ヨーキーの要求吠えとクレートトレーニング:解決策と具体的なアドバイス

犬の要求吠えについて(ヨーキー ♂ 生後3ケ月) ヨーキー(♂ 生後3ケ月 1/30時点)をお迎えしました。 【飼っている状況】 ・丸2ケ月を過ぎた時点でお迎えしました。家では基本サークル飼いとしています。 ・サークルもリビングではなく別部屋においています。 (いろいろと家の状況もあり、サークル飼いは変えたくないです。) ・午前に1時間、午後に2時間、夜に2時間ぐらいリビングでフリーにしています。 (フリーにする時間帯は決まった時間にしないようにしてズラしています。) ・別部屋ではテレビをつけたり消したりして、音に慣れさせるようにしています。 ・社会化のために、夜に抱っこして外を散歩しています。 【要求吠え】 ・サークルにいる時に、クゥクゥという小さい声から始まり、それで収まるときも ありますが、我慢しきれずか、ワンワンと大きく鳴くときがあります。 ・ワンワンと鳴くときは最初の頃は1時間ぐらい鳴いてましたが、鳴いてるときは 無視して、鳴きやんだ時にサークルから出すようにしている内に、最近では 鳴いても10分くらいで諦めるようになりました。 ・1日に3~4回ぐらいは10分ずつぐらい要求鳴きしてきます。 (たぶん、お腹が空いているとかでなく、構ってほしいみたいな感じです) 以前にトイプーを飼っており、上記同様にサークル飼い(別部屋)でいろいろと 上手くいき(トイレ・お留守番・吠え癖なしetc)、甘噛み以外は問題ない、むしろ いい子に育ちました。 犬種も違うし、まだお迎えして1ケ月なので一概には言えませんが、今回はまだ まだな状況です。吠え癖(要求吠え)だけは近所の方に迷惑を掛けてしまうので、 なんとかしたいと思ってます。要求吠え以外は、たまに興奮して吠える程度で、それほど 吠えません。 鳴いている時に大きい音を立てるといいと聞きますが、できれば無視のみで要求吠えを なくしたいのですが、今のまま無視してて大丈夫でしょうか? あと、クレートに入る練習をしています。クレートに入れて車に乗せると狂ったように 鳴きまくり、最後にはお漏らし、脱糞をしてしまいます。クレート自体を怖がっているようで 最近は、食事はクレートの中で食べさせるようにして、部屋では怖がりながらもクレートに 入ってくれますが、クレートに入れて外に出したり、部屋でも長時間(3分ぐらい)はクレート に入っていられません。 何か、克服方法ありましたら教えてください。

ヨーキーの要求吠えへの対処法

3ヶ月齢のヨーキーの要求吠え、ご心配ですね。以前トイプードルを成功させていることから、飼い主さんの犬の飼育スキルは高いと推測できます。しかし、犬種によって性格や学習能力は異なるため、同じ方法が必ずしも有効とは限りません。

無視する方法は、効果的な場合もありますが、状況によっては逆効果になる可能性があります。吠えることでご主人が反応してくれると学習してしまうと、吠える行動が強化されてしまうからです。

要求吠えを改善するためのステップ

  • 吠え始める前に対応する: 要求吠えは、ワンワンと鳴く前に、クゥクゥと小さな声で始まることが多いです。この段階で、おもちゃで遊んだり、短いおやつタイムを設けたりすることで、吠える前に要求を満たしてしまいましょう。これは、予防策として非常に効果的です。
  • 無視するタイミングを見極める: 吠えがすでに始まっている場合は、完全に無視するのではなく、視線を合わせず、声もかけずに、静かに別の部屋へ移動することをお勧めします。 これは、吠えることで飼い主の関心を引けないことを学習させるためです。完全に無視すると、犬は不安になる可能性があります。
  • 吠えが収まった後のご褒美: 吠えが完全に止んでから、優しく声をかけて、おやつを与えたり、少し遊んであげたりしましょう。これは、静かにしている行動を強化する効果があります。 この時、すぐに褒めるのではなく、数秒間静かにしてから褒めるようにしましょう。
  • サークルの位置を見直す(可能であれば): サークルが別部屋にあることで、犬は孤独を感じている可能性があります。可能であれば、リビングの一角にサークルを移動し、飼い主さんの視界に入るように配置してみましょう。ただし、質問文から、現状維持を希望されているようなので、これはあくまで最終手段として検討ください。
  • 環境エンリッチメント: サークルの中に、様々な玩具や噛むおもちゃを入れて、犬が飽きないように工夫しましょう。知的好奇心を満たすことで、要求吠えを減らす効果が期待できます。 ローテーションで新しいおもちゃを与えるのも効果的です。
  • トレーニングの専門家への相談: もし、上記の対策を試しても改善が見られない場合は、犬の行動訓練士に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、犬の行動の根本原因を特定し、より効果的な解決策を見つけることができます。

クレートトレーニングのポイント

クレートは、犬にとって安全で安心できる場所であると認識させることが重要です。

クレートトレーニングのステップ

  • クレートを魅力的な場所に: クレートの中に、犬のお気に入りのブランケットや、安全なおもちゃを入れて、クレートの中を快適な空間にしましょう。 おやつも少量入れておくのも効果的です。
  • 段階的なトレーニング: 最初は、クレートのドアを開けた状態で、犬が自由にクレートの中に出入りできるようにします。 犬がクレートの中でおやつを食べたり、休んだりする様子を褒めてあげましょう。
  • ドアを閉める練習: 犬がクレートの中に入って落ち着いていたら、数秒間だけドアを閉めて、すぐに開けます。 徐々に時間を延ばしていき、犬が落ち着いていられる時間を増やしていきます。 決して無理強いはしないようにしましょう。
  • ポジティブな強化: クレートの中で良い行動をとった時は、必ず褒めて、おやつを与えましょう。 ポジティブな経験を積み重ねることが、クレートへの恐怖心を克服する鍵となります。
  • 車での移動練習: クレートに慣れてきたら、短時間から車に乗せてみる練習を始めましょう。最初は、家の近くを短い時間だけドライブし、徐々に距離と時間を延ばしていきます。 車に乗せる前に、クレートの中で少し時間をかけて落ち着かせてから出発しましょう。
  • 専門家への相談: もし、クレートトレーニングがうまくいかない場合は、動物行動学の専門家に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、犬の不安を取り除き、安全な空間としてクレートを受け入れさせることができます。

専門家の視点

犬の行動は複雑で、一概に「こうすれば良い」とは言えません。 上記のアドバイスは一般的なものであり、個々の犬の性格や状況によって、最適な方法は異なります。 特に、要求吠えやクレートトレーニングに苦戦している場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することを強くお勧めします。 彼らは、犬の行動を専門的に分析し、適切な解決策を提案してくれます。

まとめ

ヨーキーの要求吠えとクレートトレーニングは、時間と根気、そして適切な方法を用いることで克服できます。 焦らず、犬のペースに合わせて、ポジティブな強化を心がけましょう。 必要に応じて専門家の力を借りることも、成功への近道となります。 犬との信頼関係を築き、楽しい時間を過ごすことが、一番の解決策です。

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