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レオパレス退去時の備品処理:置いていくのはNG?
レオパレス21などの賃貸マンションを退去する際、トイレットペーパー、電球、ティッシュ、電気ポットなどの備品を置いていくかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、これらの備品は原則として持ち帰るべきです。
置いていくことで迷惑になる可能性がある理由を、いくつか解説します。
1. 清潔さや衛生面への影響
たとえ新品同様の備品であっても、使用済みとみなされる可能性があります。特にトイレットペーパーやティッシュは、衛生面への配慮から、新しいものと交換することが一般的です。中古の備品が残っていると、清掃業者にとって余計な手間となり、清掃が不十分になる可能性も懸念されます。
2. 品質や状態の確認が難しい
置いていった備品が、本当に新品同様の状態なのか、あるいは使用済みで劣化しているのか、確認するのは困難です。清掃業者は、万が一不具合があった場合の責任を負うことができません。そのため、全ての備品を撤去し、新品に交換することが、トラブルを回避する上で最も確実な方法です。
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3. 業者による清掃への影響
清掃業者は、契約に基づき、部屋を元の状態に復元する義務を負っています。そのため、残された備品は、全て撤去し、清掃を行う必要があります。置いていった備品を処分する手間や費用は、清掃業者にとって余計な負担となります。
4. 次の入居者への影響
残された備品が、次の入居者にとって不衛生であったり、使いにくいものだった場合、クレームにつながる可能性があります。特に、電気ポットなどの使用済み家電は、内部に汚れや臭いが残っている可能性があり、衛生面で問題となるケースも考えられます。
退去時の持ち物チェックリストと具体的な対応
では、具体的にどのようなものを持ち帰り、どのように処分すれば良いのでしょうか? 以下にチェックリストと対応策を示します。
持ち帰るべきもの
* 全ての私物:家具、家電、衣類、食器、日用品など、持ち込んだものは全て持ち帰ります。
* 備品(たとえ未使用でも):トイレットペーパー、ティッシュ、電球、電気ポット、カーテン、網戸など、備品として提供されたものも全て持ち帰ります。
* 付属品:説明書、保証書、リモコンなど、備品に付属するものは全て揃えて持ち帰ります。
処分方法
* ゴミとして処分:不要な備品は、各自治体のゴミ収集ルールに従って処分します。粗大ゴミになる場合は、事前に手続きが必要です。
* リサイクル:リサイクル可能なものは、リサイクルセンターなどに持ち込みます。
* 不用品回収業者:大量の不用品がある場合は、不用品回収業者に依頼するのも一つの方法です。
専門家(不動産会社)のアドバイス
退去に関する疑問点があれば、必ず不動産会社に確認しましょう。契約書に記載されている事項や、具体的な手順についてアドバイスを受けることができます。
スムーズな退去のためのポイント
退去をスムーズに行うためには、以下の点に注意しましょう。
- 退去日の2週間前までに、不動産会社に連絡:退去の意思表示と、鍵の返却時期などを確認します。
- 原状回復義務を確認:契約書で、原状回復義務の内容を確認します。どのような状態まで部屋を戻す必要があるのか、明確に理解しておきましょう。
- 清掃は念入りに:清掃は、プロ並みの徹底さで実施しましょう。汚れや傷が残っていると、原状回復費用が発生する可能性があります。特に、キッチン、浴室、トイレは重点的に清掃しましょう。
- 写真や動画で記録:退去前の部屋の状態を、写真や動画で記録しておきましょう。トラブル発生時に証拠として役立ちます。
- 立会いは必ず参加:退去立会いは必ず参加し、部屋の状態を確認しましょう。問題があれば、その場で指摘し、記録に残すことが重要です。
まとめ:備品は持ち帰り、丁寧な対応を
レオパレス退去時の備品処理は、原則として全て持ち帰る必要があります。放置することで、清掃業者や次の入居者への迷惑となる可能性があります。スムーズな退去のためには、契約内容をしっかりと確認し、丁寧な清掃と備品の処理を行いましょう。疑問点があれば、不動産会社に相談することをお勧めします。