ルームエアコンから冷風が出ない!原因と解決策|賃貸アパートでの事例

ルームエアコンから冷風が出ません。1週間ほど前までは冷房設定で冷たい風が出ていたのですが、現在冷房やドライにしてもぬるい風が出てしまいます。リモコンで電源を入れなおしても変わらずぬるい風が出るのですが、エアコン本体の電源やブレーカーを一度落として入れなおすと3分間くらい冷たい風が出ます。去年もこの時期に同じ症状になってしまい、部屋が暑くなったらエアコンのブレーカーを一度落としてから付けての繰り返しで凌いでいました。この症状の原因に心当たりがある方やエアコンに詳しい方がいましたらぜひ意見をいただきたいです。部屋は賃貸アパートの2階ワンルームです。(エアコン備え付け)室外機は隣の建物との間の奥の方にあるようで近くで見ることはできませんでした。(他の部屋の室外機の動作音なのかもしれないです)メーカーはNationalです。エアコンのコンセントは壁に埋まってるようで見当たりません。冷たい風、ぬるい風が出ている時どちらもランプの点灯はエアコンの運転ランプだけです。本体の強制運転、冷房試運転のボタンでもやはり3分ほどでぬるい風に変わってしまいます。ご意見ご回答よろしくお願いします。補足今朝のことですが、昨晩ぬるいエアコンのまま就寝して今朝起きたところ冷たい風が出ていました。ですがやはり1分くらいでぬるい風になってしまいました。ぬるい風のまま待てば冷たい風に変わるのかと思い2時間ほど付けましたが変わりませんでした。

エアコンから冷風が出ない原因を探る

ご質問ありがとうございます。National製のルームエアコンから冷風が出なくなり、ブレーカーを落として入れ直すと一時的に冷風が出るという症状、大変お困りのことと思います。この症状は、いくつかの原因が考えられます。一つずつ見ていきましょう。

1. 冷媒不足

エアコンは冷媒と呼ばれる液体を使って冷風を作ります。この冷媒が不足すると、冷風が出なくなったり、冷えが悪くなったりします。 ブレーカーを落として入れ直すと一時的に冷えるのは、冷媒が循環し始めるためと考えられますが、すぐに冷えなくなるのは冷媒不足が原因の可能性が高いです。 賃貸アパートの場合、エアコンは備え付けなので、冷媒の補充は大家さんや管理会社に依頼する必要があります。

2. 凝縮器(室外機)の汚れや故障

室外機にホコリやゴミが詰まると、熱をうまく放散できなくなり、冷房能力が低下します。 室外機の位置が確認しづらいとのことですが、動作音を確認できたということは、完全に故障しているわけではない可能性があります。しかし、汚れや故障の可能性も考慮する必要があります。 室外機を確認し、ホコリやゴミを取り除いてみましょう。 もし、自分で清掃できない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

3. コンデンサの不良

コンデンサはエアコンの電子部品の一つで、電圧を安定させる役割があります。このコンデンサが劣化したり故障したりすると、エアコンが正常に動作しなくなり、冷風が出なくなる可能性があります。 ブレーカーを落とした直後だけ冷えるという現象も、コンデンサの劣化が原因の一つとして考えられます。コンデンサの交換は専門業者に依頼する必要があります。

4. その他の電気系統の故障

コンプレッサー、ファンモーター、制御基板など、エアコンには多くの電気部品が使われています。これらの部品の故障も冷風が出ない原因となります。 特に、コンセントが見当たらないとのことですので、配線の問題も考えられます。 専門業者に点検してもらうことが必要です。

5. ドレンホースの詰まり

ドレンホースはエアコンから排出される水を受けるホースです。このホースが詰まると、エアコン内部に水が溜まり、冷房能力が低下したり、最悪の場合、故障の原因となる可能性があります。 ドレンホースの詰まりは、自分で確認・清掃することもできますので、まずはこの点も確認してみましょう。

具体的な解決策と手順

まずは、ご自身でできる簡単なチェックから始めましょう。

1. 室外機の清掃

室外機にホコリやゴミが詰まっていないか確認します。 ブラシや掃除機を使って、丁寧に清掃しましょう。 高圧洗浄機を使用する場合は、エアコンの取扱説明書をよく読んでから行ってください。 清掃後も症状が改善しない場合は、次のステップに進みましょう。

2. ドレンホースの確認

エアコン内部に水が溜まっていないか確認します。 ドレンホースが詰まっている場合は、ホースにつまりの原因となるゴミなどを除去します。 自分で清掃できない場合は、専門業者に依頼しましょう。

3. 管理会社への連絡

賃貸アパートの場合、エアコンは大家さんや管理会社の管理下にあることが多いです。 症状を説明し、修理を依頼しましょう。 備え付けのエアコンの修理は、原則として大家さんの責任です。 修理費用についても、大家さんと相談しましょう。

専門家への相談

上記の手順を試しても改善しない場合は、エアコン修理業者に相談することをお勧めします。 専門家は、原因を特定し、適切な修理を行うことができます。 複数の業者に見積もりを取って比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。 修理費用は、原因によって異なりますが、数千円から数万円かかる可能性があります。

インテリアへの影響と対策

エアコンの故障は、室温の上昇という直接的な影響だけでなく、インテリアにも間接的な影響を与えます。例えば、室温が高いと、快適な空間を演出するためのインテリア選びに制限がかかります。 涼しげな色合いのカーテンやラグ、通気性の良い素材の家具などが、暑さを感じさせやすい環境下では、かえって不快感を招く可能性があります。

エアコンが正常に稼働しない状態が続くと、部屋の湿度も上がり、カビの発生リスクも高まります。 カビは健康被害だけでなく、インテリアの劣化にもつながります。 そのため、早期に修理を行い、快適な室内環境を維持することが重要です。 修理が完了したら、お部屋の空気をきれいに保つための空気清浄機などを導入するのも良いでしょう。

まとめ

エアコンから冷風が出ない原因は様々です。 まずはご自身でできる清掃や確認を行い、それでも改善しない場合は、管理会社や専門業者に相談しましょう。 早期の対応が、快適な生活空間とインテリアの維持につながります。

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