リフォーム後一年で床がきしむ!原因と対処法、詐欺かどうか徹底解説

家をリフォームしてから一年くらいたつんですけど部屋の床が少しだけきしんできました。詐欺ですか?

リフォーム後一年で床がきしむのは、必ずしも詐欺とは限りません。様々な原因が考えられます。この記事では、床がきしむ原因を詳しく解説し、対処法、そしてリフォーム業者の対応について、詐欺かどうかを見極めるポイントも含めてご紹介します。

床がきしむ原因:木材の乾燥と収縮、施工不良の可能性

床がきしむ原因は、大きく分けて「木材の乾燥と収縮」と「施工不良」の2つに分類できます。まずはそれぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

木材の乾燥と収縮

木材は、湿度によって膨張と収縮を繰り返します。リフォーム後、特に季節の変わり目など、室内の湿度が大きく変化する時期には、木材の収縮によって床がきしむことがあります。特に、無垢材を使用している場合は、この現象が起こりやすいです。これは、自然現象によるものであり、必ずしも施工不良とは限りません。

  • 乾燥による収縮:特に冬場など乾燥が進むと、木材が縮み、接合部分に隙間が生じ、きしみ音が発生します。
  • 湿度変化:季節による湿度の変化によって、木材が膨張と収縮を繰り返し、きしみ音が発生することがあります。

施工不良

一方、施工不良が原因の場合もあります。これは、リフォーム業者の責任となります。例えば、以下の様な場合が考えられます。

  • 下地処理の不足:床下地の処理が不十分な場合、木材の動きを吸収できず、きしみ音が発生しやすくなります。
  • 釘やビスの打ち込み不足:床材を固定する釘やビスがしっかりと打ち込まれていないと、床材が動き、きしみ音が発生します。
  • 適切な接着剤の使用不足:床材と下地材の接着が不十分な場合、きしみ音が発生しやすくなります。
  • 木材の選定ミス:適切な乾燥処理がされていない木材を使用した場合、後から収縮し、きしみ音が発生することがあります。

床がきしむ時の対処法:DIYと専門家への依頼

床がきしむ原因が特定できれば、適切な対処法を選択できます。軽微なきしみであればDIYで対応できる場合もありますが、大きな問題の場合は専門家への依頼がおすすめです。

DIYでできる対処法

軽微なきしみであれば、以下のDIY方法を試すことができます。ただし、状況によっては効果がない場合もあります。

  • 木工用ボンドの使用:きしみの原因箇所に木工用ボンドを注入し、乾燥させて固定します。効果がある場合もありますが、根本的な解決にはなりません。
  • 釘やビスの追加:きしみ音がする箇所に、釘やビスを追加で打ち込み、床材を固定します。ただし、床材を傷つける可能性があるので注意が必要です。

専門家への依頼

DIYで改善しない場合、または原因が特定できない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。専門業者は、床下の状況を調査し、適切な修理方法を提案してくれます。

  • 床鳴り修理業者:床鳴り修理を専門に行っている業者に依頼することで、的確な原因究明と修理が期待できます。
  • リフォーム業者:リフォーム業者に再調査を依頼し、施工不良によるものならば、保証の適用範囲を確認しましょう。

詐欺かどうかを見極めるポイント

リフォーム後すぐに床がきしむ場合、詐欺を疑うのも当然です。しかし、必ずしも詐欺とは限りません。詐欺かどうかを見極めるには、以下の点をチェックしましょう。

  • 契約内容の確認:契約書に、床材の種類、施工方法、保証内容などが明確に記載されているか確認します。保証期間内であれば、無償で修理してもらえる可能性があります。
  • 業者の対応:業者の対応が誠実かどうかを確認します。問題を隠蔽しようとしたり、責任を回避しようとする態度が見られた場合は、詐欺の可能性があります。
  • 専門家の意見:第三者である建築士や専門業者に相談し、客観的な意見を聞きましょう。
  • 証拠の確保:きしみの状況を写真や動画で記録しておきましょう。これは、後々の交渉に役立ちます。

もし、業者の対応に問題があると感じたり、詐欺の可能性が高いと判断した場合は、消費者センターなどに相談することをお勧めします。

まとめ:原因究明と適切な対応で安心を

リフォーム後一年で床がきしむのは、必ずしも詐欺ではありませんが、原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。まずは、DIYでできる簡単な対処法を試してみて、改善しない場合は専門業者に相談しましょう。契約内容や業者の対応をよく確認し、必要であれば消費者センターなどに相談することで、安心できる解決策を見つけられます。

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