リフォームクロスひび割れの原因と対処法|マンションリフォームにおけるコンクリートのひび割れ

リフォームクロスのひびについて 内装関係にお詳しい方教えてください。2ヶ月ほど前に、和室を洋間にリフォームしコンクリートに下地をはり、白いクロスを貼ってもらいました。マンションで22年ほど経つ公団分譲です。すぐに、床に近いクロスに斜めにみみずばりみたいなものがあり、あれよれよと、天井近くまでその、斜めのみみずばりみたいなひびは、伸びてしまいました。床から天井近くまでの斜めのひびは、横幅が、一メートルくらいでその、部屋のクロスに他の異常はありません。リフォーム会社に連絡すると、元々コンクリートにひびが、老朽化で入っていて下地をはったときには、少しで気がつかなかっただけの可能性があるっと言われ、建物自体の問題ですっと言われました。そこでご質問させてください。1、コンクリートのひびわれは、一ヶ月くらいで床から天井まで広がるのですか?2、その部屋のほかの部分、他の部屋に一切ないのに、一部分だけなるのですか?3、ひびわれであると、凹みがあるわけですから、クロスがのばされるのかと、思ったのですが、みみずばりのような、クロスは、みみずばり状に盛り上がっているのですが、本来、どのようになるのでしょうか?よろしくお願いいたします

マンションリフォームにおけるクロスひび割れの原因

22年経過したマンションの和室を洋室にリフォーム後、クロスに斜めのひび割れが発生したとのこと。リフォーム会社からはコンクリートの既存ひび割れが原因との説明を受けているようです。確かに、経年劣化によるコンクリートのひび割れはよくあることで、下地処理の段階では気づきにくい小さなひび割れが、クロス貼付後に目立つようになるケースは少なくありません。しかし、わずか2ヶ月で床から天井まで広がるほどのひび割れは、いくつかの要因が考えられます。

1. コンクリートのひび割れの進行速度

コンクリートのひび割れは、時間の経過とともに徐々に進行していくのが一般的です。しかし、地震や建物の揺れ、温度変化、湿気などによって、進行速度が加速することもあります。特に、22年経過したマンションでは、コンクリートの劣化も進んでいる可能性が高く、既存のひび割れが急速に拡大した可能性があります。

2. 下地処理の不備

リフォーム工事における下地処理は、クロス貼付の仕上がりを左右する重要な工程です。下地処理が不十分な場合、コンクリートのひび割れがクロスに伝わりやすくなり、ひび割れが目立つようになります。ひび割れ補修材の選定や施工方法に問題があった可能性も考えられます。

3. 建物の構造的な問題

ひび割れが特定の部屋の一部分に集中していることから、建物の構造的な問題が原因である可能性も否定できません。例えば、建物の基礎部分の沈下や、梁や柱の腐食などによって、局所的に大きな力が加わっていることが考えられます。

4. その他要因

上記以外にも、クロス自体の品質施工時の不備なども考えられます。

ご質問への回答

それでは、ご質問にお答えしていきます。

1. コンクリートのひびわれは、一ヶ月くらいで床から天井まで広がるのですか?

通常、コンクリートのひび割れが数ヶ月で床から天井まで広がることは稀です。しかし、前述したように、既存のひび割れが急激に拡大する要因(地震、温度変化、建物の構造的問題など)があれば、そのような事態も起こり得ます。リフォーム会社の見解だけでは納得できない場合は、専門家(建築士など)による調査を依頼することをお勧めします。

2. その部屋のほかの部分、他の部屋に一切ないのに、一部分だけなるのですか?

特定の場所にひび割れが集中しているということは、局所的な力が加わっている可能性を示唆しています。建物の構造的な問題や、その部分のコンクリートの劣化が進行している可能性が高いです。他の部屋にひび割れがないからといって、安心はできません。

3. ひびわれであると、凹みがあるわけですから、クロスがのばされるのかと、思ったのですが、みみずばりのような、クロスは、みみずばり状に盛り上がっているのですが、本来、どのようになるのでしょうか?

ひび割れによってクロスが盛り上がっているとのことですが、これはコンクリートのひび割れが下地を通してクロスに影響を与えているためです。ひび割れによってコンクリートがわずかに変形し、その変形がクロスに伝わることで、みみずばり状の盛り上がりとして現れます。凹みではなく盛り上がりになっているのは、ひび割れ部分のコンクリートがわずかに膨張しているか、下地材の変形がクロスに影響を与えている可能性があります。

具体的なアドバイス

現状を改善するために、以下の具体的なステップを踏んでみてください。

1. 専門家への相談

リフォーム会社の見解だけでは納得できない場合は、建築士や住宅診断士などの専門家に相談しましょう。専門家は、建物の状態を詳しく調査し、ひび割れの原因を特定し、適切な対策を提案してくれます。

2. 写真や動画の撮影

ひび割れの状況を記録するために、写真や動画を撮影しておきましょう。時間経過によるひび割れの拡大状況を記録することで、専門家への説明が容易になります。

3. 保険の確認

住宅保険やリフォーム保険に加入している場合は、保険適用の可能性があります。保険会社に状況を説明し、保険金請求の手続きを進めましょう。

4. リフォーム会社との交渉

リフォーム会社に再度連絡を取り、専門家による調査費用負担修繕費用負担について交渉しましょう。下地処理に不備があった可能性がある場合は、リフォーム会社に責任を問うことができます。

5. 記録の保持

リフォーム契約書、工事内容、連絡履歴、専門家からの報告書など、関連するすべての書類を大切に保管しましょう。

専門家の視点

建築士の視点から見ると、2ヶ月で床から天井まで広がるようなひび割れは、既存のひび割れに加え、建物の構造的な問題や下地処理の不備が複合的に作用している可能性が高いです。早急に専門家による調査を行い、原因究明と適切な対策を行うことが重要です。放置すると、ひび割れがさらに拡大し、建物の構造に影響を与える可能性もあります。

まとめ

マンションリフォーム後のクロスひび割れは、様々な要因が考えられます。リフォーム会社の見解だけでなく、専門家の意見を聞き、適切な対応を取ることで、安心して暮らせる住環境を確保しましょう。

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