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レッドビーシュリンプ水槽への移行について
レッドビーシュリンプの投入時期
NO2・NO3が無反応とのこと、水質は良好と言えるでしょう。レッドチェリーシュリンプが順調に繁殖し始めている点も、水槽環境が安定している証拠です。ただし、レッドビーシュリンプはレッドチェリーシュリンプよりも水質に敏感です。導入前に、数日間水合わせを行い、じっくりと環境に慣れさせることが重要です。いきなり投入せず、数時間かけて少しずつ水槽の水を混ぜていく方法がおすすめです。導入後も、数日間は注意深く観察しましょう。
ソイルの厚さ、初期ブレイクについて
4~5cmの厚敷きはレッドビーシュリンプ飼育に適しています。底面フィルターを組み込んでいる点も、水質の安定に貢献します。「初期ブレイク」とは、新しいソイルを使用開始した直後、バクテリアが十分に繁殖する前にアンモニアや亜硝酸塩が発生する現象です。これは、ソイルに含まれる有機物が分解される過程で起こります。今回の水槽では、既にレッドチェリーシュリンプが3週間飼育されており、NO2・NO3が無反応であることから、初期ブレイクは既に落ち着いていると考えられます。ただし、レッドビーシュリンプ導入後は、念のため水質をこまめにチェックしましょう。
レッドビーシュリンプの導入匹数
12Lの水槽にレッドチェリーシュリンプ7匹と稚エビ3匹が飼育されているとのこと。レッドビーシュリンプの導入匹数は、水槽サイズ、レッドチェリーシュリンプとの共存、繁殖計画などを考慮する必要があります。12Lの水槽では、レッドビーシュリンプを5匹程度が限度でしょう。多すぎると、餌の競合やストレスによる病気のリスクが高まります。繁殖を考慮すると、さらに少なくした方が良いかもしれません。増えすぎた場合は、ご準備されている他の水槽に移す計画は適切です。
餌について
レッドビーシュリンプは、レッドチェリーシュリンプよりも繊細なため、専用の餌を与えることが推奨されます。市販のシュリンプフードには、レッドビーシュリンプの成長に必要な栄養素がバランスよく配合されています。また、レッドビーシュリンプは、コケや微生物も食べますが、それだけでは十分な栄養を摂取できません。そのため、週に2~3回程度、少量のシュリンプフードを与えるのが理想的です。
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エビの食性について
エビはガラス面についたバクテリア膜や微生物、コケなどを食べている可能性が高いです。コケが見られないとのことですが、肉眼では見えない微生物は必ず存在します。
プラナリアの予防法
プラナリアは、水質悪化や餌の残りを原因として発生しやすいです。予防策としては、こまめな水換え、餌の与えすぎに注意することが重要です。また、水槽内の掃除もこまめに行い、残餌や汚れを徹底的に除去しましょう。
マツモの効果
マツモは、酸素供給、水質浄化、隠れ家として役立ちます。レッドビーシュリンプの隠れ家として、また、稚エビの保護場所としても効果的です。導入を検討する価値は十分にあります。
まとめ:レッドビーシュリンプ飼育のポイント
レッドビーシュリンプの飼育は、水質管理が非常に重要です。定期的な水換え、適切な餌やり、隠れ家の設置など、細やかな配慮が必要です。水槽環境を安定させ、レッドビーシュリンプが快適に過ごせるように心がけましょう。
- 水質管理:定期的な水換え(週に1回程度、1/3程度)を行い、水質を安定させましょう。
- 餌やり:専用のシュリンプフードを少量、週に2~3回与えましょう。
- 隠れ家:ウィローモス、マツモなどを設置し、隠れ家を提供しましょう。
- 温度管理:24~26℃を維持しましょう。
- 観察:毎日水槽を観察し、エビの状態をチェックしましょう。
専門家によると、レッドビーシュリンプの飼育において最も重要なのは、安定した水質の維持です。そのため、適切なフィルターの使用、定期的な水換え、そして餌の量を調整することは不可欠です。