ロシアリクガメの飼育:健康で長生きするための完全ガイド

ロシアリクガメを飼います。必要な機具などは、全て揃えてあります。そこで、質問したいのですが、餌は、フードを主にあげて、時々小松菜などを与える、という説明書きや、フードはあまりよくないので、小松菜などを主にあげる、という話があるのですが、どちらが良いのでしょうか??また、時々飼っている入れ物から、外(部屋の中)に出してあげないと、ビタミン不足になる、というのも、ネットにのっていました。店の人は、その辺は何も言っていなかったので、どうしたら、一番カメに良い飼い方ができるんだろう、と思い、質問させていただきました。上手な飼い方を知っている方がいらっしゃれば、教えていただきたいと思います。また、餌の与え方(お湯でふかす?)についても、教えていただけると、嬉しいです。それから、餌はいつ取り替えればよいのでしょうか??回答お願いします;補足皆様、詳しく回答していただき、本当に有難う御座います。特に、taurus19790506様。たしかに、生き物の目を見て、心の声を聴いてあげることは凄く大切ですよね。ここで、補足があります。餌は、フードよりも、野菜などを主に与えると良い、ということは分かったのですが、野菜はどのように与えたら良いのでしょうか??それから、朝の日光浴は、飼っている入れ物のまま、外に出すのですか??再び回答お願いします!

ロシアリクガメの適切な餌と与え方

ロシアリクガメの健康を維持するために、適切な食事は非常に重要です。市販のフードだけで飼育するのではなく、野菜中心の食事を心がけましょう。 「フードはあまりよくない」という意見は、フードだけでは栄養バランスが偏ってしまうためです。フードは補助的な役割として考え、主食は多様な野菜や野草としましょう。

理想的な餌の割合

* 野菜・野草:70~80% 様々な種類の葉野菜、野草をバランスよく与えることが大切です。
* 市販フード:20~30% 栄養補助として使用します。高品質なフードを選び、パッケージの指示に従って与えましょう。

おすすめの野菜と野草

  • 葉野菜:小松菜、チンゲン菜、レタス(少量)、クローバー、タンポポの葉など
  • その他野菜:カボチャ、ニンジン(少量)、キュウリ(少量)など
  • 野草:オオバコ、カラスノエンドウ、ヨモギなど(野生のものは農薬などに注意し、安全な場所から採取しましょう)

注意:トマト、ほうれん草、ネギ類などはシュウ酸を多く含むため、与えすぎるとカルシウムの吸収を阻害する可能性があります。少量であれば問題ありませんが、主食としては避けた方が無難です。

餌の与え方と頻度

* お湯でふかす必要はありません。新鮮な野菜をそのまま与えましょう。ただし、硬い野菜は小さく刻んで与えるのがおすすめです。
* 与える頻度:毎日、または1日おき。カメの食欲や排泄の状態を見て調整しましょう。
* 餌の量:カメの甲羅の長さの1.5倍程度の野菜を与え、残さず食べる量を調整しましょう。
* 餌の交換:食べ残しはすぐに取り除きましょう。腐敗すると雑菌が繁殖し、カメの健康を害する可能性があります。

日光浴と紫外線

日光浴は、ロシアリクガメにとってカルシウムの吸収ビタミンD3の生成に不可欠です。日光浴をさせることで、甲羅の形成や骨の健康を維持することができます。

日光浴の方法

* 朝の日光浴が理想的です。直射日光を浴びさせる時間帯を選びましょう。
* 飼育ケースから出して日光浴させましょう。ただし、脱走に注意し、安全な場所で日光浴させましょう。
* 日光浴時間は、徐々に増やしていくのが大切です。最初は短時間から始め、カメの状態を見ながら徐々に時間を延ばしていきましょう。
* 夏場の直射日光は危険です。熱中症を防ぐため、日陰を作ったり、時間を調整しましょう。
* 紫外線ライトの使用:日光浴ができない場合は、爬虫類用の紫外線ライトを使用しましょう。

飼育環境の重要性

適切な飼育環境は、ロシアリクガメの健康と長寿に直結します。

飼育ケース

* 十分な広さのあるケースを選びましょう。カメが自由に動き回れるスペースが必要です。
* 床材:爬虫類用の床材を使用しましょう。清潔さを保つために、定期的に交換しましょう。
* 隠れ家:カメが落ち着いて休める隠れ家を用意しましょう。

獣医への相談

カメの健康状態に少しでも異変を感じたら、爬虫類に詳しい獣医に相談しましょう。早期発見・早期治療が大切です。

まとめ

ロシアリクガメの飼育は、愛情と責任を伴うものです。適切な餌やり、日光浴、そして清潔な飼育環境を保つことで、健康で長生きするカメを育てることができます。 このガイドラインを参考に、あなたのロシアリクガメとの生活を豊かなものにしてください。 分からないことがあれば、獣医や専門家への相談を躊躇しないようにしましょう。

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