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ロールスクリーンの取り付け方法:正面付けと天井付け、どちらを選ぶ?
新築住宅へのロールスクリーン設置、おめでとうございます!初めてだと、取り付け方法や操作方法の選択に迷うのも当然です。 まず、正面付けと天井付けのどちらが良いかですが、これは設置場所と目的によって異なります。
正面付け
* メリット:窓枠にぴったりと設置できるので、光漏れが少なく、すっきりとした印象になります。窓枠のサイズに合わせて製作できるため、窓にジャストフィットします。
* デメリット:窓枠に設置するため、窓を開閉する際にロールスクリーンを巻き上げたり、ずらしたりする必要があります。窓枠の形状によっては取り付けが難しい場合もあります。また、窓枠から少し出っ張るため、窓を開けた際に干渉する可能性があります。
天井付け
* メリット:窓枠の上部に設置するため、窓の開閉に干渉しません。窓枠より広い範囲を覆うことができるため、より多くの光を遮断できます。
* デメリット:窓枠と天井の間に隙間があると、光漏れが発生する可能性があります。また、天井の強度や形状によっては取り付けが難しい場合があります。
キッチンのシンク前、ダイニング横の窓は、作業スペースを確保するため、正面付けよりも天井付けがおすすめです。多少の光漏れは、他の照明で補えます。ただし、窓枠と天井の間に隙間がある場合は、光漏れ防止のため、隙間テープなどを活用しましょう。
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玄関の縦長窓、子供部屋、寝室は、光漏れを最小限に抑えたい場合は正面付け、窓の開閉を優先したい場合は天井付けを選択できます。
ロールスクリーンの操作方法:それぞれのメリット・デメリット
ロールスクリーンの操作方法は、大きく分けて以下の4種類があります。
スプリング式
* メリット:シンプルで安価。コードやチェーンがないため、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安全です。
* デメリット:巻き上げと巻き下げが自動で行われるため、好きな高さで止めることができません。一度巻き上げると、完全に下まで下ろさないと再度巻き上げることができません。
チェーン式
* メリット:好きな高さでロールスクリーンを止めることができます。比較的安価です。
* デメリット:チェーンを操作する必要があるため、小さなお子さんやペットがいる家庭では注意が必要です。
ワンコード式
* メリット:チェーン式と同様に好きな高さで止めることができます。コードを引っ張るだけのシンプルな操作です。
* デメリット:コードが絡まる可能性があります。
ワンタッチチェーン式
* メリット:チェーンを軽く引くだけで、スムーズに巻き上げ・巻き下げができます。
* デメリット:他の操作方法に比べて価格が高めです。
キッチンのシンク前は、片手で操作できるワンタッチチェーン式が便利です。ダイニング横、玄関、子供部屋、寝室は、チェーン式またはワンコード式で十分です。小さなお子さんやペットがいる場合は、チェーンを安全に収納できるタイプを選ぶことをおすすめします。
洗えるロールスクリーンの選び方とメンテナンス
洗えるロールスクリーンは、清潔に保ちやすく、長く使用できます。選び方のポイントは、以下の通りです。
素材
* ポリエステルなどの水洗い可能な素材を選びましょう。
* 防汚加工が施されていると、汚れがつきにくく、お手入れが簡単です。
取り外し・取り付けの容易さ
* ロールスクリーンの取り外しが簡単なものを選びましょう。
* フックやクリップで簡単に取り付けられるタイプが便利です。
洗濯方法
* 洗濯表示をよく確認し、洗濯機で洗えるか、手洗いが必要かを確認しましょう。
* 乾燥機を使用できるかも確認しましょう。
洗濯後のシワについては、洗濯ネットを使用し、弱回転で脱水することで軽減できます。干す際には、なるべく平らに広げて干すのがポイントです。それでもシワが残る場合は、アイロンを使用することもできますが、素材によってはアイロンが使用できない場合があるので、注意が必要です。
レースカーテンやカフェカーテンとの組み合わせ
ロールスクリーンを正面付けにし、天井付けでレースカーテン、もしくは突っ張り棒でカフェカーテンを付けるのは、問題ありません。むしろ、プライバシー保護とデザイン性の向上に役立ちます。ただし、カーテンの種類や色によっては、圧迫感を感じることがありますので、軽やかな素材を選び、色調を統一することで、まとまりのある空間を演出できます。
専門家のアドバイス
インテリアコーディネーターの山田先生にアドバイスをいただきました。
「ロールスクリーンは、機能性とデザイン性を両立できる優れたアイテムです。設置場所や用途に合わせて、適切なタイプを選ぶことが重要です。迷った場合は、専門業者に相談してみるのも良いでしょう。彼らは、お客様のニーズに合わせた最適な提案をしてくれます。」
まとめ
ロールスクリーンの選び方、取り付け方、そしてメンテナンス方法について解説しました。 それぞれの窓の状況、ライフスタイル、そして予算を考慮して、最適なロールスクリーンを選んでください。 今回ご紹介した情報が、皆様のインテリア選びのお役に立てれば幸いです。