ワイルドストロベリーの梅雨時期の育て方と葉がしおれた時の対処法

ワイルドストロベリーについて質問があります。今、部屋で育てています。葉も茎も大きくなってきました。でも、現在梅雨の時期で、部屋の中も涼しくなってきています。水は土が乾いたらあげたりしています。しかし、今日、葉に霧吹きをかけたら、葉が柔らかくなり、しぼみそうになってしまっています。元気になるにはどうしたらいいでしょうか?添付した写真の左側の葉と茎は、ピンと元気になっていたのに、霧吹きのせいで、茎が折れてしまっています。一応、ハイポニックスの観葉植物用の挿すタイプの肥料をあげているんですけど、これも外したほうがいいのか、心配です。解決方法を教えてください。前にも葉が柔らかくなり、しぼんだことがありました。補足 質問に回答いただいた方になんですけど、水は乾いてからきちんとあげてます・・。

ワイルドストロベリーの葉がしおれた原因と対処法

梅雨時期の室内でワイルドストロベリーを育てているとのこと、葉がしおれてしまった原因と、元気にするための具体的な対処法を解説します。写真から、葉がしおれて茎が折れている様子が伺えますが、これは過湿が原因の可能性が高いです。

梅雨時期の室内環境とワイルドストロベリー

梅雨時期の室内は、気温が低く湿度が高い傾向にあります。ワイルドストロベリーは比較的乾燥を好む植物です。そのため、湿度の高い環境下では、根腐れを起こしやすく、葉がしおれてしまうことがあります。特に、霧吹きは葉に直接水滴が付着し、蒸散作用を阻害するため、かえって植物を弱らせてしまう可能性があります。

葉がしおれた時の対処法

1. 風通しの良い場所に移動させる:まずは、ワイルドストロベリーを風通しの良い場所に移動させましょう。窓を開けて風を通したり、扇風機で弱い風を当てて、葉の表面の水分を蒸発させ、湿度を下げることが重要です。

2. 土の乾燥を確認する:土が乾いてから水やりをしているとのことですが、梅雨時期は土の乾燥が遅れるため、指で土の表面を触って、十分に乾いていることを確認してから水やりを行うようにしましょう。鉢底から水が流れ出るまでしっかり水やりをするのではなく、少量ずつ与え、土全体に水分が行き渡るようにするのがポイントです。

3. 根腐れの確認:既に根腐れを起こしている可能性があります。鉢からワイルドストロベリーを抜き、根の状態を確認してみましょう。根が黒くなっていたり、腐敗臭がする場合は、根腐れしている可能性が高いです。この場合は、腐った根を取り除き、新しい土に植え替える必要があります。植え替えの際には、通気性の良い土を使用することが重要です。

4. 肥料の調整:ハイポニックスの観葉植物用肥料を使用しているとのことですが、梅雨時期は植物の生育がやや鈍くなるため、肥料の量を減らすか、一時的に肥料を与えない方が良いでしょう。肥料を与えすぎると、根を傷める可能性があります。

5. 日照時間の確保:ワイルドストロベリーは日当たりの良い場所を好みますが、直射日光に当てすぎると葉焼けを起こす可能性があります。レースカーテン越しの柔らかい光を当てるようにしましょう。

6. 霧吹きは控える:葉への霧吹きは、梅雨時期の室内では避けた方が無難です。葉に付着した水滴は、病気を誘発する可能性もあります。

ワイルドストロベリーの育て方:梅雨時期のポイント

梅雨時期のワイルドストロベリーの育て方において、特に重要なのは湿度管理水やりです。

湿度管理

* 風通しの良い場所を選ぶ:風通しの良い場所に置くことで、湿度を下げ、根腐れを防ぎます。
* 除湿機を使用する:室内が非常に湿度の高い場合は、除湿機を使用するのも有効です。
* 換気をこまめに行う:窓を開けて換気をこまめに行うことで、空気の循環を促し、湿度を下げます。

水やり

* 土の乾燥を確認する:土の表面が乾いてから水やりを行いましょう。指で土の表面を触って、十分に乾いていることを確認することが大切です。
* 少量ずつ与える:一度に大量の水を与えるのではなく、少量ずつ与え、土全体に水分が行き渡るようにしましょう。
* 鉢底から水が流れ出るまで水やりをするのは避ける:鉢底から水が流れ出るまで水やりをすると、根腐れの原因となる可能性があります。

その他ポイント

* 適切な鉢を選ぶ:通気性の良い鉢を使用しましょう。素焼き鉢がおすすめです。
* 適切な土を選ぶ:水はけの良い、通気性の良い土を使用しましょう。市販の観葉植物用の土を使用するのがおすすめです。
* 病気や害虫に注意する:梅雨時期は、病気や害虫が発生しやすい時期です。こまめに観察し、異常を発見したらすぐに対応しましょう。

専門家のアドバイス

植物栽培に詳しい園芸家の山田先生にアドバイスをいただきました。「ワイルドストロベリーは、乾燥気味を好む植物です。梅雨時期は、特に水やりに注意が必要です。土の表面が乾いてから水やりを行い、過湿にならないように注意しましょう。また、風通しの良い場所に置くことも重要です。」

まとめ

ワイルドストロベリーの葉がしおれてしまった原因は、梅雨時期の湿度の高さによる過湿が考えられます。霧吹きは避けて、風通しの良い場所に移動させ、土の乾燥を確認してから水やりを行いましょう。根腐れが心配な場合は、鉢から抜いて根の状態を確認し、必要であれば植え替えを行いましょう。肥料は控えめにし、日照時間にも注意することで、ワイルドストロベリーを元気に育てることができます。

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