レッドビーシュリンプの繁殖成功への道:水槽環境と飼育管理のポイント

レッドビーシュリンプの繁殖について レッドビーシュリンプを飼育して約4か月の素人です。 以前、知恵袋で皆さんにアドバイスをもらい、自分の飼育環境については問題なさそうなので、それ以外の事について教えてほしいと思ってます。皆さんのアドバイスをもらえるとうれしいです。 ちなみに当方45cm水槽に約20匹(サイズは1cmから2cmぐらいでまんべんなく)。♂♀も両方均等に入ってると思ってます。 1)繁殖と水流は関係あると思いますか? 45cm水槽で濾過はエーハイム2213を使用し、シャワーパイプで排水してましたが、水流が強くてうまく交尾できないのかな?と思い、シャワーパイプを外してみたのですが、水流は弱くなりましたが抱卵してくれません。まだ強いのかなと思い、排水パイプの前にネットを掛けて更に弱めてみたが結果変わらず。逆に弱くした事が悪い方向にいってますでしょうか? 2)照明点灯の時間は関係あるものでしょうか?うちは夜7時ぐらいに点けて、深夜2時ごろ消灯。リビングに水槽を置いてるので昼は部屋が暗い訳ではないです。明るい時間が多すぎるとか関係ありそうでしょうか? 3)人に見られてるストレスとかは関係ありそうでしょうか?家にいる時間は水槽の前に座っている事が多く、ついつい水槽を覗き込んでる時間が多いのですが、これって影響あるものでしょうか? ちなみに、飼い始めでか3か月までは30cm水槽+片掛けフィルターで飼育してましたがポツポツ死がとまらず、困った挙句1か月ぐらい前から45cm水槽へ入れ替えました。ポツポツ死はなくなったのですが抱卵してくれないです。これぐらいだと、まだ水槽に慣れてくれないものでしょうか? 見た感じでは、みんな元気にツマツマもしてるし、餌にも飛びついてきて取り合いの喧嘩してます。水質にも問題ない感じだと思ってるのです。(テトラ6in1) いろいろHPとか見てますが、思い当たるところがなく皆さんの経験から教えてもらえるとうれしいです。 よろしくお願いします。

レッドビーシュリンプの繁殖:水流、照明、ストレスの影響

レッドビーシュリンプの飼育、4ヶ月も頑張っていらっしゃるんですね!45cm水槽に20匹と、良い環境で飼育されているようです。抱卵に至らない原因を探っていきましょう。ご質問の1つずつ、丁寧に解説していきます。

1. 水流と繁殖の関係性

水流はレッドビーシュリンプの繁殖に影響を与えます。強すぎる水流は、シュリンプの交尾を妨げ、抱卵を困難にする可能性があります。 エーハイム2213は強力なフィルターなので、シャワーパイプを外したり、ネットを付けるなど工夫されているのは素晴らしいです。しかし、弱すぎる水流も問題です。弱すぎる水流は、水質の悪化や、餌の偏りを招き、結果的に繁殖を阻害する可能性があります。

理想的な水流は、シュリンプが自由に動き回れる程度の穏やかな流れです。 シャワーパイプではなく、外部フィルターの排水口に拡散パイプを取り付けることをおすすめします。これにより、水流を優しく分散させることができます。また、流木や水草などを配置して、隠れ家を作り、水流を遮断する場所を作ることも効果的です。シュリンプは隠れ家を求める習性があるので、落ち着ける空間を提供することで、繁殖を促すことができます。

2. 照明時間と繁殖の関係性

照明時間は、レッドビーシュリンプの繁殖に直接的な影響を与えるとは言い切れませんが、間接的に影響を与える可能性はあります。 1日の照明時間を12時間程度に設定するのが一般的です。深夜2時消灯は少し長いように感じます。10時間~12時間程度の点灯時間を目安に調整してみてください。

また、照明の強さにも注意が必要です。 レッドビーシュリンプは、あまり強い光を好みません。光が強すぎる場合は、シェードなどを利用して光量を調整しましょう。

3. ストレスと繁殖の関係性

水槽の前に座り込んで観察することは、シュリンプにとってストレスになる可能性があります。 特に、水槽に近づきすぎたり、水槽を叩いたりすると、シュリンプは驚いてしまい、繁殖行動を妨げる可能性があります。

水槽を観察する際は、ある程度の距離を保ち、静かに観察するようにしましょう。 また、水槽の周囲に余計なものを置かないことも重要です。シュリンプは、周囲の環境の変化に敏感です。

4. その他の要因と具体的な対策

* 水槽のサイズと個体数:30cm水槽から45cm水槽への変更は正解でした。しかし、20匹は少し多いかもしれません。過密状態は、水質悪化やストレスにつながり、繁殖を阻害する可能性があります。 状況を見て、一部を別の水槽に移すことを検討しましょう。
* 水質管理:テトラ6in1は良い製品ですが、定期的な水換えは必須です。 1週間に1回、水槽の水の1/3程度を交換しましょう。
* 餌やり食べ残しは、水質悪化の原因になります。 シュリンプが食べきれる量だけを与え、食べ残しはすぐに取り除きましょう。
* 隠れ家流木や水草は、レッドビーシュリンプの隠れ家としてだけでなく、繁殖場所としても重要です。 十分な隠れ家があるか確認し、不足している場合は追加しましょう。
* 水温:レッドビーシュリンプは、22~26℃程度の水温を好みます。水温計で常に確認し、適切な温度を保つようにしましょう。
* 亜硝酸塩・硝酸塩チェック:テトラ6in1で水質チェックはされていますが、亜硝酸塩と硝酸塩の値を定期的にチェックすることが重要です。これらの値が高いと、シュリンプの健康状態に悪影響を与えます。

専門家の視点:繁殖成功のためのアドバイス

レッドビーシュリンプの繁殖は、水槽環境と飼育管理の両面からアプローチする必要があります。経験豊富なブリーダーによると、「安定した環境と、シュリンプが安心して繁殖できる空間の提供が最も重要」とのことです。急激な環境変化は避け、ゆっくりと時間をかけて、シュリンプが環境に慣れていくのを待ちましょう。

上記のポイントを参考に、一つずつ改善していくことで、きっと繁殖に成功するでしょう。焦らず、根気強く飼育を続けることが大切です。

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