リフォームトラブル事例:煙感知器・内線電話・分電盤など、改修工事における問題点と解決策

リフォーム トラブル こんな事ってありですか? 1部屋のリフォームをされたのですが、 リフォーム部を通過する 煙感知器(3回線)と内線電話(2回線)の ケーブルを切断、撤去されて完成しました。 リフォーム部に煙感知器の電源装置も 設置されていたのですが、それも撤去されていて有りません。 電源装置が無い為、全ての煙感知器が動作しない状態です。 また、リフォームに関係ない部屋の煙感知器の 約10mの配線が 煙感知器から1mの所で切断されており、9mのケーブルが 撤去されてない状態です。 これは、理解に苦しむ現状です。 内線電話(2回線)は不通でしかも 電話交換機の局線入力の手前に リフォームした部屋の電話コンセントが 接続されており、 リフォームした部屋でダイアルすると 電話交換機が 着信動作をするような事も起こっています。 リフォーム部に設置されていた分電盤は 新しいのに交換されていましたが、 それ以外の防災・通信系は完全に破壊されました。 新設されたTVインターホンも取説が無い為、 録画機能とかの操作方法が分からず、 取説を工務店に請求したら、 渡したんじゃない。と言ったきりだそうです。 リフォームを依頼した人は長年お世話になっている工務店で、 完成から1年以上経過しているので、 クレームは言えないと言っています。 知り合いの工務店でも、施主にこんな酷い事をするんですね。 想定外の事件ですが、これは業界では普通なのでしょうか? 酷い対応なので工事した工務店や電気店に クレームは可能でしょうか?補足話を聞いていると、なんと冷蔵庫のコンセントに200Vを接続して壊したそうです。さすがにそれは修理してもらったそうです。200V機器は一切無いのに不思議な事故です。新品の分電盤は全て100V設定なので恐らく中古の分電盤を使った可能性ありです。撤去されたケーブル、電源、感知器はどこかの工事で再利用されているかも知れないです。壬生にある小さな工務店です。

信じられないリフォームの現状と問題点

ご依頼されたリフォームにおいて、煙感知器や内線電話のケーブル切断、電源装置の撤去、さらには関係のない部屋の配線切断など、深刻な問題が発生しているとのこと。これは、建築基準法や電気工事士法に抵触する可能性があり、決して業界で「普通」のことではありません。

特に、煙感知器の機能不全は火災発生時の生命・財産を守る上で重大な欠陥です。また、内線電話の不通や誤接続も、緊急時における連絡手段を阻害する危険性があります。冷蔵庫のコンセントへの200V接続による故障も、電気工事のずさんさを示す明白な証拠です。さらに、TVインターホンの取扱説明書の未提供も、顧客への配慮を欠いた対応と言えます。

長年のお付き合いのある工務店であったとしても、このような重大なミスや不誠実な対応は許されるべきではありません。完成から1年以上経過しているからと諦める必要はありません。

専門家による法的観点からのアドバイス

このケースは、単なる施工ミスではなく、故意または重大な過失による建築基準法違反の可能性があります。具体的には以下の点が問題視されます。

* **煙感知器の機能不全:** 建築基準法では、煙感知器の設置と機能維持が義務付けられています。その機能を損なう行為は違法です。
* **内線電話の故障:** 安全確保や生活の利便性を阻害する行為です。
* **電気工事の不備:** 冷蔵庫への200V接続は、電気工事士法違反に該当する可能性があります。
* **説明書の未提供:** これは契約違反に該当する可能性があります。

これらの問題に対して、まずは書面で工務店に改善を要求することが重要です。具体的な要求事項としては、以下の通りです。

* 煙感知器の復旧と動作確認
* 内線電話の復旧と正常動作の確認
* 関係のない部屋の配線の修復
* TVインターホンの取扱説明書の提供
* 損害賠償の請求(冷蔵庫の修理費用など)

書面での要求にも応じない場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、証拠となる写真や動画、契約書などを元に、適切な法的措置をアドバイスしてくれます。

リフォームトラブルを防ぐための事前対策

今回の事例のようなトラブルを防ぐためには、リフォームを依頼する前に以下の点を徹底することが重要です。

1. 複数の業者に見積もりを依頼する

複数の業者から見積もりを取り、価格や施工内容を比較することで、適正な価格と信頼できる業者を見つけることができます。

2. 契約内容をしっかりと確認する

契約書には、施工内容、費用、工期、保証内容などが明確に記載されていることを確認しましょう。不明な点があれば、業者に質問し、納得してから契約を結びましょう。特に、防災設備や電気設備に関する記述は念入りに確認することが重要です。

3. 施工中の現場確認を行う

可能であれば、施工中に現場を確認し、工事の進捗状況や施工内容を確認しましょう。疑問点があれば、すぐに業者に質問し、解決することが大切です。

4. 完成後の検査を徹底する

リフォームが完了したら、必ず完成検査を行い、すべての設備が正常に機能することを確認しましょう。不具合があれば、すぐに業者に連絡し、修正を依頼しましょう。

5. 写真や動画で記録を残す

施工前後の状態を写真や動画で記録しておくと、トラブル発生時の証拠として役立ちます。

まとめ

今回の事例は、リフォームにおける業者選びの重要性と、契約内容の確認、施工中のチェック、完成後の検査の徹底がいかに重要であるかを示しています。 長年の付き合いがあっても、法令遵守と顧客への誠実な対応は、すべての業者に求められる最低限の条件です。 トラブルを未然に防ぎ、安心してリフォームを進めるためには、上記の対策をしっかりと行いましょう。 もし、既にトラブルが発生している場合は、専門家のアドバイスを求め、適切な対応を取ることを強くお勧めします。

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