方法で下地処理を行うことで、美しく、長持ちするワックスがけを実現できます。 今回ご紹介した方法を参考に、無理なく作業を進めてください。 それでも難しい場合は、プロの業者に依頼するのも一つの方法です。

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