レインボーファン(アスプレニウム)の葉が白くなった!復活させる方法と対処法

レインボーファンという観葉植物は、日陰OKで寒さにも強いというので、外の日陰に置いておきましたが、日が当たる時間が少しあるようで、葉が白くなってしまいました。部屋の中の日陰に置くことにしましたが、白くなってしまった葉は青みを取り戻せますか?切ってしまった方がよいですか?

レインボーファンの葉が白くなった原因

レインボーファン(アスプレニウム・オニキスなど、アスプレニウム属の観葉植物の総称)の葉が白くなる原因は、主に直射日光による日焼けです。「日陰OK」と聞いていても、全く日光が当たらない場所ではなく、明るい日陰を好む植物です。少しの時間でも直射日光が当たると、葉緑素が破壊され、葉が白く変色してしまいます。 特に、屋外で管理する場合、夏の強い日差しは注意が必要です。葉焼けを起こしやすい時間帯は、午前10時~午後3時頃です。

他にも、以下のような原因が考えられます。

  • 水不足:乾燥状態が続くと、葉が白っぽく変色することがあります。
  • 肥料のやりすぎ:肥料成分の濃度が高すぎると、葉焼けを起こす可能性があります。
  • 病気や害虫:まれに、病気や害虫の被害によって葉が白くなることがあります。
  • 寒さによるストレス:冬場の寒すぎる環境も、葉の変色につながる場合があります。

白くなった葉の対処法

残念ながら、一度白くなってしまった葉が元の緑色に戻ることはありません。葉緑素が破壊された状態なので、回復は難しいです。

白くなった葉の切り方

白くなった葉は、早めに切り取ることをおすすめします。放置すると、そこから病気が発生したり、植物全体の生育に悪影響を及ぼす可能性があります。

切り取る際は、清潔なハサミやカッターを使用し、白くなった部分の付け根から切り取ります。切り口に殺菌剤を塗布すると、感染症予防に繋がります。

今後の管理方法

部屋の中の日陰に移動させたのは正解です。今後は以下の点に注意して管理しましょう。

  • 適切な光の当たり方:直射日光を避け、明るい日陰で管理します。東向きの窓辺など、午前中の柔らかな光が当たる場所が理想的です。レースのカーテン越しの光などが良いでしょう。
  • 水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。鉢底から水が出てくるまでしっかり与え、受け皿に溜まった水は捨てるようにしましょう。冬場は控えめに。
  • 湿度:レインボーファンは湿度を好みます。乾燥が激しい場合は、霧吹きで葉に水を吹きかけたり、鉢皿に水を入れて湿度を保つ工夫をしましょう。
  • 肥料:生育期(春~秋)に、薄めた液体肥料を月に1~2回与えます。肥料を与えすぎると葉焼けを起こすため、注意が必要です。
  • 温度管理:寒さには比較的強いですが、0℃以下になるような場所は避けましょう。冬場は室内で管理するのが安全です。

専門家の視点:植物医のアドバイス

植物医の視点から見ると、葉焼けを起こしたレインボーファンは、適切な環境下で管理すれば、新しい葉を出し、元気に育ちます。白くなった葉を早めに切り取ることで、植物の負担を軽減し、新しい葉の生育を促すことができます。また、適切な水やりと肥料によって、健康な成長をサポートすることが重要です。

まとめ:レインボーファンの育成を楽しむために

レインボーファンは、その美しい葉を楽しむことができる魅力的な観葉植物です。しかし、適切な管理をしないと、葉焼けなどのトラブルに見舞われる可能性があります。この記事で紹介したポイントを参考に、レインボーファンを元気に育んで、美しい緑を長く楽しんでください。

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