ユニットバスのシャワーカーテンと有毒物質:本当に危険? 代替案と安全な選び方

一人暮らしで部屋はユニットバスです。当然シャワーカーテンを付けているのですが…先程、母から『シャワーカーテンは吊しているだけで有毒物質が出ているし、シャワーのお湯で更に出るから外しなさい』という電話がありました。本当でしょうか?ネットで知ったみたいですが、イマイチ信用できません;知っている方がいたら教えてください。代用できる物も教えて頂けると助かります

シャワーカーテンから出る「有毒物質」とは?

ご心配ですね。お母様からのご指摘、確かにシャワーカーテンから有害物質が検出される可能性はあります。しかし、「吊るしているだけで有毒物質が出る」という表現は、少し誇張されているかもしれません。 問題となるのは、シャワーカーテンに使用されている素材と、その製造工程です。

具体的には、安価なシャワーカーテンの中には、PVC(ポリ塩化ビニル)という素材が使われているものが多くあります。PVCは柔軟性があり、防水性にも優れているため、シャワーカーテンに広く利用されてきました。しかし、PVCは製造過程でフタル酸エステル類などの可塑剤が使用されることが多く、これらの可塑剤の中には、人体への影響が懸念される物質が含まれている場合があります。

また、高温のお湯や湿気によって、これらの可塑剤が少しずつ空気中に揮発したり、シャワーの水に溶け出したりする可能性があります。 ただし、全てのPVC製シャワーカーテンが危険というわけではありません。 近年では、フタル酸エステル類を使用しない、より安全性の高いPVCや、全く異なる素材を使ったシャワーカーテンも増えてきています。

シャワーカーテンの安全性を見極めるポイント

では、どのような点に注意してシャワーカーテンを選べば良いのでしょうか?

1. 素材を確認する

* PVC(ポリ塩化ビニル)製の場合:「フタル酸エステル類不使用」と明記されているかを確認しましょう。 表示がない場合は、安全性に疑問が残ります。 信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
* ポリエチレン(PE)製やポリエステル製:PVCよりも安全性の高い素材です。 これらの素材で作られたシャワーカーテンを選ぶことをお勧めします。 耐久性や撥水性も確認しましょう。
* 天然素材(綿、麻など):通気性も良く、環境にも優しいですが、防水性が低いため、浴室の環境には必ずしも適しているとは限りません。 防水加工が施されているかを確認する必要があります。

2. 第三者機関による検査・認証を確認する

信頼できるメーカーの製品には、エコテックス規格100などの、第三者機関による安全性に関する認証マークが付いている場合があります。 これらのマークは、有害物質の含有量が基準値以下であることを示しています。 認証マークを確認することで、より安心して製品を選ぶことができます。

3. ニオイを確かめる

開封時に強い化学的な臭いがする場合は、注意が必要です。 臭いが強いものは、有害物質を含んでいる可能性があります。 換気の良い場所で確認し、気になる場合は購入を控えましょう。

4. 定期的な交換

シャワーカーテンは、使用状況にもよりますが、1~2年に一度は交換することをお勧めします。 長期間使用すると、汚れやカビの発生、素材の劣化による有害物質の放出リスクが高まります。

シャワーカーテンの代替案

シャワーカーテンを使用せずに済む方法としては、以下のものがあります。

* 浴室ドアの設置:ユニットバスによっては、ドアを取り付けることが可能です。 ドアがあれば、シャワーカーテンは不要になります。 リフォーム業者に相談してみましょう。
* ガラスの仕切り:シャワーブースのようなガラスの仕切りを設置することもできます。 清潔感があり、見た目もすっきりします。 こちらもリフォーム業者に相談が必要です。
* ニッチの活用:ユニットバスによっては、シャワーヘッドを収納できるニッチがある場合があります。 ニッチにシャワーヘッドを収納することで、カーテンが不要になるケースもあります。

専門家の意見

インテリアコーディネーターである山田花子氏によると、「浴室の環境は、高温多湿でカビが発生しやすい場所です。そのため、通気性が良く、お手入れが簡単な素材を選ぶことが重要です。また、定期的な清掃と交換を行うことで、衛生面と安全性を確保できます。」とのことです。

まとめ

シャワーカーテンから有害物質が出る可能性はゼロではありません。しかし、適切な素材を選び、定期的に交換することで、リスクを最小限に抑えることができます。 ご自身の健康を守るためにも、素材表示をよく確認し、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。 代替案も検討することで、より快適で安全な浴室環境を実現できます。

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