リビングとダイニングを明るくする照明選び:LED電球への切り替えと適切な明るさの確保

電球に詳しい方にお聞きしたいのですが 現在、下記の電球を5本1組で使っています。 パナソニック20形 クール色 FL20SS-ECW/18X 18ワット 電球は食卓テーブルの上に1組、 リビングに2組 という感じなんですが、今ずいぶん暗く感じます。 それで買い換えたいのですが、種類も明るさもよくわからないので教えていただきたいです。 新聞を読んだりもするので希望は、青くも黄色くもないナチュラルな色です。 LEDについても、よく分からないのですが、ちょっと値段も高そうですし、今後ほかの部屋のも変えていくことを考えたら 普通のタイプでいいかな、と考えます。 長持ちするタイプがありがたいのですが、どんなタイプがいいか ご存知の方がいらっしゃったらお願いします。

現在の照明状況と課題

現在、パナソニック20形 クール色蛍光灯(FL20SS-ECW/18X、18ワット)を5本×2組=10本使用し、食卓テーブルとリビングを照らしているとのことです。しかし、暗く感じているとのことなので、明るさ不足と色温度の問題が考えられます。クール色とは、青みがかった白色(昼光色)を指し、新聞を読むにはやや目が疲れやすい色温度です。また、18ワットの蛍光灯では、最近のLED電球と比較すると明るさが不足している可能性が高いです。

LED電球への切り替え:メリットとデメリット

LED電球への切り替えを検討されているようですが、初期費用は高いものの、長寿命で省エネ効果も高く、ランニングコストを抑えることができます。 蛍光灯と比較したLED電球のメリット・デメリットを以下にまとめます。

LED電球のメリット

  • 長寿命: 蛍光灯と比較して圧倒的に長寿命です。頻繁な交換の手間が省けます。
  • 省エネ: 消費電力が少なく、電気代の節約になります。
  • 発熱が少ない: 蛍光灯と比べて発熱が少ないため、安全で快適です。
  • 様々な色温度: 電球色、昼白色、昼光色など、様々な色温度の電球が選べます。
  • 即点灯: スイッチを入れた瞬間に明るく点灯します。

LED電球のデメリット

  • 初期費用が高い: 蛍光灯と比較して初期費用は高めです。
  • 廃棄時の処理: 使用済みLED電球は適切な方法で処分する必要があります。
  • 調光器との相性: 一部のLED電球は調光器と相性が悪い場合があります。

適切な明るさと色温度の選び方

明るさは「ルーメン(lm)」で表されます。 蛍光灯からLED電球へ切り替える場合、同じ明るさを得るためには、ワット数ではなくルーメンを参考にしましょう。 一般的に、18ワットの蛍光灯は1100lm程度の明るさです。 リビングやダイニングを明るくするためには、1灯あたり1000lm以上のLED電球を選ぶことをおすすめします。

色温度は「ケルビン(K)」で表されます。

  • 電球色(2700K): 温かみのある黄色っぽい光。リラックスできる空間におすすめです。
  • 昼白色(5000K): 自然光に近い白色。明るく、作業に適しています。
  • 昼光色(6500K): 青みがかった白色。シャープで明るい印象を与えます。

新聞を読むことを考慮すると、青みが少ない電球色(2700K)や昼白色(5000K)がおすすめです。 質問者様の希望である「青くも黄色くもないナチュラルな色」を実現するには、昼白色(5000K)が最適でしょう。

具体的なLED電球選びと設置方法

例えば、1000lm以上の明るさで、昼白色(5000K)のLED電球を5本×2組=10本購入することをおすすめします。 LED電球を選ぶ際には、消費電力、寿命、メーカー保証なども確認しましょう。 信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、より長く安心して使用できます。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、照明は空間の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。 単に明るさを確保するだけでなく、部屋の用途やインテリアスタイルに合わせた照明を選ぶことが大切です。 例えば、落ち着いた雰囲気のダイニングには電球色の暖色系の照明、明るい雰囲気のリビングには昼白色の照明を選ぶといった具合です。 また、複数の光源を組み合わせることで、より立体感のある空間を演出することができます。 メイン照明に加え、間接照明やテーブルランプなどを効果的に配置することで、より快適で魅力的な空間を創り出すことができます。

まとめ:快適な空間を実現するための照明選び

LED電球への切り替えは、初期費用はかかりますが、長期的には省エネ効果でコスト削減につながります。 明るさ(ルーメン)と色温度(ケルビン)を適切に選ぶことで、新聞を読む際にも目が疲れにくく、快適な空間を実現できます。 今回ご紹介した情報が、皆様の照明選びの参考になれば幸いです。

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