リビング・ダイニングの照明計画:ダウンライトとシーリングライトの選び方

照明について。リビング7畳にダウンライト25ワットのを4つ、ダイニング5畳にダウンライト25ワットのを4つ、リビングとダイニングの間にダウンライト25ワットのを2つ、明るさは適当でしょうか?未だシーリングにするか悩んでいます。ちなみに2階の寝室や子供部屋は全てシーリング、1、2階廊下はダウンライトに決めました。リビング隣の和室もまだ悩んでいますが、シーリングでもいいかなと考えています。アドバイス下さい。

リビング・ダイニングの明るさ:ダウンライト配置の検証

リビング7畳に25ワットのダウンライト4つ、ダイニング5畳に25ワットのダウンライト4つ、そしてその間に2つのダウンライト…合計10個のダウンライト計画ですね。ワット数だけで判断するのは難しいですが、配置場所や光の拡散性を考慮すると、明るさは十分とは言い切れません。

25ワットのダウンライトは、比較的低い照度しか発しません。特に、リビングとダイニングは家族が集まる空間で、明るく快適な空間を確保することが重要です。現状の計画では、全体的に暗く感じたり、影ができてしまう可能性があります。

ダウンライトの明るさに関する注意点

* ワット数だけでは明るさが判断できない: ダウンライトの明るさは、ワット数だけでなく、演色性(Ra値)、光束(lm)、配光角度などによって大きく変わります。高演色性で光束の高いダウンライトを選ぶことで、より明るく、自然な光を実現できます。
* 配置場所が重要: ダウンライトは、配置場所によって明るさが大きく変わります。家具の配置や部屋の形状を考慮し、光が均一に届くように配置することが大切です。例えば、ソファの上やダイニングテーブルの上などに直接光が当たるように配置すると、より明るく感じられます。
* 間接照明との組み合わせ: ダウンライトだけでは、どうしても影ができやすく、空間が暗く感じることがあります。間接照明を組み合わせることで、より柔らかく、落ち着いた雰囲気を作り出すことができます。

シーリングライトとダウンライトの比較:それぞれのメリット・デメリット

シーリングライトとダウンライト、どちらを選ぶか迷うのは当然です。それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自宅の状況に合わせて最適なものを選びましょう。

シーリングライトのメリット・デメリット

メリット:

* 広い範囲を明るく照らす: 一つの照明で広い範囲を明るく照らすことができるため、リビングやダイニングなどの広い空間には最適です。
* デザイン性の豊富さ: 様々なデザインのシーリングライトがあり、インテリアに合わせて選ぶことができます。
* 価格が比較的安価: ダウンライトに比べて、設置費用や本体価格が比較的安価です。

デメリット:

* デザインによっては圧迫感がある: 空間を圧迫するようなデザインのシーリングライトを選ぶと、部屋が狭く感じることがあります。
* 光が均一でない場合がある: シーリングライトによっては、光が均一に広がらず、影ができやすい場合があります。
* 設置場所が限られる: 天井に設置する必要があるため、天井の形状によっては設置できない場合があります。

ダウンライトのメリット・デメリット

メリット:

* すっきりとしたデザイン: 天井に埋め込むため、すっきりとしたデザインで、空間を広く見せる効果があります。
* 光を自由に調整できる: ダウンライトは、個別にON/OFFや調光ができるタイプも多く、光の明るさや雰囲気を自由に調整できます。
* 様々な配置が可能: 必要に応じて自由に配置することができ、間接照明との組み合わせも容易です。

デメリット:

* 設置が複雑: 天井に穴を開ける必要があるため、設置が複雑で、専門業者に依頼する必要がある場合があります。
* 費用が高い: シーリングライトに比べて、設置費用や本体価格が高くなる傾向があります。
* 光が直接当たるため眩しい場合がある: 直接光が当たるため、眩しさを感じる場合があります。

具体的な提案:リビング・ダイニングの照明計画

現状の計画では、明るさが不足する可能性が高いです。そこで、以下の提案を検討してみて下さい。

* ダウンライトのワット数を上げる: 25ワットでは心もとないので、40ワット以上の高出力ダウンライトに交換することを検討しましょう。
* ダウンライトの数を増やす: ダウンライトの数を増やすことで、より明るくなります。特にリビングは7畳と広いため、現状の4つでは不足している可能性が高いです。
* シーリングライトとの併用: ダウンライトだけでは明るさが足りない場合は、シーリングライトとダウンライトを併用することを検討しましょう。シーリングライトで全体を明るく照らし、ダウンライトでポイント照明として使うことで、より効果的な照明計画となります。
* 間接照明の導入: ダウンライトとシーリングライトに加えて、間接照明(フロアスタンド、テーブルランプなど)を導入することで、より柔らかく、落ち着いた雰囲気を作り出すことができます。

和室の照明について

和室は、シーリングライトでも問題ありません。しかし、間接照明を組み合わせることで、より落ち着いた雰囲気を演出できます。例えば、床の間などに間接照明を設置することで、和室の趣を高めることができます。

専門家の意見:照明デザイナーの視点

照明デザイナーに相談することで、より最適な照明計画を立てることができます。照明デザイナーは、空間の雰囲気、家具の配置、生活スタイルなどを考慮した上で、最適な照明プランを提案してくれます。

まとめ:理想の照明計画で快適な空間を

リビング・ダイニングの照明計画は、快適な生活を送る上で非常に重要です。ワット数だけでなく、演色性、光束、配光角度、配置場所などを考慮し、シーリングライトとダウンライトを適切に組み合わせることで、明るく、そして快適な空間を実現しましょう。必要であれば、照明デザイナーに相談してみるのも良いでしょう。

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