リノベーション済み住宅と中古住宅リフォーム:賢い選択とは?

リノベーション住宅購入か、中古住宅購入しリフォームか。ネットでリノベーション済みの物件を見つけて気になっています。土地面積174.47平米、建物面積152.28平米 間取りは5LDKです。間取りの詳細は1階が16畳のLDKと浴室、洗面室、トイレ、車庫、物置。2階が8畳の洋室が2つ、6畳、5畳、4.5畳の洋室、トイレです。2階に5部屋集中してるのが少し使い勝手が悪いかなと思いますが、それ以外は気に入りました。この物件の価格は1480万円です。地域によって価格はかなり違うと思うので、その辺は良いのですが…もうひとつ見つけた物件が、リフォームはしてないようですが同じ5LDKで1280万というものがありました。場所は上記の物件の近くで、土地面積164.32平米、建物面積120.89平米です。こちらの物件は1階が10畳の居間とキッチン、6畳の洋室、浴室、洗面室、トイレ。2階が8畳の洋室、6畳の洋室が3つ、トイレ無しです。こちらは間取りは良いと思うのでリノベーションではなく、浴室やキッチン交換、和室を洋室になどのリフォームが良いかな?と思いました。リフォームの場合、旦那が実家の建築会社で働いておりますので、少しは安く済むのかな?と思います。旦那の会社にお願いするのではなく、旦那が自分で少しずつ直したいみたいなことを言っていました。旦那はそういう会社で働いてるプライドなのか?本当に気に食わないのか?今まで私が提案した物件はことごとく却下されています。200万以下でフルリフォーム出来るなら、リノベーション住宅を買うこともないかな〜と思いますがどうなんでしょう?5LDKともなると、やはり費用は嵩みますよね?

リノベーション済み物件とリフォーム物件の比較検討

まず、提示された2つの物件を比較してみましょう。

**物件A(リノベーション済み):**

* 価格:1480万円
* 土地面積:174.47平米
* 建物面積:152.28平米
* 間取り:5LDK(1階:16畳LDK、浴室、洗面室、トイレ、車庫、物置/2階:8畳洋室×2、6畳洋室、5畳洋室、4.5畳洋室、トイレ)
* 利点:既にリノベーション済みで、すぐに住める状態。
* 欠点:2階に部屋が集中しており、使い勝手が悪い可能性がある。価格が高い。

**物件B(リフォームが必要):**

* 価格:1280万円
* 土地面積:164.32平米
* 建物面積:120.89平米
* 間取り:5LDK(1階:10畳居間、6畳洋室、キッチン、浴室、洗面室、トイレ/2階:8畳洋室、6畳洋室×3)
* 利点:価格が安い。間取りは使いやすい可能性が高い。
* 欠点:リフォームが必要。費用と時間がかかる。

200万円でフルリフォームは可能?費用と範囲を検討する

5LDKのフルリフォームを200万円で済ませるのは、非常に難しいでしょう。フルリフォームとは、キッチン、浴室、トイレなどの水回り設備の交換、内装の全面的な改修、建具の交換などを含みます。これらの工事は、材料費や人件費が高額になるため、200万円では部分的なリフォームに留まるのが現実的です。

リフォーム費用内訳の例

リフォーム費用は、以下の項目によって大きく変動します。

* **水回り設備の交換:** キッチン、浴室、トイレなど。高機能な設備を選ぶほど費用は高くなる。
* **内装工事:** 壁、床、天井の張り替え、クロス、塗装など。使用する材料によって費用が変わる。
* **建具の交換:** ドア、窓、クローゼットなど。
* **電気・水道工事:** 配管、配線などの改修。
* **その他:** 解体費用、廃材処分費用、設計費用など。

例えば、キッチンを交換するだけでも数十万円、浴室も同様にかかります。さらに、内装工事や建具の交換などを加えると、あっという間に費用は膨れ上がります。200万円の予算では、優先順位の高い箇所(例えば、キッチンと浴室)に絞ってリフォームする必要があるでしょう。

ご主人との話し合いとDIYの可能性

ご主人が建築会社で働いていることは大きなメリットです。材料を安く仕入れられる可能性や、工事の一部をDIYすることで費用を抑えることができます。しかし、ご主人の意向を尊重することも重要です。

ご主人とのコミュニケーション

* **物件への希望を具体的に伝える:** 単に「気に入らない」ではなく、「2階に部屋が集中している点が使いにくい」など、具体的な理由を伝えることで、建設的な話し合いができます。
* **DIYの範囲を明確にする:** ご主人がどの程度のDIYを希望しているのか、どの部分をDIYするのかを明確にしましょう。
* **費用と工期の見積もりを作成する:** リフォーム費用を明確にすることで、現実的な計画を立てられます。
* **専門家の意見を聞く:** 建築士やリフォーム会社に相談し、費用や工期、実現可能性についてアドバイスを求めましょう。

DIYによる費用削減

ご主人がDIYでできる作業としては、以下のものが考えられます。

* **クロス貼り:** 比較的簡単な作業で、費用を大幅に削減できます。
* **塗装:** 壁や建具の塗装は、DIYで可能な作業です。
* **家具の製作:** 既存の家具をリフォームしたり、新しい家具を自作することで費用を抑えられます。
* **簡単な設備交換:** 一部の設備交換は、専門知識があればDIYで可能です。ただし、電気工事や水道工事は資格が必要なため、注意が必要です。

結論:最適な選択は?

どちらの物件を選ぶかは、ご家族のライフスタイルや予算、ご主人のDIYへの意欲によって異なります。

* すぐに住みたい、DIYに時間をかけたくない場合は、リノベーション済みの物件Aがおすすめです。
* 予算を抑えたい、DIYに挑戦したい場合は、リフォームが必要な物件Bがおすすめです。ただし、リフォーム費用を正確に見積もり、ご主人としっかりと話し合う必要があります。

重要なのは、ご夫婦でじっくり話し合い、最適なプランを選択することです。 複数のリフォーム会社に見積もりを取ったり、建築士に相談してみるのも良いでしょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、5LDKのリフォームは、費用と時間がかかる大規模な工事になります。200万円という予算では、部分的なリフォームに留まるか、DIYを積極的に取り入れる必要があります。

特に、水回り設備の交換は、専門業者に依頼する必要があるため、費用がかかります。古い建物の場合、配管や配線の老朽化なども考慮する必要があり、予想外の費用が発生する可能性もあります。 そのため、リフォーム前に必ず専門業者に調査してもらい、正確な見積もりを取ることが重要です。

まとめ

リノベーション済み住宅と中古住宅リフォーム、どちらを選ぶかは、様々な要素を考慮する必要があります。 費用、時間、DIYの可否、そして何よりご夫婦の合意が重要です。 この記事が、皆様の住宅選びの一助となれば幸いです。

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