リビングとキッチンを繋ぐL字型カーテンの選び方と設置方法

ダイニングキッチンにL字型のカーテンをつけたいです。うちの間取りは、リビングとキッチンがつながっています。ただし、キッチンの部屋はリビングより狭く、廊下+キッチンの横幅=リビングの横幅というつくりです。ちょっと構造が変わっているので下に図を載せます。銀色の部分は、床には仕切りみたいな金属が埋まっています。おそらくここが部屋と部屋の分かれ目なんだと思います。リビングに最初からクーラーがついているのですが、キッチンにクーラーの冷気が逃げてしまうので、キッチンとリビングを仕切るカーテンをつけたいです。ちょっと調べてみたら、自分で曲げるものや病院用の本格的なものしかありませんでした。もうちょっと気軽に使えるカーテンレールはないでしょうか・・・

L字型カーテンで快適な空間を演出!キッチンとリビングの温度差対策

リビングとキッチンが一体となった間取りは、広々とした空間を実現できる反面、冷暖房効率の悪さやプライバシーの確保といった課題を抱えることがあります。特に、質問者様のようにキッチンの面積が狭く、リビングとの間に明確な仕切りがない場合は、冷暖房効率の低下が顕著に現れるでしょう。そこで、L字型のカーテンが有効です。今回は、手軽に設置できるカーテンレール選びから、具体的な設置方法、そしてカーテン選びのポイントまで、詳しく解説します。

既存のカーテンレールでは難しい?L字型に対応したレール選び

既製品のカーテンレールでは、L字型への対応が難しいことが多いため、ご自身で曲げ加工できるレールや、病院などで使用されるような高価で本格的なレールしか選択肢がないと感じられたかもしれません。しかし、諦める必要はありません。いくつかの方法で、気軽に使えるL字型カーテンを実現できます。

1. 組み合わせタイプのカーテンレールを活用する

一般的な直線レールを複数組み合わせることで、L字型を自作することができます。ポイントは、レール同士の接続部分の強度と、スムーズな開閉です。

  • コーナーコネクター付きのレールを選ぶ:多くのメーカーから、コーナー部分を繋ぐためのコネクターが付属したレールが販売されています。これらを使用することで、比較的簡単にL字型を作ることができます。接続部分の強度を確認し、しっかり固定できるものを選びましょう。
  • レール同士をしっかり固定する:接続部分の強度が不足すると、カーテンの重みでレールが外れてしまう可能性があります。壁や天井にしっかりと固定し、補強材を使用するのも有効です。
  • 滑らかな動きを確保する:カーテンの開閉がスムーズに行えるように、レールとランナーの組み合わせにも注意しましょう。スムーズな動きを阻害するような摩擦が発生しないか、事前に確認することが重要です。

2. 伸縮タイプのカーテンレールを活用する

伸縮タイプのカーテンレールは、自由に長さを調整できるため、L字型のコーナー部分にも対応しやすいです。ただし、伸縮範囲に制限がある場合があるので、事前にキッチンの寸法を正確に測り、適切な長さのレールを選ぶことが重要です。

3. カーテン専門店で相談する

カーテン専門店で相談することで、間取りに合わせた最適なレール選びや、設置方法のアドバイスを受けることができます。専門家の意見を参考に、より快適な空間を実現しましょう。

カーテン選びのポイント:素材とデザインで快適性と美しさを両立

カーテンレールが決まったら、次はカーテン選びです。

1. 遮熱・断熱効果の高いカーテンを選ぶ

キッチンの冷暖房効率を上げるためには、遮熱・断熱効果の高いカーテンを選ぶことが重要です。

  • 遮熱カーテン:夏場の暑さを軽減し、冷房効率を向上させます。生地に特殊な加工が施され、太陽光の熱を反射する効果があります。
  • 断熱カーテン:冬場の寒さを軽減し、暖房効率を向上させます。厚手の生地や、空気層を閉じ込める構造のカーテンが効果的です。

2. キッチンの雰囲気に合わせたデザインを選ぶ

カーテンは、キッチンの雰囲気を大きく左右します。シルバーの金属部分との調和を考慮し、デザインを選びましょう。

  • シンプルでモダンなデザイン:シルバーの金属部分との相性が良く、スタイリッシュな空間を演出します。
  • ナチュラルなデザイン:温かみのある空間を作りたい場合に適しています。木目調のレールや、自然素材のカーテンを選ぶと良いでしょう。

3. 防炎機能付きのカーテンを選ぶ(必要に応じて)

キッチンは火を使う場所なので、万が一の場合に備えて防炎機能付きのカーテンを選ぶことをおすすめします。

L字型カーテンの設置方法

カーテンレールの設置は、DIYが得意な方であればご自身で行うことも可能です。しかし、不安な場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

DIYの場合

  • 正確な寸法測定:カーテンレールの長さを正確に測り、必要な部材を準備します。
  • 壁や天井への固定:適切な金具を使用して、レールをしっかりと固定します。水平器を使用して、水平を確認しながら作業を進めましょう。
  • コーナー部分の接続:コーナーコネクターを使用する場合は、取扱説明書をよく読んで、正しく接続します。
  • カーテンの取り付け:カーテンをレールに吊り下げ、スムーズに開閉できることを確認します。

専門業者への依頼

専門業者に依頼するメリットは、確実な設置と安心感です。特に、複雑な形状のL字型カーテンレールの場合、専門業者に依頼することで、より安全で美しい仕上がりを実現できます。

まとめ

L字型のカーテンは、リビングとキッチンを仕切り、冷暖房効率の向上やプライバシーの確保に役立ちます。適切なカーテンレールを選び、設置することで、快適で美しい空間を実現しましょう。今回ご紹介した方法を参考に、あなたにぴったりのL字型カーテンを取り入れてみてください。

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