レッドビーシュリンプ稚エビ飼育と水足し:水槽環境と適切な管理方法

レッドビーシュリンプの稚エビがいる水槽の水足しについてです。水槽:45×30×30 濾過:gexハイドロフィルター450、テトラ ツインビリーフィルター 底床:マスターソイルブラック パウダー、スーパーパウダー2層 水草:流木付きウィローモス、流木付きウォーターフェザー (どちらも500缶位の大きさ) その他:シラクラ いれとかナイト、あぶない葉っぱ 添加材、餌:beemax、あやびっくミネラル、怪しい粉、日の丸弁当、クアトロ2 冷却ファンと部屋の冷房で24~26℃を維持 ケンミジンコいます 本題に入ります 7月15日に抱卵したレッドビーが8月10日に孵化しました。 冷却ファンを使用している為、3日毎に2リットルの足し水が必要です。 8月10日に水足しをしてその直後、孵化を確認しました。 つまり、今日、明日には足し水をしなければならない状態です。 しなければならない、というのは、フィルターの吹き出し口がベストの位置という意味です。 稚エビはpHの変化に弱いから、換水、足し水はダメだと聞いたのですが… 45センチ水槽に対して3日に1度2リットルの足し水はダメでしょうか? ちなみに、10日にハッチアウトした親えびは、12日に再換卵しました。 今後の為にも、ご返答お願いします。

レッドビーシュリンプ稚エビと水質管理:pH変化への配慮

レッドビーシュリンプの稚エビ飼育において、水質管理、特にpHの安定は非常に重要です。稚エビはpHの変化に弱く、急激な変化はストレスを与え、死亡リスクを高めます。ご質問にあるように、3日に2リットルの水足しが必要な状況で、その影響が心配なのは当然です。

しかし、「換水、足し水はダメ」という情報は、必ずしも絶対ではありません。重要なのは、水質変化の程度と速度です。少量の水を定期的に足し加えることで、蒸発による水位低下を補い、フィルターの効率を維持することは、稚エビの生存にむしろプラスに働く可能性があります。

適切な水足しの方法:稚エビへの負担を最小限に

45cm水槽に3日に2リットルという水足しは、水槽全体の約10%に相当します。これは、急激な水質変化を引き起こす可能性は低いと言えます。ただし、以下の点に注意することで、稚エビへの負担をさらに軽減できます。

1. 水合わせを徹底する

足し水をする際には、必ず水合わせを行いましょう。水道水と水槽の水をゆっくりと混ぜ合わせることで、水質の差を徐々に小さくし、稚エビへのショックを最小限に抑えます。市販の水合わせ器を使うと便利です。

2. 同等の水質の足し水を使用する

水道水を使用する場合、カルキ抜きは必須です。さらに、pHや硬度を水槽の水と出来る限り近づけることが重要です。市販の調整剤を使用したり、汲み置きした水を使用するのも有効です。

3. 水流に注意する

水足しは、フィルターの吹き出し口から直接行わないようにしましょう。水流が稚エビに直接当たることで、ストレスを与えてしまう可能性があります。水槽の隅や、水草の陰など、水流の穏やかな場所にゆっくりと注ぎ入れることが大切です。

4. 定期的な水質検査

pH、GH(一般硬度)、KH(炭酸硬度)などの水質パラメーターを定期的に検査し、変化を把握することで、適切な水質管理を行うことができます。水質検査キットは、ホームセンターやペットショップで手軽に購入できます。

レッドビーシュリンプ飼育環境の見直し:長期的な視点

今回のケースでは、冷却ファンによる蒸発が水足しの頻度を高めている要因です。冷却方法の見直しも検討してみましょう。

冷却方法の検討

* 冷却ファンとエアコンの併用:エアコンの効率を高めるために、冷却ファンを使用しているかもしれませんが、エアコンだけで十分な温度管理が可能であれば、蒸発量を減らせます。
* 水槽クーラーの導入:水槽クーラーは、水槽内の温度を安定させるのに非常に効果的です。蒸発による水位低下を抑え、水換えの頻度を減らすことができます。初期投資は必要ですが、長期的な視点で見れば、水質管理の負担軽減につながります。
* 水槽の設置場所の見直し:直射日光が当たる場所や、熱源の近くに水槽を設置していないか確認しましょう。

専門家のアドバイス:経験に基づいた適切な対応

レッドビーシュリンプの繁殖に詳しいブリーダーや、アクアリストに相談することも有効です。彼らは、経験に基づいた具体的なアドバイスをしてくれるでしょう。インターネット上のコミュニティや、ペットショップの店員などに相談してみるのも良い方法です。

まとめ:バランスの取れた水質管理と飼育環境

稚エビの生存率を高めるためには、急激な水質変化を避けることが重要です。少量の水を定期的に足し加えることは、必ずしも悪いことではありません。しかし、水合わせを徹底し、水質を安定させる努力をすることが大切です。冷却方法の見直しや、専門家への相談も検討することで、より安定した飼育環境を構築できるでしょう。

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