リビングの壁にサブウェイタイル柄は変?セルフリノベーションにおける素材選びと空間デザイン

リビングの壁がサブウェイタイル柄はおかしいですか?今我が家をセルフリノベしております。キッチン壁をサブウェイタイルにしたのですがかなり気に入ったので、リビングの壁もアクセントクロスとしてサブウェイタイル柄の壁紙を貼ろうとしています。が…家族にはリビングにサブウェイタイルはおかしい!タイルは水回りだけの方がいいのでは?と反対されています。やはりリビングにタイル柄はおかしいのでしょうか?全面ではなく上はあけてモールディングしようと思ってるのですが。インテリアに詳しい方、アドバイスお願いします。

リビングにサブウェイタイル柄の壁紙はあり?それともなし?

ご自宅のリノベーション、楽しみですね!キッチンにサブウェイタイルを採用し、その魅力に惹かれてリビングにも取り入れたい気持ち、よく分かります。しかし、ご家族からの反対意見、悩ましいところですよね。結論から言うと、リビングにサブウェイタイル柄の壁紙を使うことは決して「おかしい」わけではありません。 むしろ、上手にデザインすれば、洗練された空間を演出できる可能性を秘めています。 問題は「どのように取り入れるか」です。

サブウェイタイル柄のメリットとデメリット

まずは、サブウェイタイル柄の壁紙を使うメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

  • 清潔感: サブウェイタイルは、キッチンやバスルームでよく使われるように、清潔感あふれる印象を与えます。リビングにもその清潔感を持ち込むことで、爽やかで明るい空間を演出できます。
  • デザイン性: シンプルなデザインながら、上品で洗練された雰囲気を醸し出します。北欧風、ブルックリン風など、様々なインテリアスタイルに合わせやすいのも魅力です。 モールディングとの組み合わせも効果的です。
  • 耐久性: 壁紙とはいえ、タイル柄は比較的傷や汚れに強く、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心です。
  • コストパフォーマンス: 本物のタイルに比べて、壁紙は施工費用や材料費が抑えられます。

デメリット

  • 圧迫感: 全面に貼ると圧迫感を感じることがあります。特に、リビングが狭い場合は注意が必要です。
  • 柄の好み: サブウェイタイル柄は万人受けするとは限りません。ご家族の意見を尊重することも重要です。
  • 素材感: 本物のタイルとは異なる素材感であることを理解しておく必要があります。高級感を演出したい場合は、本物のタイルを検討するのも良いでしょう。

リビングへのサブウェイタイル柄の取り入れ方:成功事例と失敗例

リビングにサブウェイタイル柄を取り入れる際のポイントを、成功事例と失敗例を交えて解説します。

成功事例:部分的に使用し、他の素材と組み合わせる

  • アクセントウォールとして: リビングの一面だけをサブウェイタイル柄の壁紙で仕上げ、他の壁は落ち着いた色のクロスにすることで、メリハリのある空間を作ることができます。 ご計画のように上部をあけてモールディングを使うのは、非常に効果的な方法です。モールディングの色やデザインによって、全体の印象が大きく変わります。例えば、白やゴールドのモールディングは上品な印象を与え、黒のモールディングはモダンな印象を与えます。
  • 腰壁として: 床から腰の高さまでサブウェイタイル柄の壁紙を貼り、上部は別のクロスにすることで、空間を区切り、デザインのアクセントになります。 この場合、床材との色合わせも重要です。例えば、床が木製のフローリングであれば、暖色系のクロスと組み合わせると、温かみのある空間になります。
  • ニッチ部分に: 壁の一部にニッチを作り、その部分にサブウェイタイル柄の壁紙を貼ることで、さりげなくアクセントを加えることができます。 ニッチに照明を仕込むと、より効果的です。
  • 素材の組み合わせ: サブウェイタイル柄の壁紙と、木目調の家具やカーテンを組み合わせることで、自然で温かみのある空間を演出できます。また、ソファやラグの色にも注意しましょう。グレーのサブウェイタイルには、ベージュやブラウン系の家具が相性抜群です。

失敗例:全面に貼る、周囲のインテリアと合わない

  • 全面貼り: リビング全体にサブウェイタイル柄の壁紙を貼ると、圧迫感が出てしまい、落ち着かない空間になりがちです。特に、窓が少ないリビングでは注意が必要です。
  • インテリアとの調和がない: サブウェイタイル柄は、モダンなスタイルにも、ナチュラルなスタイルにも合わせやすい反面、周囲のインテリアと調和しないと、浮いて見えてしまう可能性があります。家具や照明、カーテンなどの色や素材とのバランスを考慮することが大切です。
  • 照明とのバランス: サブウェイタイルは光を反射するため、照明とのバランスが重要です。暗すぎると陰影が強調され、圧迫感を感じやすくなります。明るい照明を選ぶか、間接照明を効果的に使うことで、より魅力的な空間を演出できます。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、リビングにサブウェイタイル柄を取り入れることは、決して不可能ではありません。むしろ、計画的に、そして丁寧にデザインすることで、魅力的な空間を創り出すことができます。 ポイントは、全体のバランスと調和です。 サブウェイタイル柄の壁紙は、あくまでもアクセントとして使用し、他の素材や色と組み合わせることで、より洗練された空間を演出できます。 例えば、グレーのサブウェイタイル柄の壁紙を使用する場合、床材には木製のフローリング、家具にはベージュやブラウン系のものを選ぶことで、温かみのある空間を演出できます。また、カーテンやラグにも同じ色系のものを選ぶことで、統一感のある空間を作ることができます。

具体的なステップとチェックリスト

リビングにサブウェイタイル柄の壁紙を導入する際の具体的なステップとチェックリストをご紹介します。

ステップ1:全体のデザインプランを作成する

まずは、リビング全体のデザインプランを作成します。 壁紙の色や柄、家具の配置、照明の種類などを具体的に決めていきましょう。 イメージを具体的にするために、スケッチやコラージュを作成するのも有効です。

ステップ2:サンプルを取り寄せて比較する

複数のサブウェイタイル柄の壁紙サンプルを取り寄せ、実際にリビングの壁に当ててみて、色の見え方や雰囲気を確認しましょう。 自然光と照明の下で確認することで、より正確な判断ができます。

ステップ3:家族と話し合う

デザインプランやサンプルを家族に見せ、意見を聞きましょう。 家族の意見を尊重することで、より満足度の高い空間を作ることができます。

ステップ4:施工業者に相談する

壁紙の施工は、専門業者に依頼することをおすすめします。 業者にデザインプランを見せ、相談することで、よりスムーズな施工を進めることができます。

チェックリスト

  • □ リビング全体のサイズとレイアウトを確認
  • □ 壁紙のサンプルを取り寄せ、比較検討
  • □ 家具や照明との調和を考慮
  • □ 家族とデザインプランについて話し合う
  • □ 信頼できる施工業者に依頼する
  • □ 施工後のメンテナンス方法を確認

まとめ:あなたの理想のリビングを実現するために

リビングにサブウェイタイル柄の壁紙を取り入れるかどうかは、あなたの好みと、リビング全体のデザインプランによって決まります。 この記事で紹介したポイントを参考に、ご家族とよく話し合い、あなたにとって最適な選択をしてください。 そして、素敵なリビング空間を実現されることを願っています。

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