リフォーム中の壁材選び:漆喰風壁紙のメリット・デメリットと選び方

漆喰風の壁紙ってどうですか?現在リフォーム中です。インテリアについてあまり詳しくなくうまく説明できないのですがカントリーやアンティーク調のインテリアが好きです。本当は壁を漆喰にしたいのですがリフォーム全般を義父の知り合いにお願いしているので色々あって漆喰は無理なので漆喰風の壁紙にするしかないです…泣しかし色々カタログを見ているとどうしても漆喰風でもツヤみたいなのが出てしまってる感じがします。実際に全体に貼ってみたらまた雰囲気は違うだろうとは思いますが実際壁紙が漆喰風のクロスの方いかがですか?メーカー、どのようなインテリアか、なども教えていただけたら助かります。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

リフォーム中とのこと、楽しみですね!カントリーやアンティーク調がお好きとのこと、素敵な空間になりそうです。今回は、本物の漆喰ではなく、漆喰風壁紙について、メリット・デメリット、選び方、そしておすすめのメーカーやインテリアとの組み合わせについて詳しく解説します。

漆喰風壁紙の魅力:カントリー・アンティーク調との相性は?

漆喰風壁紙は、本物の漆喰の風合いを再現した壁紙です。自然素材のような温かみのある質感と、独特のマットな質感が魅力です。カントリーやアンティーク調のインテリアには特に相性が良く、空間を優しく、落ち着いた雰囲気に仕上げてくれます。

  • 自然素材の風合い:本物の漆喰のような自然な風合いが、リラックスできる空間を演出します。
  • 調湿効果:一部の漆喰風壁紙には、調湿効果のあるものもあります。快適な湿度を保ち、カビの発生を抑える効果も期待できます。
  • 消臭効果:漆喰は消臭効果も知られており、漆喰風壁紙にも同様の効果が期待できるものがあります。
  • デザインの豊富さ:様々な色や柄があり、カントリーやアンティーク調だけでなく、様々なインテリアスタイルに合わせることができます。

漆喰風壁紙のデメリット:ツヤ感や注意点

カタログでツヤを感じたとのことですが、確かに、全ての漆喰風壁紙が完全にマットな質感というわけではありません。製造方法や素材によって、微妙なツヤ感が出るものもあります。また、本物の漆喰と比較すると、耐久性やメンテナンス性で劣る点も考慮すべきです。

  • ツヤ感:完全にマットな質感ではないものもあります。サンプルを実際に見て、光沢の具合を確認することが大切です。
  • 傷つきやすさ:本物の漆喰に比べると傷つきやすい場合があります。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、より耐久性の高いものを選ぶことをおすすめします。
  • 価格:一般的な壁紙に比べると、やや高価な場合があります。
  • 施工:専門業者に依頼する方が仕上がりが綺麗になります。DIYで施工する場合、下地処理が重要です。

漆喰風壁紙の選び方:メーカーとインテリアの組み合わせ

漆喰風壁紙を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

1. 質感の確認

サンプルを取り寄せ、実際に触れて質感を確認しましょう。光沢感だけでなく、凹凸感なども確認することが重要です。自然光と照明の下で確認することで、より正確な判断ができます。

2. 色選び

カントリーやアンティーク調のインテリアには、アイボリー、ベージュ、オフホワイトなどの淡い色がおすすめです。壁の色によって、家具や小物の色選びも変わってきますので、全体のバランスを考えて選びましょう。

3. 機能性

調湿機能や消臭機能など、機能性も考慮しましょう。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、汚れが落ちやすい素材を選ぶのも良いでしょう。

4. メーカー

サンゲツ、リリカラ、シンコールなど、多くの壁紙メーカーが漆喰風壁紙を製造しています。それぞれのメーカーでデザインや機能性が異なりますので、カタログなどを参考に比較検討してみましょう。

おすすめのメーカーとインテリア例

いくつか具体的なメーカーと、それらを使ったインテリア例を挙げ、イメージを膨らませてみましょう。

サンゲツ

サンゲツは、豊富なデザインと高い品質で知られる壁紙メーカーです。漆喰風壁紙も様々な種類があり、カントリーやアンティーク調にぴったりのデザインが多数揃っています。例えば、自然な風合いと優しい色合いの壁紙は、ナチュラルなカントリースタイルに最適です。また、少しだけヴィンテージ感をプラスしたデザインは、アンティーク調のインテリアにもよく合います。

リリカラ

リリカラも、サンゲツと同様に豊富なデザインと高品質で知られています。漆喰風壁紙は、マットな質感と自然な風合いが特徴です。白を基調としたシンプルなデザインは、どんなインテリアにも合わせやすく、特に北欧風やシャビーシックなスタイルに最適です。また、少しだけ色味のあるデザインは、アクセントクロスとして使うことで、空間を華やかに演出できます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、漆喰風壁紙を使ったインテリアコーディネートについてアドバイスをいただきました。

漆喰風壁紙は、その素材感から、空間を優しく、温かみのある雰囲気に仕上げてくれます。カントリーやアンティーク調のインテリアには特に相性が良く、家具や小物の素材感を際立たせる効果もあります。ただし、光沢感や傷つきやすさには注意が必要です。サンプルを実際に見て、光沢の具合や質感を確認し、ご自身のインテリアスタイルに合うかどうかの確認をしっかり行ってください。また、全体の色調を統一することで、より落ち着いた空間を演出できます。例えば、アイボリー系の壁紙に、木製の家具や自然素材のラグを組み合わせることで、統一感のある空間を作ることができます。

― インテリアコーディネーター 山田花子

まとめ:漆喰風壁紙で理想の空間を

漆喰風壁紙は、本物の漆喰のような風合いと、様々なデザインが魅力です。カントリーやアンティーク調のインテリアにも良く合い、理想の空間作りに役立つでしょう。ただし、ツヤ感や傷つきやすさなど、デメリットも理解した上で、サンプルを確認し、慎重に選びましょう。この記事が、リフォームにおける壁材選びの参考になれば幸いです。

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