リビングと畳部屋の繋ぎ!木目調クッションフロアの選び方と施工ポイント

インテリアにお詳しい方教えてください。リビングの隣に畳部屋が繋がっているのですが、畳の上に木目調のクッションフロアを敷きたいと思ってます。リビングに似たお色を選ぼうかなと思っているのですが、リビングの方は幅が10センチタイプの合板です。購入しようと思っているクッションフロアは巾15センチで、5センチも幅広いタイプなのですが、色だけでなく幅も同じにしないと変でしょうかね?

畳部屋に木目調クッションフロアを敷くメリットとデメリット

リビングと隣接する畳部屋に木目調クッションフロアを敷くことは、空間の統一感や機能性を高める効果的な方法です。しかし、メリットだけでなくデメリットも理解した上で検討することが重要です。

メリット

  • デザイン性の向上:畳の素材感とは異なる、モダンで洗練された空間を演出できます。木目調は、どんなインテリアスタイルにも合わせやすく、温かみのある雰囲気を醸し出します。
  • 傷や汚れへの耐久性:畳に比べて傷や汚れに強く、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。お手入れも簡単で、日常の汚れは掃除機や拭き掃除で落とせます。
  • 保温性・断熱性:クッションフロアは、畳よりも保温性や断熱性に優れているため、冬場の冷え込みを軽減し、快適な空間を保ちます。特に、床からの冷気を防ぎたい畳部屋には効果的です。
  • 防音性:クッションフロアは、ある程度の防音効果も期待できます。隣室への音漏れを軽減したい場合にも有効です。
  • バリアフリー化:段差を解消し、バリアフリー化に貢献します。高齢者や小さなお子さん、車椅子を使用する方にも優しい空間になります。

デメリット

  • 畳の風合いを失う:畳本来の風合い、香り、肌触りを失います。和の雰囲気を大切にしたい場合は、他の選択肢も検討する必要があります。
  • 施工の手間:自分で施工する場合、ある程度のスキルと時間が必要です。不適切な施工は、仕上がりの美しさや耐久性に影響します。
  • 素材の耐久性:クッションフロアは、長期間使用すると傷や劣化が生じる可能性があります。定期的なメンテナンスが必要です。
  • コスト:クッションフロアの購入費用と施工費用が必要になります。DIYで施工する場合は材料費のみですが、専門業者に依頼する場合は、追加費用が発生します。

リビングの合板とクッションフロアの幅の違いについて

質問にあるように、リビングの合板が10cm幅、クッションフロアが15cm幅という違いは、見た目の統一感に影響する可能性があります。しかし、必ずしも同じ幅にする必要はありません。

幅の違いによる影響

幅が異なることで、目地(継ぎ目)の位置や本数が変わります。5cmの幅の違いは、目立つ場合もあります。しかし、木目調の柄をうまく選べば、それほど気にならない場合もあります。

解決策

  • 色の統一感を重視する:リビングの合板とほぼ同じ色合いのクッションフロアを選ぶことで、幅の違いによる違和感を軽減できます。サンプルを取り寄せて、自然光と照明の下で比較検討しましょう。
  • 柄の連続性を考慮する:クッションフロアの柄が、目地部分で自然につながるように施工することで、幅の違いが目立ちにくくなります。施工前に、柄の配置をシミュレーションしてみましょう。
  • 目地処理を工夫する:目地部分に目立たない色のコーキング材を使用したり、目地を隠すようなデザインの巾木を使用するなど、工夫することで、幅の違いを目立たなくすることができます。
  • プロの意見を聞く:ホームセンターやインテリアショップの店員に相談することで、適切なクッションフロア選びや施工方法についてアドバイスをもらえます。専門業者に施工を依頼する場合は、事前に相談して、最適なプランを立ててもらいましょう。

クッションフロアの選び方:色、柄、素材

クッションフロアを選ぶ際には、色、柄、素材の3点を考慮することが重要です。

色の選び方

リビングとの調和を重視しましょう。リビングの床材の色味や、壁の色、家具の色などを参考に、自然なつながりを意識して選びます。ブラウン系は、落ち着いた雰囲気で、どんなインテリアにも合わせやすい万能な色です。

柄の選び方

木目調であれば、リアルな木目柄から、抽象的な木目柄まで様々なバリエーションがあります。リビングの床材の柄と似たもの、もしくは、リビングのインテリアスタイルに合った柄を選びましょう。例えば、北欧風インテリアなら明るい色合いの木目、モダンなインテリアなら濃い色合いの木目などがおすすめです。

素材の選び方

クッションフロアの素材は、塩化ビニル樹脂が一般的です。耐久性、耐水性、メンテナンス性などを考慮して選びましょう。ペットを飼っている場合は、傷つきにくい素材を選ぶことが重要です。

施工方法と注意点

クッションフロアの施工は、DIYでも可能ですが、専門業者に依頼することもできます。

DIYの場合

  • 下地処理:畳を剥がした後、下地を平らに整えることが重要です。凹凸があると、クッションフロアが剥がれたり、シワになったりする原因になります。
  • 寸法測定:正確な寸法を測り、必要なクッションフロアの枚数を計算します。余分に購入しておくと安心です。
  • カット:カッターナイフや専用の道具を使って、正確にカットします。直線カットだけでなく、複雑な形状のカットも必要になる場合があります。
  • 接着:接着剤を使用する場合は、メーカーの指示に従って施工します。適切な接着剤を使用しないと、剥がれやすくなります。
  • 仕上げ:巾木を取り付けることで、仕上がりが美しくなります。

専門業者に依頼する場合

専門業者に依頼することで、綺麗に仕上がるとともに、施工に関するトラブルを回避できます。費用はかかりますが、時間がない方や、DIYに自信がない方は、業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

リビングと隣接する畳部屋に木目調クッションフロアを敷くことは、空間の統一感や機能性を高める効果的な方法です。しかし、メリットだけでなくデメリットも理解した上で、慎重に検討することが重要です。色の統一感や柄の連続性を考慮し、適切なクッションフロアを選び、丁寧に施工することで、快適で美しい空間を演出できます。幅の違いは、必ずしも問題ではありません。色の統一感を重視したり、柄の連続性を考慮したり、目地処理を工夫することで、違和感なく仕上げることができます。

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