レオパレス契約キャンセルと返金:仲介手数料と契約解除について解説

友人の事なのですが、離婚が決まり急きょ、今の部屋を出ていかなくてはならず、先月の30日にルームという賃貸業者でレオパレスの契約をして17万円払ったそうです。1日に契約の説明の約束をしたのですが、結局実家に戻ることで落ち着いたため、契約をキャンセルしたいと話したそうです(レオパレスの人に)。そうしたら、契約の仲介料と取るといわれたそうで、キャンセルの際にそのようなものが必要とは説明されておらず、納得がいかないと相談をされました。また、いまだに返金されていないそうです。入居は今日の予定だったそうです。お金は取られてしまうのでしょうか?そしてこんなに返金に時間がかかるのでしょうか?私がわからず、答えられなかったので詳しい方がいらっしゃったら教えてください。補足 契約書なんてもらってないそうです。ルームに入金は後でと言われたのですが、たまたま金額をもっていたので払っただけだそうです。

レオパレス契約キャンセルと返金に関する問題点

友人のケースは、賃貸契約のキャンセルと返金に関するトラブルです。契約書を受け取っていない、仲介手数料の説明がなかった、返金が遅れているなど、複数の問題点が指摘できます。 これらの問題を解決するために、以下に解説します。

契約書がない場合の対応

まず、契約書がないという点が非常に重要です。賃貸契約は、重要な事項が記載された契約書を交わすことが原則です。契約書がない場合、契約内容自体が曖昧になり、トラブルに発展しやすい状況です。

契約内容の確認

ルームとレオパレス双方に、契約内容の確認を依頼する必要があります。契約締結日、契約内容、支払金額、キャンセル規定など、具体的な情報を文書で求めるべきです。メールや書面で記録を残すことが重要です。

証拠の収集

契約に関する証拠を収集しましょう。例えば、ルームへの入金明細、レオパレスとのやり取りの記録(メール、電話記録など)が有効な証拠となります。

仲介手数料の請求について

仲介手数料の請求は、契約内容によって異なります。一般的に、契約が成立し、かつ入居が開始される前にキャンセルする場合、仲介手数料が発生する可能性があります。しかし、契約説明が不十分であったり、契約書が交付されていない場合は、仲介手数料の全額請求は難しい可能性があります。

クーリングオフの適用可能性

特定の契約には、クーリングオフ制度が適用される場合があります。しかし、賃貸契約はクーリングオフの対象外です。ただし、契約締結時の説明が不十分であったり、重要な事項が告知されなかった場合は、契約の無効または一部無効を主張できる可能性があります。

民法上の不当利得返還請求

契約書がない、説明が不十分だったなどの状況を踏まえ、民法上の不当利得返還請求を検討する余地があります。これは、相手方が不当に利益を得ている場合、それを返還させることができるという制度です。この請求をするためには、弁護士などの専門家の助言を受けることが重要です。

返金が遅れている場合の対応

返金が遅れている場合、ルームとレオパレスに書面で返金を求める必要があります。期日を設定し、その期日までに返金がない場合は、法的措置を検討する旨を伝えるべきです。

専門家への相談

これらの問題を解決するには、弁護士や不動産専門家への相談が不可欠です。専門家は、状況を正確に判断し、適切な解決策を提案してくれます。

具体的なアドバイス

1. ルームとレオパレスに書面で契約内容の確認と返金請求を行う。内容証明郵便を利用すると証拠として有効です。
2. 契約に関するすべての証拠を収集する。メール、電話記録、入金明細などを保存しましょう。
3. 弁護士または不動産専門家に相談する。専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応ができます。
4. 消費者センターに相談する。相談窓口として利用できます。

事例紹介:類似事例からの学び

類似事例として、契約書がない、説明が不十分だったなどの理由で、仲介手数料の返還を認められた判例があります。これらの判例は、友人のケースにおいても、有利な証拠となり得ます。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、契約書がない、説明が不十分だったという点は、非常に重要なポイントです。これらの点を主張することで、仲介手数料の全額返還、もしくは一部返還の可能性が高まります。

まとめ

レオパレスの契約キャンセルと返金問題は、契約書がないこと、説明が不十分だったことなど、複数の問題点が絡み合っています。早急にルームとレオパレスに連絡を取り、書面で対応を求め、必要に応じて弁護士などの専門家に相談することを強くお勧めします。 冷静に状況を整理し、適切な対応を取ることで、問題解決に繋がるでしょう。

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