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モルモットのトイレ事情と適切な掃除頻度
モルモットを飼い始めたばかりで、毎日の掃除に戸惑っているとのこと、よく分かります。 店員さんの「しっかり綺麗に」という言葉に、最初は戸惑うかもしれませんね。 結論から言うと、毎日全交換は必要ありません。 特に最初の数日間は、モルモットの様子を見ながら、徐々に掃除頻度を調整していくのがベストです。
最初の数日間は様子見が大切
最初の3~4日は、餌と水の交換、そして目につくフンを拾う程度で十分です。 これは、モルモットが新しい環境に慣れるための猶予期間と考えてください。 いきなり環境を変え続けると、モルモットはストレスを感じてしまう可能性があります。 この期間に、モルモットの排泄量や、好む場所などを観察しましょう。
適切な掃除頻度:部分清掃と全体清掃
その後は、部分清掃と全体清掃を組み合わせることをおすすめします。
- 部分清掃(毎日): ケージ内の目につくフンと尿を拾い、汚れた床材を交換します。 特に、モルモットがおしっこをする場所を特定し、その周辺を重点的に清掃しましょう。 湿った床材はすぐに交換することが重要です。 臭いが気になる場合は、重曹などを利用して消臭することも有効です。
- 全体清掃(週1~2回): ケージ全体を清掃します。 床材を全て交換し、ケージを綺麗に洗い、乾燥させます。 この時、ケージ内の隅々まで清掃し、臭いの原因となる汚れを完全に除去しましょう。 ケージの材質によっては、使用できない洗剤もあるので、注意が必要です。
床材の種類と選び方
現在の床材は広葉樹マットのみとのことですが、新聞紙は吸収性が低く、尿が染み込みやすいので、全体清掃の頻度を上げる必要があります。 また、シーツを敷くことで、掃除が格段に楽になります。 ペットシーツや古タオルなど、吸収性の良いものを敷きましょう。 床材は、モルモットが快適に過ごせるように、吸収性が高く、安全なものを選びましょう。 紙製の床材や、天然素材の床材など、様々な種類がありますので、モルモットの様子を見ながら、最適なものを選んでください。
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モルモットの行動とストレス
猛ダッシュや、巣箱でのごろごろとした音は、必ずしもストレスの証拠とは限りません。 しかし、頻繁に起こる場合や、他の異常行動(食欲不振、毛づくろいの減少など)を伴う場合は、ストレスの可能性があります。 ケージの広さ、温度、湿度、隠れ家の有無などを確認し、改善できる点がないか検討してみましょう。 例えば、ケージが狭すぎる、温度が高すぎる、隠れ家が少ないなど、改善できる点があれば、すぐに改善しましょう。
快適なモルモット生活のための環境整備
快適な環境は、モルモットの健康と幸福に直結します。 いくつかポイントをまとめました。
ケージの広さ
W700 H450 D450のケージは、モルモット1匹であれば十分な広さです。しかし、運動不足にならないよう、毎日ケージの外で少し遊ばせてあげましょう。 遊ばせる際は、安全な場所を選び、モルモットが逃げ出さないように注意してください。
床材の工夫
吸収性の高い床材を使用することで、掃除の手間を大幅に削減できます。 新聞紙の下にペットシーツを敷いたり、広葉樹マットの上に紙製の床材を敷いたりするのも良いでしょう。 多層構造にすることで、吸収性と快適性を両立できます。
隠れ家の設置
巣箱は設置済みとのことですが、追加で隠れ家を設置するのも良いでしょう。 ダンボール箱や、市販の隠れ家など、モルモットが落ち着ける場所を用意することで、ストレス軽減に繋がります。
温度と湿度の管理
40Wのヒーターと保温シート、タオルケットで保温しているとのことですが、温度と湿度を常にチェックすることが重要です。 温度計と湿度計を設置し、適切な範囲(20~25℃、湿度40~60%程度)を保つようにしましょう。 室温の変化が激しい場合は、ケージの場所を調整するなど、工夫が必要です。
適切な餌と水
モルモットセレクションとチモシーを与えているとのこと、これは適切な餌です。 新鮮な水を常に用意し、こまめに交換しましょう。 水入れは、モルモットが飲みやすいように、適切な高さに設置しましょう。
専門家への相談
もし、モルモットの行動に不安を感じたり、健康状態に変化が見られたりする場合は、獣医に相談することをお勧めします。 早期発見・早期治療が、モルモットの健康を維持する上で非常に大切です。