リビングの配色で迷ったら?幼児がいる家庭向け開放感あふれる空間づくりの秘訣

インテリアの配色について。引っ越しをしてリビングのインテリアを揃えている段階です。幼児が2人おり、部屋もそんなに広くはないので、開放感があり、明るく柔らかいイメージにしたいです。カーテンとラグの色選びでとても迷っています。既にある家具は、テレビ台が白、ソファーとカーペットがアイボリーです。カーテンとラグをホワイト×ブラックで統一するか、グリーン系で統一するか迷っておりますが、広く明るい雰囲気にするにはグリーン系のほうがいいですよね?希望の部屋にするにはどういった配色にすれば良いかアドバイス願います。

引っ越しを機に、リビングのインテリアを新しくしたいけれど、配色に迷ってしまう…そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。特に、小さなお子様がいる家庭では、安全面や清潔感、そして明るく開放的な空間づくりが重要になります。今回は、アイボリーを基調とした既存の家具に合うカーテンとラグの色選び、そして、明るく開放的なリビングを実現するための配色術について、具体的なアドバイスと事例を交えてご紹介します。

明るく開放的なリビングを実現するための配色ポイント

まず、リビングを広く明るく見せるための配色ポイントを3点ご紹介します。

  • 明るい色を基調に:白やアイボリー、ベージュなどの明るい色は、光を反射しやすく、空間を広く見せる効果があります。既にソファとカーペットがアイボリーなので、この明るい色調をベースにすると良いでしょう。
  • 色のトーンを統一する:様々な色を使うとごちゃごちゃして見えます。ベースとなる色(今回はアイボリー)を決め、カーテンやラグなどの色も、そのトーンに合わせた色を選ぶことで、統一感と落ち着きのある空間を作ることができます。例えば、アイボリーに合うパステルカラーや淡いグリーンなどがおすすめです。
  • アクセントカラーを効果的に使う:ベースカラーだけで構成すると、単調になりがちです。アクセントカラーとして、グリーンやブルーなどの自然の色を取り入れることで、空間の表情豊かになり、よりリラックスできる空間になります。ただし、アクセントカラーは全体の10%程度に抑え、多用しすぎないように注意しましょう。

ホワイト×ブラックとグリーン系の比較

質問者様は、カーテンとラグを「ホワイト×ブラック」にするか「グリーン系」にするか迷っていらっしゃいます。結論から言うと、幼児がいる家庭で明るく開放的なリビングを目指すなら、グリーン系の方が適しています

ホワイト×ブラックは、スタイリッシュで都会的な印象を与えますが、少し冷たさを感じさせる可能性があります。また、小さなお子さんにとって、白黒の強いコントラストは刺激が強すぎる可能性もあります。一方、グリーン系は自然の色で、リラックス効果があり、お子様にも優しい雰囲気を与えます。特に、淡いグリーンやミントグリーンなどは、明るく爽やかな印象を与え、空間を広く見せる効果も期待できます。

グリーン系を取り入れた具体的な配色提案

アイボリーを基調としたリビングにグリーン系を取り入れる具体的な配色案を提案します。

案1:ナチュラルグリーンで統一感

カーテンとラグに、淡いグリーンまたはミントグリーンを選びます。ソファやカーペットのアイボリーと相性が良く、自然で優しい雰囲気になります。アクセントとして、クッションやブランケットに、少し濃いめのグリーンや、ベージュ、アイボリーなどの無地または柄物を取り入れると、より奥行きのある空間になります。

ナチュラルグリーンのリビング

案2:グリーンとホワイトの組み合わせ

カーテンをオフホワイト、ラグをライトグリーンにすることで、清潔感と明るさを両立できます。ホワイトは空間を広々と見せる効果があり、ライトグリーンは落ち着きと安らぎを与えます。この組み合わせは、シンプルながらも洗練された印象を与えます。

グリーンとホワイトのリビング

案3:北欧風グリーン

北欧風のインテリアがお好みであれば、モスグリーンオリーブグリーンなどの落ち着いたグリーンを取り入れるのも良いでしょう。これらの色は、自然な温かみと高級感を演出します。カーテンにモスグリーン、ラグにアイボリーやオフホワイトを組み合わせると、落ち着いたながらも洗練された空間になります。

北欧風グリーンのリビング

専門家(インテリアコーディネーター)の視点

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスします。小さなお子さんを持つご家庭では、汚れが目立ちにくい素材や色を選ぶことも重要です。例えば、ラグは、撥水加工が施されているものや、洗濯しやすい素材のものを選ぶと、お手入れが楽になります。カーテンも、遮光性や防音性のあるものを選ぶと、お子様の睡眠にも配慮できます。

実践的なアドバイス

  • サンプルを取り寄せて比較する:カーテンやラグは、実物を見てから決めるのがおすすめです。各メーカーのウェブサイトからサンプルを取り寄せ、実際にリビングに置いてみて、光の当たり方や色の見え方を確認しましょう。
  • 少しずつ揃える:全てのアイテムを一気に揃える必要はありません。まずはカーテンかラグのどちらかから始め、徐々に他のアイテムを揃えていくことで、失敗を防ぎ、理想のリビングを完成させることができます。
  • 定期的に見直す:お子さんの成長に合わせて、インテリアも変化させる必要があります。定期的にリビングの雰囲気を見直し、必要に応じて模様替えをすることで、常に快適な空間を保つことができます。

まとめ

リビングの配色選びは、空間の雰囲気を大きく左右します。今回ご紹介したポイントを参考に、お子様にも優しく、明るく開放的なリビングを実現してください。アイボリーを基調とした空間には、グリーン系の色がおすすめです。様々なグリーンのトーンや素材を検討し、ご家族にとって最適な組み合わせを見つけてください。

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