リビングが温まらない!温水パネルヒーターのトラブルシューティング

温水パネルヒーターについてお聞きします。灯油ボイラー、温水パネルヒーターを使用しています。4日前から稼働させました。リビング+3部屋にパネルヒーターがついているのですが、リビングだけ温かくなりません。温度調節のバルブ付近も冷たいままなので温度自体が来ていない様です。稼働させて1日目は冷たいまま、2日目には温かくなっていたのですが3日目からまた温まらなくなりました。実は昨年辺りからこの様な症状が時々起こり、放っておくといつの間にか温かくなってました。又、ヒーター内でヴォ~ンと低く響く様な音がして温度調節のバルブを回すとおさまる、という事も度々ありましたが何とか騙し騙し使っておりました。ボイラー、パネルヒーター共にエア抜きはしています。給水の油圧計もきちんとしています。考えられる原因は何でしょうか?やはり業者さんに来てもらわないと駄目でしょうか?

温水パネルヒーター:リビングだけが温まらない原因を探る

長年使用している灯油ボイラーと温水パネルヒーターで、リビングだけが暖まらないという問題が発生していますね。すでにエア抜きや油圧の確認も済ませているとのことですので、原因究明に向けて、いくつかの可能性を検討していきましょう。 過去にも同様の症状があり、一時的に回復していたことから、根本的な問題を抱えている可能性が高いと考えられます。

考えられる原因1:配管内の空気詰まり(再発の可能性)

エア抜きを済ませているとのことですが、配管のどこかに空気が残っている可能性があります。特に、リビングへの配管ラインに空気が溜まっていると、熱水がうまく循環せず、冷たくなってしまうのです。 一度エア抜きを行った後でも、時間の経過とともに空気が再び溜まることがあります。特に、配管の勾配が悪かったり、配管内にゴミや汚れが詰まっていると、空気の滞留が起こりやすくなります。

具体的な対策:

* 徹底的なエア抜き: 各パネルヒーターのエア抜きバルブだけでなく、ボイラー本体や配管の途中に設置されているエア抜きバルブも確認し、念入りにエア抜きを行います。 複数のバルブを順番に開けて、空気が完全に抜けるまで作業を繰り返しましょう。
* 配管の確認: 配管に目に見える損傷や変形がないか確認します。もし、配管の接続部に緩みがあれば、締め直す必要があります。
* 専門業者への相談: 自分でエア抜きを行っても改善しない場合は、専門業者に配管内の状況を点検してもらうことをお勧めします。特殊な機器を使って、配管内の空気を完全に除去できる場合があります。

考えられる原因2:配管内の汚れや詰まり

長年の使用で、配管内部に汚れやスケール(水垢)が蓄積し、水の流れを妨げている可能性があります。これにより、リビングへの熱水の供給が不足し、暖まらなくなることがあります。

具体的な対策:

* 配管洗浄: 専門業者に依頼して、配管洗浄を行うことをお勧めします。配管洗浄は、高圧洗浄機などを使用して配管内部の汚れを徹底的に除去する作業です。これにより、水の流れがスムーズになり、暖房効率が向上します。
* 定期的なメンテナンス: 配管の汚れや詰まりを防ぐためには、定期的なメンテナンスが重要です。ボイラーのメンテナンスと合わせて、配管洗浄も検討しましょう。

考えられる原因3:パネルヒーター本体の故障

パネルヒーター自体に故障が発生している可能性もあります。例えば、内部の熱交換器に問題が発生したり、サーモスタットが故障したりすると、正常に暖房できなくなります。 「ヴォーン」という音は、内部のポンプやファンに異常が発生している可能性を示唆しているかもしれません。

具体的な対策:

* パネルヒーターの点検: リビングのパネルヒーターを重点的に点検します。 異音の発生状況や、パネルの温度などを確認します。
* 専門業者への依頼: パネルヒーターの故障が疑われる場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。 自己修理は危険なため、専門家に任せるのが安全です。

考えられる原因4:バルブの故障

温度調節バルブの故障も考えられます。バルブが完全に開いていない、もしくは内部の機構に問題があり、熱水がうまく流れていない可能性があります。

具体的な対策:

* バルブの確認: バルブがスムーズに回転し、完全に開閉できるかを確認します。 もし、動きが渋い、もしくは固着している場合は、潤滑剤を塗布するか、交換を検討しましょう。
* バルブの交換: バルブの故障が疑われる場合は、交換が必要です。 専門業者に依頼するか、ホームセンターなどで同等品を購入して交換しましょう。

専門業者への依頼について

現状では、原因特定が困難なため、専門業者に点検・修理を依頼することを強くお勧めします。 自己判断で修理を行うと、状況を悪化させる可能性があります。 専門業者であれば、適切な診断と修理を行うことができます。 複数の業者に見積もりを取って比較検討することも有効です。

インテリアとの調和:温水パネルヒーターの選び方

今回のトラブルとは関係ありませんが、将来、新しい温水パネルヒーターを選ぶ際に、インテリアとの調和を考慮することも重要です。 ブラウン系のインテリアに合うパネルヒーターを選ぶことで、お部屋全体の統一感を高めることができます。

ブラウン系のインテリアに合うパネルヒーター

* 木目調のパネルヒーター: 自然な風合いと温かみのある木目調のパネルヒーターは、ブラウン系のインテリアに自然と溶け込みます。
* ダークブラウンのメタル製パネルヒーター: モダンで洗練された印象を与え、シックなブラウン系のインテリアに最適です。
* マットな質感のパネルヒーター: 光沢を抑えたマットな質感のパネルヒーターは、落ち着いた雰囲気を演出します。

まとめ

リビングだけが温まらないという問題は、複数の原因が考えられます。 まずは、配管内の空気詰まりや汚れ、パネルヒーター本体の故障、バルブの故障などをチェックしてみましょう。 それでも改善しない場合は、専門業者に点検・修理を依頼することをお勧めします。 早めの対応で、快適な暖房環境を取り戻しましょう。

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