ユニットバスのシックハウス対策と換気について徹底解説

ユニットバスのシックハウス対策について。建築計画しているアパートのユニットバスを、床、壁、天井浴槽共FRPで考えています。予算がないので一流メーカーではないのですが聞いてみたら☆☆☆☆を取得していないと事(全くなし)、担当者曰くユニットバスのFRPは規制外ですから必要ないとの事です。もしそうだとしたら、24時間換気扇を浴室天井扇とと併用可能でしょうか。

ユニットバスのシックハウス対策:FRP素材と規制について

ユニットバスのシックハウス対策として、素材選びと換気システムの検討は非常に重要です。質問にあるように、FRP(繊維強化プラスチック)製のユニットバスを採用し、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)の放散量が気になりますね。

まず、ご質問にある「☆☆☆☆を取得していない」というのは、おそらく建築基準法で定められたシックハウス対策に関する基準(告示)に適合しているかどうかの表示のことでしょう。 この基準は、住宅の主要な内装材についてホルムアルデヒドの放散量を規制しており、一定の基準を満たした製品には、等級表示(F☆☆☆☆など)がされます。しかし、ユニットバスのFRP自体が、この告示の対象外である場合が多いという担当者の方の説明は、事実と合致する可能性があります。

なぜなら、告示の対象となるのは、主に壁材や床材などの「内装材」であり、ユニットバス全体は一つの製品として扱われるため、個々の素材に対する規制が適用されないケースがあるからです。 ただし、ユニットバスを構成するFRP自体が、VOCを放出しないとは限りません。 メーカーによっては、VOC放散量の少ない材料を使用したり、独自の対策を施している場合もあります。

そのため、担当者の方の説明を鵜呑みにするのではなく、メーカーに具体的なVOC放散量に関するデータの提示を求めることを強くお勧めします。 資料には、使用されている樹脂の種類や、VOCの種類と放散量などが記載されているはずです。 これらのデータを確認することで、シックハウス対策の有効性を判断することができます。

24時間換気システムと浴室天井換気扇の併用

24時間換気システムと浴室天井換気扇の併用は、原則として可能です。 ただし、それぞれの換気システムの能力や設置場所、使用方法によっては、効果が重複したり、逆に換気効率が悪くなる可能性もあります。

24時間換気システムの役割

24時間換気システムは、住宅全体に新鮮な空気を供給し、室内の空気を常に循環させることで、湿気やVOCの蓄積を防ぎます。 浴室だけでなく、キッチンやトイレ、居室など、家全体の空気環境を改善する役割を果たします。

浴室天井換気扇の役割

浴室天井換気扇は、浴室内の湿気を効率的に排出するために設計されています。 入浴後の高温多湿な空気を素早く換気することで、カビの発生や結露を防ぎます。

併用する場合の注意点

24時間換気システムと浴室天井換気扇を併用する場合、以下の点に注意が必要です。

  • 換気量のバランス: 24時間換気システムと浴室天井換気扇の換気量を考慮し、過剰な換気にならないように調整する必要があります。過剰な換気は、エネルギー効率の低下につながります。
  • 換気経路の確認: 24時間換気システムと浴室天井換気扇の換気経路が重複していないかを確認する必要があります。重複すると、換気効率が低下する可能性があります。
  • メンテナンス: それぞれの換気システムのフィルターやファンなどを定期的に清掃・メンテナンスすることで、効率的な換気を維持することができます。

シックハウス対策のための追加対策

FRPユニットバスを使用する場合でも、シックハウス対策として以下の追加対策を検討することをお勧めします。

  • 換気頻度の向上: 入浴後だけでなく、普段からこまめに窓を開けたり、換気扇を回したりすることで、浴室内の空気を新鮮に保ちます。
  • 吸着材の活用: 活性炭などの吸着材を浴室に設置することで、空気中のVOCを吸着し、軽減することができます。ただし、定期的な交換が必要です。
  • 植物の配置: 観葉植物には、空気浄化効果があると言われています。浴室に適切な植物を配置することで、空気環境の改善に役立つ可能性があります。
  • 定期的な清掃: 浴室は湿気がこもりやすい場所なので、定期的な清掃を行い、カビや汚れの発生を防ぐことが重要です。特に目地部分などは念入りに清掃しましょう。

専門家への相談

シックハウス対策は、専門家のアドバイスを受けることが非常に重要です。 建築士やインテリアコーディネーター、あるいはシックハウス問題に詳しい専門機関などに相談することで、適切な対策を立てることができます。 特に、VOC放散量に関するデータの解釈や、換気システムの設計など、専門的な知識が必要な部分については、専門家の意見を参考にしましょう。

まとめ

ユニットバスのシックハウス対策は、素材選びと換気システムの適切な設計、そして日々のメンテナンスが重要です。 メーカーにVOC放散量に関するデータを確認し、24時間換気システムと浴室天井換気扇を適切に併用することで、健康的な浴室環境を確保することができます。 不明な点や不安な点があれば、専門家への相談も積極的に行いましょう。

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