レオパレスの電気コンロとIH卓上コンロ併用の安全性と選び方
レオパレスの物件に引っ越し、備え付けの電気コンロの火力が心配とのこと、そしてIH卓上コンロの併用をご検討とのこと、よく分かります。自炊をされるのであれば、火力の強さは重要なポイントですよね。結論から言うと、備え付けの電気コンロの上にIH卓上コンロを重ねて使用するのは、非常に危険であり、絶対に避けるべきです。
なぜ危険なのか?
* 発火の危険性: 電気コンロは発熱し、長時間使用すると高温になります。その上にIHコンロを置くことで、熱がこもり、発火のリスクが大幅に高まります。特に、コンロとIHコンロの間に断熱材を挟んだとしても、熱の逃げ場がなくなり、危険性は増します。
* 故障の原因: IHコンロは、正確な熱制御のために、設置面との距離や通気性が重要です。不適切な設置は、IHコンロの故障や、最悪の場合、感電事故につながる可能性があります。
* 火災保険の問題: 万が一、火災が発生した場合、不適切な設置が原因だと判断されれば、火災保険が適用されない可能性があります。
IH卓上コンロを選ぶ際のポイント
もし、備え付けのコンロの火力が物足りない場合は、別の場所にIHコンロを設置することを強くお勧めします。 安全に、そして快適に調理するために、以下の点を考慮してIHコンロを選びましょう。
1. 電力:
卓上IHコンロの電力は、一般的に1000W~1400W程度です。1400Wのものがおすすめです。 火力が強く、調理時間を短縮できます。ただし、契約している電気容量を確認し、ブレーカーが落ちないよう注意が必要です。レオパレスの電気容量は物件によって異なるため、事前に確認が必要です。
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2. 機能:
* 火力調節機能: 細かい火力調整ができるものが便利です。
* タイマー機能: 料理中に離れる際も安心です。
* 安全機能: 空焚き防止機能、温度過上昇防止機能などは必須です。
* サイズ: 設置場所のスペースに合わせて選びましょう。
3. おすすめのIHコンロ(例):
具体的な製品名は、価格や機能、デザインなど、個々のニーズによって異なります。家電量販店やインターネット通販サイトで、上記ポイントを参考に、ご自身のニーズに合った製品を選んでください。 例えば、人気のブランドとして、パナソニック、アイリスオーヤマ、東芝などが挙げられます。
安全な設置方法
IHコンロは、安定した平らな場所に設置することが重要です。必ず、水平で耐熱性のある場所に設置してください。 不安定な場所に設置すると、転倒や火災の原因となる可能性があります。また、コンロの周囲には可燃物を置かないように注意しましょう。
レオパレスの電気コンロの火力を補う他の方法
IHコンロの併用は危険なので、他の方法で火力を補うことを検討しましょう。
1. ガスコンロの使用:
レオパレスによっては、ガスコンロの使用が許可されている場合があります。事前に管理会社に確認し、許可を得た上で使用しましょう。ガスコンロはIHコンロよりも火力が強く、調理もスムーズに行えます。
2. 電気ケトルや電子レンジの活用:
調理の一部を電気ケトルや電子レンジで行うことで、電気コンロの負担を減らすことができます。例えば、お湯を沸かしたり、野菜を蒸したりするのに活用できます。
3. より効率的な調理方法:
適切な鍋やフライパンを使用したり、食材を適切な大きさに切ったりすることで、調理時間を短縮し、電気コンロの火力の弱さを補うことができます。
専門家からのアドバイス
電気工事士の視点から、重ね置きは絶対に避けてください。電気系統のトラブルや火災につながるリスクが非常に高いため、安全な設置場所を確保することが重要です。
まとめ
レオパレスの電気コンロの火力が弱い場合、IHコンロを重ねて使用するのは非常に危険です。安全性を確保するためには、別の場所にIHコンロを設置するか、ガスコンロの使用許可を得るか、他の調理器具を活用するなど、代替案を検討しましょう。 快適なキッチンライフを送るためにも、安全第一で行動することを心掛けてください。