リフォームトラブルと高齢者との同居:円満なリフォームと快適な生活を実現するための解決策

リフォームトラブル。どうすればいいのでしょうか? 高齢の義祖母と同居の話が出ています。 当方2歳の子供と現在第二子妊娠中です。 義祖母宅から車で5分のところに主人の実家があり、そちらでいずれ同居して欲しいと主人の両親からは言われています。 今の段階ではまだ主人の兄弟が暮らしている為手狭で入ることはできません。 どうしても子供は転校させたくない為、まずは幼稚園に入る前のタイミングで近場に一人で住んでいる義祖母のところに同居することになりました。 (高齢で家事が思うようにいかない義祖母の希望でもあります) 築20年の2階建てで10年間掃除もままならない状態だったようで汚いためリフォームをすることになり、現在お風呂のみ工事が終わっている段階です。 この後2階部分の壁紙・フローリング・キッチンの工事を控えています。 かかる金額は全額私たちが負担します。 ・・・が、義祖母との意見の食い違いが続き話が進みません。。 キッチンのリフォームは既に業者との打ち合わせで形は決まっています。 この間まではそれで義祖母もOKだったのですが、突然ああしたいこうしたいと言い始めてしまいました。 義祖母の意見を汲んでリフォームすると、 *換気扇がコンロの上でなく全然違う部屋の片隅についてしまう *対面キッチンなのに背面収納がなく家電の置き場がなくなる *キッチンは1階なのに冷蔵庫が2階になる 等生活に支障が出るため聞くことができません。 またダイニングキッチンから続いて和室があり、現在は義祖母が使っている部屋なのですが、 ふすま1枚で仕切れるだけで義祖母の生活用品が揃っている為片づけないと子供が触って危険なものだらけです。 (文房具からストーブ・食器・食べ物・ポット・薬等そこで数日暮らせるほど) リフォーム前の話し合いではその部屋は完全に空けてくれる約束だったのですが、 今はその気はないようです。。 (一応空けてくれるとは言っていますが、リフォーム業者には「私が使いたい」と言っているそうです) 1階では希望のリフォームができないのと和室が危険過ぎて小さい子供二人見ながら家事をする自信がないので2階へキッチンを付けることを提案しましたが、それは寂しいと却下されました。 アパートに住むことも考え探してみましたが、犬がいる為田舎では物件がありません。。 また義祖母と義両親は折り合いが悪く、一緒に住むことは出来ないそうです。 どうにか義祖母を説得するいい方法はないでしょうか…?補足義祖母の意見で挙げた3点ですが、本当にこの通り言っています。 対面式にすると狭くなるのがとにかく嫌なようで収納面を気にする私たちと根本的に意見が合いません。。 業者の方も義祖母の意見に頭を抱えてしまっている状態です。。 私が壁付けキッチンで了解すればいいのですが、料理が好きで手持ちの調理家電が多く、義祖母の希望で冷蔵庫2台にすることもあり業者に相談しても「それでは入りきらない」と言われました。。

リフォームトラブルの解決策:高齢者との円滑なコミュニケーションと具体的な対策

築20年の住宅リフォームと高齢の義祖母との同居、そして小さな子供たちの生活を両立させることは、容易ではありません。 今回のケースは、世代間の価値観の違いや生活習慣の差異、そしてコミュニケーション不足が複雑に絡み合っているため、段階的なアプローチが必要です。

1. 義祖母への共感と丁寧なコミュニケーション

まず重要なのは、義祖母への共感です。長年住み慣れた家への愛着、変化への不安、そして高齢による生活習慣の変化などを理解しようと努めることが大切です。

具体的な方法としては、

  • 定期的な面談:リフォームに関する進捗状況だけでなく、義祖母の生活や気持ちについてじっくり話を聞く時間を設けます。
  • 共感の言葉:「〇〇な気持ちもよく分かります。」など、義祖母の気持ちを理解していることを伝える言葉を積極的に使用します。
  • 非暴力コミュニケーション:感情的な言葉ではなく、事実を伝え、自分の気持ちを明確に表現するコミュニケーションを心がけます。 例えば、「換気扇の位置についてですが、現在の配置だと調理中に換気が不十分になり、煙やニオイが気になる可能性があります。安全面と快適性を考慮して、コンロの上に取り付けるのが理想的です。」のように具体的に説明します。
  • 選択肢の提示:義祖母に一方的に決定を押し付けるのではなく、いくつかの選択肢を提示し、一緒に最適なプランを検討します。例えば、「背面収納を諦める代わりに、別の場所に収納スペースを確保することはできますか?」など、代替案を提案します。

2. 専門家への相談:リフォーム業者とケアマネージャーの活用

リフォーム業者には、現状を詳しく説明し、義祖母の希望と安全・快適性を両立できるプランを提案してもらいましょう。必要であれば、ケアマネージャーに相談し、高齢者の生活に適したリフォームプランのアドバイスを受けるのも有効です。ケアマネージャーは、高齢者の生活状況やニーズを熟知しており、安全面やバリアフリー化など、専門的な視点からアドバイスをしてくれます。

3. 和室の整理と安全対策

義祖母が使っている和室は、子供にとって危険なため、整理整頓は必須です。

  • 危険物の撤去:ストーブ、薬、文房具など、子供にとって危険なものは、安全な場所に移動するか、処分します。
  • 収納スペースの確保:義祖母が所有するものを整理し、必要なものだけを収納できるスペースを確保します。収納棚やケースなどを活用し、整理整頓しやすい環境を作ります。
  • 子供への安全教育:子供に和室に入らないように教え、危険な物に触らないように指導します。

4. キッチンレイアウトの再検討:使いやすさと収納の両立

対面キッチンにこだわらず、L字型キッチンアイランドキッチンなど、他のレイアウトも検討してみましょう。収納スペースを確保しつつ、使い勝手の良いキッチンを実現するために、リフォーム業者と綿密に相談することが重要です。また、冷蔵庫の位置についても、1階に設置できるよう、業者と協力して最適な配置を検討します。

5. 代替案の検討:同居場所の変更

義祖母宅でのリフォームが困難な場合は、他の同居場所を検討する必要があります。

  • 主人の実家:兄弟が独立する時期を待って、主人の実家への同居を検討します。
  • 高齢者向け住宅:義祖母の介護度合いや生活状況に応じて、高齢者向け住宅への入居を検討します。

まとめ:信頼関係を築き、最適な解決策を見つける

リフォームは、単なる工事ではなく、生活空間の再構築です。特に高齢者との同居を伴うリフォームでは、信頼関係を築き、お互いの意見を尊重することが成功の鍵となります。

今回のケースでは、義祖母とのコミュニケーションを改善し、専門家の力を借りながら、安全で快適な生活空間を実現するための最適なプランを検討することが重要です。焦らず、段階的に進めていくことで、円満なリフォームと快適な生活を実現できるでしょう。

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