リフォーム費用50万円/坪は妥当?築35年住宅のリフォーム見積もりと対応策

坪単価50万以上のリフォームって妥当なの?? 先日、全面リフォームをするにあたって、初めて業者さんに見積もりを頼み、家を見てもらいました。 新○そっくりさんのプランナーの方に「予算を1500万までに」と伝えましたが、見積もりをみてびっくり。。。 5LDKの間取りで2700万(延床面積約50坪)でした。リフォームの坪単価50万円以上は普通の金額ですか? (全面リフォーム希望でしたが、2階の2部屋は現状維持で図面は書かれてあったので実際には坪単価60万円くらいになりますよね。) リフォームで、新築の半額とうたってる割に高い気がします。 他のメーカーなどと見積書も比較したかったのですが、「打ち合わせの段階なので・・・」と書類関係は担当者が持って帰られました。 何分、初めての体験なので、どう対応してよいかわからず・・・・↓↓ 全くド素人なんで、詳しい方や体験談などよろしくご指導お願いします。 ちなみに築35年。大人3人、子供1人が住むには部屋数が多いので今の延べ床面積70坪から、20坪ほど減築したいと考えております。減築部分の解体工事費等が高いのでしょうか??

リフォーム費用:50万円/坪は高い?安い?相場を徹底解説

築35年の住宅を全面リフォームする際の費用について、ご心配されていることと思います。提示された見積もり2700万円(50坪)は、坪単価54万円となり、確かに高額に感じられます。さらに、2部屋を現状維持とした場合、坪単価は60万円近くに達する計算になります。

リフォーム費用は、建物の築年数、リフォーム内容、使用する材料、業者によって大きく異なります。「リフォームは新築の半額」という謳い文句は、あくまで目安であり、必ずしも当てはまるとは限りません。特に、築年数の古い住宅では、予想外の修繕が必要になるケースも多く、費用が膨らむ可能性があります。

リフォーム費用の内訳と相場

リフォーム費用の内訳は、大きく分けて以下の項目から構成されます。

  • 解体費用:既存の壁や床、設備などを解体する費用。減築を伴う場合は、この費用が特に高くなります。
  • 設計費用:設計図の作成費用。設計の複雑さによって費用が変動します。
  • 工事費用:内装工事、設備工事、電気工事、水道工事など、実際の工事費用。材料費と人件費が含まれます。
  • 諸費用:申請費用、保険費用、搬出費用など。

リフォームの坪単価は、一般的に30万円~80万円と言われています。しかし、これはあくまでも目安です。高級素材を使用したり、複雑な設計、特殊な工事が必要な場合は、坪単価が100万円を超えることもあります。今回のケースでは、築35年という築年数に加え、減築工事も含まれるため、坪単価が高くなっている可能性が高いです。

見積もりの比較と業者選びのポイント

今回のケースでは、見積書を提示されなかった点が非常に気になります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが、適正価格を知る上で非常に重要です。

複数の業者に見積もり依頼をする重要性

最低でも3社以上の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。それぞれの業者の強みや弱み、提案内容、価格などを比較することで、最適な業者を選ぶことができます。

見積書の内容を丁寧に確認する

見積書には、工事内容、材料、費用などが詳細に記載されている必要があります。不明な点があれば、業者に丁寧に質問し、納得できるまで説明を求めましょう。

  • 工事内容の明確化:各工事項目が具体的に記載されているか確認しましょう。曖昧な表現は避け、詳細な説明を求めるべきです。
  • 材料の明記:使用する材料の種類やメーカー、品質などが明記されているか確認しましょう。安価な材料を使用することで、費用を抑えている可能性もあります。
  • 費用内訳の確認:人件費、材料費、諸費用などが明確に記載されているか確認しましょう。内訳が不明瞭な場合は、業者に詳細な説明を求めましょう。

信頼できる業者を選ぶためのチェックポイント

  • 実績:過去の施工事例や顧客からの評価などを確認しましょう。ホームページや口コミサイトなどを活用すると良いでしょう。
  • 資格:建築士などの資格を保有しているか確認しましょう。資格の有無は、技術力や信頼性の指標となります。
  • 対応:説明が丁寧で、質問にもきちんと答えてくれる業者を選びましょう。不安な点を解消してくれる業者を選ぶことが重要です。
  • 保証:工事後の保証内容を確認しましょう。万が一、問題が発生した場合でも安心できる業者を選びましょう。

減築工事の費用と注意点

70坪から20坪の減築は、大規模な工事となります。解体費用だけでなく、構造上の補強工事なども必要になる可能性があり、費用が高くなるのは当然です。

減築工事の費用を下げる工夫

減築工事の費用を抑えるためには、以下の点に注意しましょう。

  • 解体する部分の選定:解体しやすい部分を選ぶことで、費用を抑えることができます。構造上重要な部分の解体は、費用が高くなる傾向があります。
  • 再利用可能な資材の活用:解体した資材のうち、再利用可能なものは再利用することで、費用を抑えることができます。
  • 工事時期:工事時期によっては、費用が変動することがあります。閑散期に工事を依頼することで、費用を抑えることができる可能性があります。

専門家への相談

リフォームは高額な買い物です。不安な点があれば、建築士やリフォームアドバイザーなどに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な判断をすることができます。

まとめ

リフォーム費用は、様々な要因によって大きく変動します。提示された見積もり金額が高いと感じた場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。また、専門家への相談も有効です。焦らず、じっくりと時間をかけて、最適なリフォームプランを選びましょう。

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